ここ数日、ひかりTVをHDに録画した映画をノートPCにダウンロードしている。
その映像をPC TVPlusのレンダラー機器で再生、というタブを偶然発見し、居間で使っているBRABIA(SONYのTV)に
HD画質で観ることができること知った。ホームシェアーリングのような機能なのだろう。チューナーがなくとも
もうBLU-RAYに焼く必要がない。十数本ダウンロードするつもりが50本以上既にダウンロード。
レンダラー機能を使って一番のお気の映画を居間のTVで観た。wowowで放映していればブルーレー・レコーダーで録画できたものを。
wowowoは若者中心の番組構成、古い名画の放映が少な過ぎる不満が老人にある。
そんな名画は深夜にでも放映してくれれば録画できるのだが、ただし吹き替え、ご免・・・
清順,大正浪漫三部作「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」そして「Barry Lyndon」
やはり「Barry Lyndon」はキューブリックの数多くの作品の中でも最高傑作、と言い放ってもいい、と思う。
なんという映画だ、映像美、映画の極致、改めてこれらの作品を心の底から鑑賞できる悦び、感動を驚を覚えた。
清順、キューブリックともにこの世の人でない。原田芳雄、藤田敏八、樹木希林・・・黄泉の国。
もうこのような映画は創り出されることはないだろう。
大正浪漫三部作、よく食べ、飲むシーンがある。私は何故かそんなシーンがとても好きだ。
すっぽり肩まで湯に浸かる長い徳利。その全てが美しい、すぐにでも手に入れたい。
昨日は私の誕生日、もう何回はよそう。無理を言ってこの季節にすき焼き、ちぎりコンニャク、酒(人気酒造)所望。
そして今日は、徳利、銚子、そんな連想から妻と銚子ヶ滝へ行く。今日も夕食は酒、そして田舎風煮染め所望、酒の肴に。
(我ながら何度歳を重ねても短絡的、単純、馬鹿な人間か、と思う)