イエローフォール に行く。
備忘録、自身のブログを検索すると2020年2月以来と分かった。
時の流れの速さ驚くべき、それだけ歳を重ね、自身の肉体が衰えていたということ。
日曜日、入山者が多いだろうと高をくくってスノーシューを車には積んだが持って登らなかったこと、
せっかくモバイルバッテリーを持参し、登山用ナビをフル活用しようとしたが、
手袋をその都度脱ぎ、スマホをポケットから取り出すことを怠たったこと。
怠慢がもたらした事態、強風、ブリザード、消えるトレイル、
ようやくたどた道、デポされたスキー発見、櫛ケ峰岸壁を登る登山者のトレイルと判明、
降りてきた単独登山者、イエローホールはもっと右ですよ、これは私のトレイル、
疲れ切った私を見て大丈夫ですか?
昼はとっくに過ぎている、まずは落ち着こう、雪に体を投げだし、
おにぎりを食べ、テルモスのお茶を飲む。イエローホールは諦め、
ナビを立ち上げ、画面の指示に従う、夏道を辿る。
膝を超えるラッセル、時として股まで、疲れ果てる、
回復を待つ、ザックを下ろし水分補給にも苦労、
ザックポケットのあった古い塩飴発見、2,3粒嚙み砕き食べる、時刻は15時、
リフトが間もなく止まる、ビバーク?こんなところで遭難?頭をよぎる。
何とか歩けるようになる、15時30分リフト乗り場着、
5時間半近く、雪の中をさまよい歩いたことになる。
歳を考え、これからは決して大口を叩くまい、いい勉強になった。
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