裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

家系図 8代目 残した記録

2023年10月28日 | 日常生活

数日前に来てくれた85歳の従兄、酒飲みながらの話題の多くは昔話、

自然我ら國元家の話になる。

國元家8代の泰一叔父が書籍として書き残した記録、

出版ごとに送ってもらった書籍をほとんど読んだ覚えがない、

しっかり読んだ記憶がない、故に話が噛み合わない。

上越市助役を2期努めた叔父が闘病中に執筆半ばで旅立ってしまってから、

従兄弟たちの努力によって出版にこぎつけた本もある。

そんな私の冷たい態度に従兄は怒りさえ感じたことだろう。

今にして思えば彼が来た目的、國元家のルーツを共有し、話し合いたかったのだろうかと思う。

それに全く答えることなく終わってしまった自身の思慮のなさ、無関心さ、冷酷さ・・・

断捨離を逃れ、倉庫にその本が3冊とも残っていた。

今日さっと目を通しただけ、だが、だが悲しみを通り越し、

人間であることの、生きることの強烈な虚しさを感じ、

読み進む事ができない。

本が出てきたものの複雑な思い出や感情が絡み、もつれ、

これ以上読む勇気、気力がない。

目にしなければよかった、捨てられていたら、とさえ思う。

人間の存在意義はあるのか?宇宙の存在意義は?・・・・            


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