カンボク 肝木と書く どうしてこのような字を当てられたのか今では解らないという ヤブデマリやムシカリに花が似ているが葉が3つに裂けているので見分けは容易である スイカズラ科 秋には見事に赤い実をつけるので非常に目立つ 裏磐梯に多い木でカーティスクリークの庭にもたくさん自生している(庭にて)
チヤイブの花が咲き始めた 種をまいたのはもう10年ほど前になろうか 摘み取られ料理に利用されても消えることなく 大きく広がる事もなく毎年ここにある タラゴン バジル パセリ フェンネル ディル アオジソ セルフィーュ ミント すべてピンチヒッターの大切なハーブたち カーティスクリークの小さな小さなハーブ畑(庭にて)
イレーネワッツが咲いている 今年はピンクというより杏色 これもまたいい この美しいバラにふさわしい香りがあったらといつも思うのだが ところで近年 American Rose Societyなるところの訳のわからぬ研究発表により現存のイレーネワッツがグルース アン アーヒェンのスポート ピンクグルース アン アーヒェンと なんとも味気ない 夢のない名前にされてしまった イレーネワッツが現存しないであろう段階では現状のイレーネワッツでいいと思うのだが 国内のナーセリーもイレーネワッツという名前を捨てているのはどうかと思う イレーネワッツのお好きなあなたのお考えは? (庭にて)
カーティスクリークの小川にトンボが飛び始めた カワトンボをはじめ すでにオニヤンマも飛んでいる 流れに沿って数匹のカワトンボが戯れている なんとも穏やかな平和な風景である カーティスクリークの小川はたくさんの生命を育んでいる さて今年のホタルはいつ飛び始めるだろうか (庭にて)
ニガナは花びらが5~6枚 7枚~11枚はハナニガナ するとこのニガナは正確にはハナニガナということになる 名の通り食べるととても苦い 沖縄ではニガナは栽培され 食用にされているがこれはホソバワダシというニガナとは別物の植物 これもゴーヤに負けないくらい強い苦味を持つという (秋元村道にて)
気象庁は東北南部も梅雨入りと発表 といっても今日は朝から雨もあがり雲間から太陽が顔を出す 森のハルゼミがいっせいに鳴き出す 突然家の中で鳴いているような大音量 見れば窓に止まったセミが鳴いている カラスに共鳴してこの音量になっているのだろう 間もなく長雨が続けば死に絶えてしまうはかない命 せいぜい晴天を喜び 残り少ない命を激しく燃焼させればいい (窓辺にて)
川沿いの湿地にヤブデマリが咲いている 雨に濡れ 暗いヤブの中で咲くヤブデマリは清楚でとても美しい ガクアジサイに似ているが アジサイはユキノシタ科 ヤブデマリはスイカズラ科であり 見分けづらいがまったく別物である(庭にて)
グレーパールが咲いた なんと微妙な色合いだろうか このところテーローズ アーリーモダンローズにすっかり魅了されている オフェーリア レディーヒリンドン ラ・フランス 次々咲くこれらのバラの魅力にノックアウト 流行の尻馬に乗る軽薄さを感じつつ(庭にて)
木漏れ日を受け ギンランが美しい といっても花は数ミリの小さい花である 数日前 お越しいただいたお客様もギンランに気づき デジカメに収めこの花は? とお尋ねになったがわからず お教えすることができなかった 再度図鑑チェック そしてギンランとわかる 小さい花とは言えさすがラン科の植物 とても目を引く花なのである そばには小花 ベニバナイチヤクソウも咲く(庭にて)
ヒナゲシが一面に咲いている 初夏の青空の下 風に揺れるヒナゲシはとても美しい ヒナゲシ・・・・クロード・モネが描いたアルジャントゥイユのヒナゲシを思い浮かべてしまう 青空に白い夏雲が浮かぶ 赤いヒナゲシが一面に咲く野原を白い帽子をかぶった親子が歩んでいる・・・ そんなヒナゲシ咲くパリ郊外の田園を歩いてみたい(白河 フラワーパークにて)
すばらしい晴天 青空を喜ぶハルゼミの鳴き声がうるさいほどのカラマツ林 木漏れ日の落ちる林床には早くも可憐なベニバナイチヤクソウが咲き始めた イチヤクソウは漢字で書くと一薬草 字の通り薬草である 薬草としてのイチヤクソウはヨウテイソウ(鹿蹄草)と呼ばれ 膀胱炎 脚気 切り傷 虫刺されなどに効くという (庭にて)
今 裏磐梯のヤマフジが満開 フジ棚の優雅なフジと違って自由奔放 荒々しい感じである 園芸品種のフジのツルは右巻き ヤマフジは左巻きだという フジの成長は遅いようで10年ほど前に小さな苗を庭に移植したが いまだ花の咲く気配がない 棚つけて一度も咲かず藤の花 一茶 (秋元村道にて)
アスパラガスが美味しい季節 福島が北海道 長野に次ぐアスパラの三大生産地である事はあまり知られていない 磐梯高原にもあちこちにアスパラガス畑がある 畑のアスパラガスは食べられる野菜とは思えぬほど奇妙に見える(猪苗代にて)