群れから離れた一匹のオスザル、裏磐梯ではあちこちで作物を荒らし、
いろいろ悪さをする悪猿として有名らしい。
我が庭にもしばしばやって来た。春はチューリップ、ユリなどの球根、
夏は菜園のジャガイモ、トマト、インゲン、ブルーベリーなどを食べ荒らした。
電気柵を作るつもりもないし、来年は菜園を諦めようと思っている。
食べ物の少ないこの時期、餌台のひまわりの種が標的、既に何度襲われたことか。
餌台のポールにポールズヒマラヤンムスクの枝をぐるり巻きつけたり、
地面に竹槍をたくさん差し込んだっり、割れたガラスを撒いたり・・・
家の中から眺めていると、人間の様子をうかがいながら、一気に餌台に飛びついて餌台を落としている。
人間を恐れる様子がない、実に頭がいい上に、ふてぶてしい。
負けてなるものか、と今日・・・
壊れた餌台を強化、ポールを2m50cmに伸ばし、更に有刺鉄線をグルグル巻にした。
そんな作業を家から眺めていた妻が、ヒマワリの種はどうやって入れるの?
しまった、手が届かない。猿以下か、知恵が回らない。
その都度踏み台を使って入れればいいさ、まー様子を見よう・・・