半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

L96A1の本とアキュラシー・インターナショナルの純正スコープ・マウントのお話。

2021-05-26 18:57:21 | ライフル射撃、ライフル銃


先日のことですが、ちょっと用事があって久々に長瀞射撃場まで行ってきました。






学生時代からのライフル射撃仲間と会うことが出来たので、お願いして取り寄せてもらったこの本を受け取ってきました。先日、2000部の限定で発売された STEVE HOUGHTON 著、 『 THE GREEN MEANIE L96A1 』 です。アキュラシー・インターナショナルの設計者である DAVW WALLS が前書きを書いていることからも分かる通り、記述は非常に正確で、開発時の貴重な資料なども満載の素晴らしい内容です。



何故か日本ではPM系のL96A1とその後のAW系のモデルが混同されてしまっている様ですが、この本をお読み頂ければ、本当のL96A1がどのような銃だったのか?良くお分かり頂けると思いますよ。


今回はもう一つ、コレも譲ってもらいました。前から欲しかったアキュラシー・インターナショナル純正のリング径34mmのスコープ・マウント。 Sportsmatch社がOEMで生産している製品です。元々ターゲット・ライフル用として誕生したアキュラシー・インターナショナルのアクションは、マウントの取り付け部分がマイクロサイトが取り付けられる11mm のダブテイルなので、大口径ライフルの射撃に耐えられるマウントとなると、かなり限られてしまうのです。




今まで所有していた2個の純正のスコープマウントはリング径が1インチ用と30mm用だったので、こんな感じの旧いタイプのターゲット・スコープと組み合わせて使っていたのですが、これでスコープの選択肢もかなり広がってくれそうです。




最後にオマケ。これは昨年イギリスから個人輸入したアキュラシー・インターナショナルの初期型純正スコープ・マウントです。シュミット&ベンダーの L13A1 スコープと組み合わせてPMやL96A1にも使われていたタイプなので、リング径は26mmとなっています。この頃はまだ Sportsmatch社ではなく、アキュラシー・インターナショナルのアクションと同じく Pylon Industries社がOEMで製作していたとのこと。



スコープ・マウント等の輸入に関しては 令和元年5月7日より規制が緩和 され、経済産業省の承認が不要になったのですが・・・・・・なんと輸出側のイギリスの税関から 「コレは軍用兵器に該当するので正式な輸出許可を取得するように」 といわれてしまいました!。その後、競技用である証拠の資料や、私の銃砲所持許可証、使用する銃の写真、AI社のカタログ等々、沢山の書類を提出した結果、何とか輸出許可を取得できたものの、手元に届くまで3ヶ月も掛かってしまいました(笑)。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あれれ?この虫はどこから?... | トップ | 野田市、清水公園 花ファン... »
最新の画像もっと見る

ライフル射撃、ライフル銃」カテゴリの最新記事