昨日、某誌の取材で訪問した工場でこのエンジンを発見しました。エッティンガー・メルセデスの3.6/24エンジンです。300E-24等に搭載されていたM104エンジン(ボア88.5mm×ストローク80.25mmの2960cc)をベースに、マーレー鍛造ピストン(ボア90.00mm) やクロモリの鍛造クランク(ストローク94.5mm)を組み合わせた3607ccエンジンで、ヘッド等にも色々と手が入っています。実はいくつかの仕様がありますが、このエンジンは最高出力265PS/6200rpm、再大トルク36.5kgm/4500rpm(ノーマルは220PS/6400rpm、27.0kgm/4600rpm)というタイプのようですね。
このエンジンを載せたクルマ、仕事で何度か乗りましたが、実用域でのトルクの太さやレスポンスが秀逸で、本当に素晴らしいエンジンだと思いました。こういうのを大人のチューニング・エンジンというんだろうなぁ……エッティンガーのW124は、いまだにいつか所有してみたいクルマの一台です。
このエンジンを載せたクルマ、仕事で何度か乗りましたが、実用域でのトルクの太さやレスポンスが秀逸で、本当に素晴らしいエンジンだと思いました。こういうのを大人のチューニング・エンジンというんだろうなぁ……エッティンガーのW124は、いまだにいつか所有してみたいクルマの一台です。