半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

アキュラシー・インターナショナルのライフル、ボルトのお話。

2020-12-05 16:28:19 | ライフル射撃、ライフル銃
もう1年以上前のことなのですが、私のブログの内容に誤りを指摘されました。曰く「アキュラシー・インターナショナルのライフルは6ロッキング・ラグである」 とのこと。確かにウィキペディアとかにもそう書いてありますね。しかし・・・・・・

・・・・・・残念ながらその情報は誤りです (笑) 。ご覧のように、初期のターゲット・ライフルやPM (L96A1) なんかの時代はご覧のような3ロッキングラグだったんですよ。




もちろん現代のATやAXなんかは、こんな感じの6ロッキング・ラグになっているんですけどね。




量産モデルのシュラウドのデザインに関しては大きく分けて3種類あります。左が初期のターゲットライフルやPM等に使われていた角形、セイフティなし。中央がAW以降のスナイパー・ライフル等に採用されてる角形、セイフティ付き。右側はマーク2と呼ばれるタイプで、クーパーマッチシリーズなどに使われているストリーム・ラインのセイフティ付きです。



銃身に関してはボーダーだと思っている方が多いようですが、初期はオーストラリアのマドコウ製で、マルコム・クーパーがスウェーデンの300mで優勝したときや、スナイパー・ライフルのトライアルで使用されたのもそれでした。ISSFスタイルのポジション・シューティング用は3本ライフリング、1000ヤード競技用のパルマやリピーターのC.I.M.S、PM等は4本ライフリングだったそうです。

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