紅茶塾DAGUの「あんのん、うたかた、たまゆら日記」

名古屋発信・・・紅茶や日常のこと綴ります。

便利を止めると見えるもの

2017年09月20日 | Weblog
日々思うこと…日常にたくさんのジレンマがある。
それは仕事のことだったり、生き方だったり。



小池龍之介師から瞑想の指導を受けたいと思ったのは、こうしたジレンマから解放されたいと思ったから。
先日、ブログに書いた「自分の思考に翻弄されたくない」というのも理由ではあるけれど、まぁ、どちらも同じような部類ですね。
「思考の奴隷」であることには変わりない。

とりあえず現状を変えたいので、難しいこと考えずに教えの通りにやってみるだけ。
マインドフルネス。



無我…

こりゃ、なかなか手強いですぞ。
でも焦らずです。

そして、もう少し日々の生活を見直すことにしてみた。
「便利を少し止めてみる」

「便利ではない=不便」ということではないんです。
モノが溢れて便利になったと言われていますが、はたしてそれが良いことばかりか?
一見、便利だと言われているようなモノが氾濫しているおかげで、逆に些細なことで「めんどくさい」って思うことが増えたんじゃないかしら。
スグに「めんどくさい」と思っちゃう癖がついちゃったような…

私は仕事柄、「美味しい紅茶が飲みたければ、ほんの一手間」なんて言ってみたりする時があるけれど、紅茶を淹れるのなんて、ぜんぜん難しくないし、本当はたいして手間じゃない。

スグに飲めるペットボトルや後片付けが簡単だということで、インスタント紅茶が流行っているようだけど、面倒を避けてばかりいたら、心の潤いが無くなってしまうような気がする。
お茶を淹れるちょっとの時間を惜しんで、ネットに釘付けになっているのもなんだかね。

だから、お茶だけじゃなく、少しずつ便利じゃないものを取り入れてワクワクを増やしてみようと思った。



で、まずはお櫃を使うことにしました。
ちなみに我が家は数年前から、お米は土鍋で炊いています。

便利を止めてみることで、見えてくるものがあるかもしれない、そうすればジレンマの答えも出てくるかもしれないなぁ…なんて思った次第です。

いろんなこと、少しずつ丁寧にしていきたいです。
そんなことを龍之介師にお話ししたら、「是非、お家の中をスッキリさせてください」とアドバイスを受けました。
食器を極力減らす。
衣類も季節ごとに3着くらいにする…など。

ただし、断捨離すると気持ちいいですが、そこに執着するのはアウトだそうです。
断捨離に快感を覚えると、モノが多い空間に行くとイライラするようになることがあるみたいで、最終的には、モノがあっても無くても心は穏やかでいられるように …と。

気持ちはいつもフラットで、シンプルで丁寧な生活を目指します。
これまた手強そう(笑)

そんなことに共感していただけましたら、まずは美味しい紅茶を丁寧に淹れてみませんか。

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