学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

伊作太鼓踊り

2008-10-03 | 高岸輝『室町絵巻の魔力』
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2008年10月 3日(金)00時12分43秒

>筆綾丸さん
「花熟里」で検索したら、花熟里を含む六集落が南方神社に奉納しているという「伊作太鼓踊り」の動画がありました。
いかにも古風で、田楽踊りっぽい感じですね。

http://minzoku.web.infoseek.co.jp/video/0801izaku.htm
http://www2.cc22.ne.jp/otoya/4-gakuuchi/4-24fukiage/4-24isakutaiko.html

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変態と金輪聖王の間

2008-10-03 | 高岸輝『室町絵巻の魔力』
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2008年10月 3日(金)00時02分6秒

>筆綾丸さん
>ただの覗き見
「足利義満の青海波」には、
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中世の源氏物語絵に繰り返し描かれたように、「わらはやみ」から回復した光源氏が北山僧都の前で、迎えに来た公達と合奏するシーンは、光源氏の病からの回復、仏教の助けを得て再生する場面であって、あの場面では、僧都が聖徳太子の数珠が渡されて、光源氏が仏教的な意味でも聖なる帝王(金輪聖王)にふさわしい存在であることが示されていた。
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とありますね。
そして、注(17)を見ると、
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川添房江「北山の光源氏」『源氏物語表現史』翰林書房所収は、北山で光源氏が僧都からもらったとされる聖徳太子の数珠なるものが、後世法隆寺の宝物として蔵されていた記録を報告している。源氏物語のこの場面は、中世において、王法と仏法の相依体制を象徴するものとして特権化されたのであろう。
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となっています。
あの場面と覗き見の場面はすぐ近くに並んでいるのですが、金輪聖王と単なる変態との間にはどのような相依体制があるのか、悩ましいところです。

http://etext.lib.virginia.edu/japanese/genji/Mur05GO.html#in11

>花熟里
「けじゅくり」とはなかなか読めませんが、ここには西行伝説があるそうですね。
http://washimo-web.jp/Report/Mag-Doukan.htm

※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。
「花熟里」
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/4776
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