これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

“真実" を観てきた・・・是枝監督のフランス映画

2019-10-25 | 映画 ドラマ



夕方4時過ぎの桜島

噴煙が大隅半島に流れている

今日の鹿児島市の気温は27度の予報だったが、28度まで上がっていたと思う

日中はまだ暑いが、風の流れは冬型に変わってきたんだなぁ❗️と、噴煙の流れる方向を見て思った


今日を逃したら、観るチャンスがなくなりそうで、鹿児島の繁華街まで出かけてきた

カトリーヌ・ドヌーヴ主演の、是枝監督のフランス映画

若い頃からフランス映画画好きだった

カトリーヌ・ドヌーヴは、綺麗な女優さんだけど、好きというより、ミステリアスで気になる女優

前回は、2年前にルージュの手紙という作品を観ている

久しぶりにスクリーンで見たドヌーヴは、美しい女優から演技派の貫禄のある大女優というイメージに変わっていた

それまでは若い頃のイメージのままだった

で、今回の真実という映画だが

内容はなかなか複雑で、女優が映画の中で女優を演じている

口では大した作品ではないし、ちょい役だと言っているが、演じている時のこだわりがすごい

これは、ドヌーヴが演じているのか、ドヌーヴ自身を撮っているのかわからなくなる

ドキュメンタリーを見るより、面白かった

ドヌーヴのための映画だなぁと思う

それにしても、❓と、思う今回の上映

字幕と吹き替えの二本立てというサービスなのだが、映画はフランス語と英語が同一画面で飛び交っている

フランス語のわからないアメリカ人が 家族の一人としてパリのドヌーヴ演じるファビエンヌの家に滞在しているからだ

フランス語とを全く理解できなくて通訳してもらったり、通訳してくれる人がいなくて、会話の雰囲気だけで内容を理解しようとしたりする場面もある

こういうシーンを吹き替えの日本語だけで見るなら、面白さはうまく伝わらないだろうに

字幕嫌いでも、ここは頑張って字幕上映を選ぶべき映画だと思った






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アマンダと僕 ・・・昨日見逃した映画を観る

2019-06-27 | 映画 ドラマ
昨夜はプーさんと本の選別とCDの選別をした
 
ブックオフが近くにあるので、処分するもので状態の良いものを 持ち込んだ
 
得られる金額は期待は全くせずに、ゴミにすることの良心の呵責を減らす為
それでも 紙幣一枚と硬貨少々を手にできた😄
 
そして今日 プーさんの留守中、下手に手出しも出来ないので、外出だ
 
今夜も送別会らしいから、夜もいない
 
ママ友と有楽町でランチと長ーいお喋りして楽しい時間を過ごす
 
その後 別れて、銀座シネスイッチに行く
 
昨日観る予定だった「 アマンダと僕」を観た
 
映画の中では、テロだと騒ぎ立てたりはしない
 
平穏な日々を突然奪われた被害者の辛さが静かに伝わってくる
 
そして 映画の舞台は 来月旅立とうとしているプーさんの行き先である
 
娘はやはり、このように危険が隣り合わせの街に住むのだと思うと、胸がかきむしられる
 
映画では 少しずつ 哀しみの底から生きる力を取り戻していく姿を、綺麗なパリや郊外の景色を背景に描いている
 
ある意味 力強い作品だ
 
映画の冒頭で Elvis has left the building! という本か出てきて、その説明を6歳ぐらいのアマンダにするシーンがある
 
これは意訳すると、もうお終いよ!という意味らしい
 
アマンダとダヴッドは、亡くなったアマンダの母と行く予定だったウィンブルドンへ テニス観戦に行く
 
前半負けそうになった選手を見て、アマンダが、母に教えてもらった Elvis has left the building! というフレーズを言って泣き出してしまう
 
幼いアマンダは、選手は負けてお終いだと思い込み、母がいなくなって自分の人生もお終いになったと、ダブらせてしゃくりあげるのだ
 
それを、ノンノン!お終いじゃないよ、ほら、ずっと応援しようよと、ダヴッドは諦めずに試合を見続けるようアマンダに言うのである
 
もちろん逆転して勝った
 
アマンダの哀しみと絶望の泣き顔から、喜びの表情に変わるその演技力が 鳥肌モノだった
 
一瞬、観ている映画はドキュメンタリーじゃないかと思ってしまうほど
 
テロにより失った哀しみや絶望や 環境の変化を嘆く映画だと、テロリストはしてやった!となるだろう
 
この映画のように、再生していく姿を描くと、テロ行為には負けない!という強いメッセージになっていると思った
 
今日もいい映画を観れた
 
 
 
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クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代 ・・・銀座シネスイッチにて

2019-06-26 | 映画 ドラマ
⬆️は映画とは関係ないが、「 女の三世代 」とつけられたクリムトの作品
上野です観ることができる
 
今日は映画を二本観るつもりだった
 
ルンルンと日比谷まで行き、キッチンのIHを消したか不安になった
 
消したつもりだし、消し忘れても自動でオフになるはずだが、勝手知らないよそのキッチン
 
気にしながらでは映画も楽しめないだろうと、確認に帰った
 
確かに電源は切ってあった🤣
 
ロスすること往復1時間近く😪
 
最初に観たかった クリムト エゴン・シーレとウィーンの黄金時代 というドキュメンタリーを選ぶ
 
クリムトは私の好きな三大画家の中で一番好きな画家だ
 
残るは、ゴッホとシャガール
 
三人ともとてもわかりやすい
 
体が震えるような魂の叫びが伝わる絵だ
 
それにムンクも 少し不気味だけど、似たような印象を受ける
 
ドキュメンタリーは、クリムトよりエゴン シーレの方をより詳しく説明しているように思えた
 
エゴン・シーレの絵は見たことはあるが、作家の名前も知ってはいたが、今回の映画でどういう作家だったかよくわかった
 
つい最近?まで、ポルノ画家と言われていたらしい
 
そういう目で絵を見た記憶はないのだが
 
クリムトは、人間の内面性をモチーフに描く象徴主義への芸術‥美術改革を推し進めた画家と、ある新聞に載っていた
そういうクリムトを とてもハンサムなイタリアの俳優が案内人になってドキュメンタリーを進めている
 
そして日本語ナレーションを俳優・柄本佑が担当していたが、それも良かった
 
好きな作家の絵になぜ惹かれるのか、その理由がわかった映画だった
 
十数年前ウィーンに行った
 
その時ベルヴェデーレ宮内美術館のクリムトの一連の作品を観れた感激は忘れられない
 
Flashをたかなければ、撮影も自由だった
 
クリムトの絵は今 上野の東京都美術館で観ることが出来る
 
東京都美術館では、流石に撮影は禁止だろう
 
日本での展示だから、プラスアルファもあるらしいが、時間的に無理かな
 
今日は私としては珍しく関連のグッズを4点も買ってしまった😄
 
 
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機内で六本・・・イギリスへの機内で観た映画

2018-12-16 | 映画 ドラマ
羽田からロンドンに発つのに、羽田に一泊した

これは大正解

ホテルで一晩たっぷりと寝て体力を回復できた

しかも出発フロアとホテルは同じ階 楽々😄

ここ最近は機内で映画を観る気力もなかったが、今回は5本 とおまけの1本😊

最初は プーと大人になった僕 ファンタジー



2本目はマンマミーア ヒアウィーゴー これは前作には及ばず、半分ウトウト😪

3本目はメリークリスマス ロンドンに奇跡を起こした男

4本目は オーシャンズ8 久々にサンドラブロック主演😄

5本目は、天才作家の妻

6本目は 日日是好日
こちらはヒースローに着陸した頃エンディグロールが流れるほどのギリギリの鑑賞

私の好みで言えば
5→ 3 → 6 → 4 → 1 → 2

天才作家の妻を演じたグレン クローズの演技が素晴らしい

どんどん映画の世界に入り込んでしまった


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ボヘミアンラプソディー・・・鹿児島と秋田で、同日鑑賞した姉妹

2018-11-26 | 映画 ドラマ

⬆️ ウェブサイトから拝借

昨日は近くのJRのローカル線の駅まで トトさんに送ってもらい、鹿児島市へ電車で出た

中学時代の友人が集まるからと、お誘いがあった

ここ数年は一日に二つの予定を入れないようにしているが、昨日は欲張った

夕方からの集まりの前に、映画館へ

観たかったのは、クィーンの伝記映画のようなボヘミアンラプソディー

フレディは、バイセクシャルでエイズで亡くなったのは、クィーンを知る人には有名な話
ちょっと昔までは(三十数年前にかな?)エイズは薬もなく、感染の原因もよくわからず 世界中がパニックになった

今では、LGBT( レズビアン ゲイ バイセクシャル トランスジェンダー)も広く認識されて、カミングアウトする人も多くなっているし、市民権も得ている

しかし、ヨーロッパではほんの少し前までタブーだし犯罪だった

例えば、イミテーション ゲーム/エニグマと天才数学者のベネディクト カンバーバッチが演じた数学者も、訴追されている

アメリカではチョコーレートドーナツという映画

アラン カミング演じるショーダンサーと弁護士のゲイカップルが、母親から見捨てられたダウン症の子供を保護して世話し始めるが、ゲイということで、子供と引き裂かれてしまう
そして子供は亡くなる

どちらも実話に基づく映画

そういった時代に生きたフレディの苦悩もとても丁寧に描かれていた

有名な曲がどのようにして生まれたのかも再現されていた

フレディの特徴のある風貌は、特殊メークでもカバー仕切れず、特に目の違いはかなり違和感を持ってしまったが、時々?今のは往時のフレディのフィルムが使われてる?と思ってしまうほど、ぐんぐんと映画の中に引き込まれていった

最後の20分は、涙が出て溢れてきてスクリーンがぼやけてしまうほど

久々に満足度の高い映画を観れた

もう一つ嬉しかったこと

孫のお食い初めで 次男家族のところに行っていた妹も昨日、甥っ子と同じ映画を観たと知った

妹と映画の嗜好はかなり違うので、意外だった
同じ日に同じ映画を観たと知って、なぜかとても嬉しい

次に会った時は、この映画の話でも盛り上がるはず😄

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初日は、銀座であの映画 ・・・ 日日是好日

2018-10-19 | 映画 ドラマ

↑は、映画.comの作品情報から

家を出たのは6時前で日の出前の薄辛い時間だった

空港行きのバス停までベスも一緒に送ってもらう

空港に向かう途中、大隅半島の向こうから日が昇ってきた



誘い合わせた友人二人とランチして から映画のつもりだったが 、預けた荷物の受け取りやらに時間がかかり間に合わず
残念😪

先に到着した友人がチケットを買ってくれた
予定の上映時間より一つずらして、やっと好みの席を確保出来たそうだ



今時、ネットで事前予約できない映画館

カフェでおしゃべりしながら、その時間まで過ごす

映画館は、これまで経験したことがないような混雑ぶりだった
立ち見客も大勢いた

映画は、原作にほぼ忠実に作ってあり、作者の森下典子さんが同世代なので、自分の生きてきた時代と重なり、色々なことを思い出した

樹木希林さんの演技は、ここで言うこともない
心に残る言葉をゆっくりと語る
それは原作者が武田先生から受けた言葉の数々

主演の黒木華さんの演技には、改めて感心してしまった
日本的な顔立ちの美人さんだと思う
しかし主人公が、思うようにいかない仕事や恋、父親との関係などで悩んでいるときは、彼女の美しさが消えている

年を重ねるに従って、お茶の経験を積んでいくにしたがって 綺麗になっていく
すごいな

静かな演技が得意な女優さんだ

表千家のお点前を見ていて、裏千家と違うなぁと
茶会の時より思った
多分お茶の稽古をしている人や茶会に出かけたことのある人は、あるある、本当にその通りだ! と、そう思いながら観ていたと思う

いい映画だった
樹木希林さんのご冥福を祈ります

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変わらないことの辛さ ‥‥ 映画「アデライン 100年目の恋人」を観て

2015-11-09 | 映画 ドラマ
ひと月も前から 観たいと思っていた映画なのに、なかなか時間が取れなくて

上映情報をチェックしたら、今週木曜日までとなっていたので、今朝映画館まで行ってきました

始まりは 9時15分

朝早い平日の館内は 客は10人にも満たず 静かな中で どっぷりと映画の世界に浸ることができました


主人公はいつくかの偶然が重なって 年を取らない体になってしまうのですが、彼女には一人娘がいました

幼かった娘がどんどん成長していくのに 母親の彼女の外見が変わらないので 国家権力とかが彼女を狙うようになります

Xファイルとかのテレビドラマの内容と重なってくるお決まりのパターンです

そこで 娘とも別れて 一人だけの逃亡の日々が始まるのです

永遠の命を手に入れた人の悲しさというか 絶望は 愛する人と一緒に暮らせないこと

愛する人やペットが老いて死んでいくのに 自分は年をとらない 

自分だけが年をとらないという孤独さを ヒロインがとても感情豊かに 表情豊かに演じていました

主人公のアデラインが100年の間に着る服も 見どころで とても素晴らしかった

彼女の姿勢の美しさも 冒頭から目を奪われてしまいました

ラブストーリーだけど お一人様で見る映画としてもお勧めです


トップの画像は オフィシャルサイトから拝借しています



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イミテーション・ゲーム … ベネディクト・カンバーバッチが主演だから

2015-04-13 | 映画 ドラマ
一年ちょっと前に イギリスのテレビドラマ再放送の シャーロックを観て、主人公演じる俳優に どこかで見覚えがありました

おぼろげな記憶をたどっていくと その半年前にみた映画 八月の家族たちで 気になっていた俳優でした

それが ベネディクト・カンバーバッチ

八月の家族たちは好きな女優二人が共演(競演)しているので 観に行ったのですが、その中の登場人物の存在感のある演技は 二人の女優以上に気になっていました

それがシャーロックの主演を張っていたのです

シャーロックはトトと二人でずっと観ていたドラマです

シャーロックの三部の製作が待ち遠しいのですが、カンバーバッチがアカデミー賞候補だと トトが騒いでいたので ( 主演男優賞はのがしてしまったけど )

その賞をのがしたイミテーション・ゲームを観てきました

主人公は実在の人物で その存在が先の大戦で暗号解読にかかわっていたことは 50年以上も国家秘密にされていたのだそうです

シャーロックにしても 八月の家族たちにしても 今回の映画にしても カンバーバッチは壊れそうな人格?を演じるのが ほんとに上手いというか 熱演しています

昨年観た映画で 一番よかったのは チョコレートドーナツでした

今回の映画も ホモセクシャルゆえの悲劇があります

ひとは生きている時代によって 幸せになったり 不幸になったり 命を失ったり。

生まれた場所 住んでいる場所も それぞれの人生が大きく変わってくる

改めてそんなことを 想う映画でもありました







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ディオールと私 … たまには洋服で 映画に

2015-03-18 | 映画 ドラマ
Bunkamuraからのメルマガの案内で観たくなった映画をみてきました
ディオールと私 | ル・シネマ | Bunkamura


クチュリエのメゾンの中をたっぷりとカメラがまわってみせてくれます

一流の仕事
デザインが生まれるまでの インスピレーションを探す旅
作品を生み出す苦労と喜び
チームワークの大事さ

そして何よりも 贅沢な世界

そんなものがたっぷりと凝縮された映画でした

好みの似た友人とこういう映画を観て、その後のランチや、おしゃべりも いつもに増して楽しい時間になりました

昨日に続き 風もなく暖かな一日で 今年初めてコートなし シアストッキングにパンプスで出かけました

着物ばかり着て出かけることが多いのですが 洋服も捨てがたい魅力があります
なかなか1つのスタイルに絞るのは難しいものです
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10月に観た映画 2本 … リスボンに誘われて & グレースオブモナコ

2014-10-29 | 映画 ドラマ
先週は続けて2本の映画を観ました

最初に観たのは リスボンに誘われて

好みの俳優陣で いかにもヨーロッパの映画という作り

何かに憑かれたように 調べたり 出かけたり 私もどちらかというと同じタイプなので 映画にぐんぐん惹きこまれてました



英語圏でない俳優の英語は なんとなくわかります


もう一本は グレースオブモナコ です

ひと月以上前から 楽しみにしていました

ニコール・キッドマンは 苦手な女優なのですが、( 過去の作品からの印象 ) 今回はさすがに上手い女優なのだと つくづく思いました

苦手感がなくなったぐらいです

彼女が着たドレスも素敵で そちらも十分楽しめました

王室というのは 今も昔もなかなか大変なんだと そんなことも思った映画でした




レンタルDVDで観たダイアナより はるかによく出来た映画でした


使われた音楽も どちらの映画も好みでした


上映前は 予告編の案内がこれでもかっていうほど続きますが、映画館に足を運びたくなるような映画が いくつもありました


画像は 映画の公式サイトから
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