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これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

小千谷縮の着物 … 今年は残念! 間に合わず 

2012-09-22 | 着物
この反物にアイロンをかけて仕立ての準備を始めたのは 五月の終わりのことでした

自分の中では ひと月ほど縫って 早ければ 6月終わりから着たいと思っていたのですが 何回か躓いてしまいました

最初のつまづきは 背ぶせ布

涼しく着たいと思い なしで背ぶせで背縫い代の始末をすることにしたのですが 近くの呉服店で買った背ぶせがなんとまっすぐに裁断してなく 一番ひどいところで5ミリ以上ずれていたのです

地の目を正せば 幅が狭くなるしで 買いなおすことにしました

そこで新しく買い求めたものは リボン背ぶせというもの

黒とねずみ色の2色を京都のいとやさんから取り寄せました

これが大正解 初めてリボン背ぶせをつかったのですが ほつれないというのが こんなに針仕事がやりやすいとはと 感激でした

背縫いの始末

京都のいとやさんから買った背ぶせです ↓




二つ目のつまづきは 襟裏布です

ばち襟の魅力は 着付けも楽だし 暑い季節には 暑さ対策にもなります

それでも 襟も広襟にするか ばち襟にするか悩んだ挙句に 広襟に決めたのは 胸元を少しでもふっくらとえりあわせしたかったから

そこで襟裏は絽目のものにすることにしたけど 近くには売っておらず

ネットで買いました

襟裏

そうこうするうちに 真夏になり 夏休みになり 我が家は大移動

針仕事からも遠ざかってしまいました

襟付けと袖付けをしたら 完成というところまでいっていたのに だらだらとほっておいて あっという間に九月

そろそろ秋ものや 袷の着物を縫いたくなり 急いで仕上げました

残暑も厳しい今年の九月 麻と違って 正絹の小千谷縮なので 着ても大丈夫かなと思ってもいましたが お彼岸になり ぐっと暑さが和らいで さすがに着る機会をなくしてしまい 残念です




我ながら 最近の自分の手仕事のだらだらには 呆れていますが それでも 少しずつでもやっていれば どうにか完成するものです

まずは 諦めないのが一番と プラス思考で 次の縫い物を始めようと思っています





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