これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

4月に着た着物 ‥‥ 2016年後半

2016-06-09 | 4月 着物
○ 淡交会研究会

朝から雨で、またも着物を選んでしまう

雨に強い紬で ( 前回のお茶のけいこと同じ着物で )

 


もちろん雨コートを着て行ったが、蒸し暑い日だった

帯を適当に締めていき、後悔する

はやり 織の帯を締めるべきだった

帰りは幸い雨も上がり コートなしで帰宅

コートをハンガーにかけ、数日後に片付けようとして またも裾がほつれていることに気がつく

このことがきっかけで、新しい雨コートを仕立てる決心がつく


○ お茶の稽古 二回目

 


五年ぶりに締めた袋帯は 柔らかくて締めずらいもの

それでも五年前より ずいぶん気持ちいい形に締められるようになっていると思う

やはり 着物は回数を重ねると 自分に合った着付けが出来るようになるとつくづく思うことだった

西陣 みやこ のもの

好きな色と柄なので どんどん締めていきたい


○ 日本橋で旧友5人が集まり ランチ

もう一度着たくて 白大島を着る

半襟を グレイに白で刺繍した洋服生地から作ったものに変える

帯は芯なしの袋帯 締めやすいのに お太鼓とたれの柄をきちんと合わせられない不思議な帯である

トトの母様に一度着せてもらったが それでも似たり寄ったりで そんなことを気にする必要のない柄だということだった

 



○ お茶の稽古 三回目

 


四月に三回目着用となった染め紬

帯は 博多の二部式

やはり二部式は お太鼓の表情に欠ける

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仕立てあがった 紬の単 ‥‥ トトの母様からの着物から

2016-06-09 | 着物
5月に縫い始めた紬の単は、5月中には仕立て上げたいと思っていたものの、やはりずれ込んで( 私の場合は多々そうなりますが まぁ想定内 )6月に入ってからようやく完成させました

衿付けをどのようにしようかと色々と悩んだものの、衿付け線に糸印をつけたラインで縫ってみました

こちらは 肩と衿肩あきの差が1寸あったので、つけ込み寸法は6分にしました

最近は 8分の繰越しと8分のつけ込みで 背縫いで1寸6分下がった位置に衿がくるようにしていますが、今回もこの1寸6分という寸法だけこだわってみました

実際衿付けするときは 衿肩あきにカーブがつけて切り込んであったので、いつもより衿側のゆとり分を縫い収めていくのが楽でした

仕立てあがってアイロンをかけたあとの 布の落ち着きもとてもいいので、押しの必要もなさそうです

今月中に1回ぐらいは袖を通してみたいと思っています

寸法は 

着丈  4尺2寸(いつもより1寸5分短い)

後幅  7寸8分 (肩から1尺5寸下がった位置から裾まで)

前幅  6寸2分

抱き幅 6寸2分

悩ましいのが 抱き幅です

抱き幅は脇からとるので、狭くしたいけど、狭くすると衽付け線が脇によってしまうし、そうるすと衿付け(衽の衿の流れ)まで脇によってしまい、着たときに綺麗な衿合わせにならない

きちんとした衿合わせを優先することになります

着丈の4尺2寸は 私が着る着物でぎりぎりの丈です

腰ひもの位置もいつもより低め、おはしょりも少なめにして どうにか収まる腰回りです

それでも いつもの寸法より1寸長い着物よりはるかに着やすいので、ほんとに着物って不思議だと思います


新しくしたのは、縫い直しのための糸だけで、衿裏もカラー胴裏が使ってあったので そのまま利用しました



しかし衿裏の衿幅の寸法がいつもの仕立てと違って寸足らず

衿先の始末をして 裏衿を褄型に作ろうとしていて気がつきました

ここまできてやり直すのも嫌で 強引にそれなりに整えてしまいました

自分の着物だから出来ることで、お預かりしたものならやり直しでしょうね

最初の仕立てが、衽付けがつまみ折りで縫い目を隠す仕立てだったので、寸法は変わりましたが、同じようにしました

この薄物のお仕立てのしかたも 何点かしているうちに コツもわかってきたように思います

こういう仕立てを考え出した日本人先人の美意識に改めて敬服してしまいます


アイロン台のカバーがだいぶ汚れているのも 写り込んでいて そろそろ替え時ですね

アイロンをかけているときには気がつかないものの、写真に取り込むとこういう見苦しいものが目に入ってきて ハッとさせられます


着物の柄は こんな感じです



着物の地の色は、手元の色の手帳でさがしてみると、砥粉色(とのこいろ)がぴったりなようです

今風に言えば、ベージュとひとくくりになるのでしょうが、ここにも日本人先人の色への繊細さが伝わってきます

私は 例えば電話でお世話になる呉服屋さんへ八掛けの色を相談するときとか、ネットで染めも扱っている店へ色の相談をするときに、この手元にある色の手帳を使って相談しています

お店で取り扱いがない色の場合は そのことがわかった時点でお店に行くのをやめるのです 

小学館から出ている本で、どの本屋さんでも取り扱っているわけではなく、お取り寄せしてもらいましたが、今ではネットで簡単に買えますね



新版 色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド
クリエーター情報なし
小学館
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4月に着た着物 ‥‥ 2015年の覚え書き

2016-06-09 | 4月 着物
デジカメのSDカードを整理していて、やっと一年前の着画をアップにたどりつける

昨年は5月28日に3月の着画をアップして以来 ストップしているのは、以後旅行やなんやで忙しかったからだと思う

6月は 旅行を二つしている

○ お茶の稽古 一回目

藍染の小紋に ヤフオクでゲットした帯は 二部式の袋帯

袋帯だが、龍村の帯のように仕立ててある

 
 



○ お茶の稽古 二回目

お茶の稽古でウールの着物を着て行っているときは 雨だったということ

自分で仕立てた半幅の帯は 割り角だしを結べる長さに仕立てたので 少し長め

片流しに結んでいる

お茶の稽古には あまり褒められた帯結びではないと 今見て思う

 



○ 友人4と四人で千葉のホキ美術館へ行く

 この美術館は現代画家の写実主義の作品だけを集めたもの

 一度行ってみたいと思っていた美術館へ 友人3人が一緒に行くと言ってくれて 道中も楽しいものだった

 


この時締めている袋帯は 私が二重太鼓を結ぶには長すぎて 今年切って短くした

その帯を短くしたいきさつはこちら


○ お茶の稽古 三回目

 


仕立てあがった小紋は トトの母様からのお下がりを洗い張りしたもの

濃い色の更紗模様は 生地が色目よりはるかに薄くて お茶の稽古になかなか合っていると思う

お稽古では炉に火が入っていて お点前中はかなり暑い ( 暑がりだし 緊張もする )

どっしりと重厚な縮緬は 着ていて恰好はよいが、お稽古には不向きとわかってきた

帯は綴れだが、機械織のつづれは硬くて締めにくい

二部式に切ってしまおうか 思案している帯であるが、このふっくらと丸みを帯びたお太鼓の形は二部式では出来ないので、躊躇っている


○ 淡交会研究会

この着物は お茶の稽古を始めるよりうんと前に仕立てたものだが、柔らか物は仕立ててもなかなか着ることが少なかった

お茶の稽古には都合のよい一枚で なかなか重宝している

 

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