滝野川 寿徳寺

2015年02月04日 | 徒然
真言宗豊山派南照山寿徳寺(壽德寺)は鎌倉時代初期に、
梶原氏の家臣、早船某と小宮某が
主君への反抗の際(梶原景時の乱と思われる)の遁走中、
瀧の川(現在の石神井川)の水中より聖観音菩薩坐像を拾い上げ
川の畔の堂に祀った事が起源とされている。



通称の「谷津観音」は、この付近が谷戸地形であることからくる
全国の「谷津」と同じ地名由来である。
また「子育て観音」は、本尊でもある観音菩薩像が
両手で乳児を抱えて蓮座に坐していることに由来している。


江戸時代には「江戸西国三十三観音札所」として知られていた。

平成20年には、石神井川沿いに谷津大観音が開眼された。


寿徳寺の境外墓地として、JR板橋駅前の近藤勇墓所がある。
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