紀州

2015年02月25日 | 徒然
北区には、紀州ゆかりの場所が多い。

紀州音無川に倣った音無川という別称を持つの石神井川。


(石神井川)


(音無橋)


紀州熊野阿須賀神社に倣った飛鳥山。


(桜の名所、飛鳥山)


熊野権現の御子神を勧進し、当地の地名の由来となった若一王子社の王子神社。


(王子神社)

下村(現在の志茂)に紀州熊野三社権現を勧進した熊野神社。


(熊野神社)

紀州通り(王子消防署横)の名の由来にもなっている紀州神社。


(紀州神社)


(紀州らしく、紅白の梅が咲く)

かつて十二社と呼ばれ、熊野三山十二所権現と関係の深い尾久の船方神社。


(船方神社。左奥の観覧車はあらかわ遊園)

思いつくだけでも、以上の6箇所が思いつく。

飛鳥山を公園として整備したのは、江戸幕府八代将軍德川吉宗。
吉宗は紀州德川家からの将軍だが、それがために紀州由来のものが多いわけではない。

前述の場所は、江戸時代以前からのものばかりで
吉宗が飛鳥山を公園化したのも、隣地に紀州由来の王子権現が
鎮座していた為とも言われている。


(飛鳥山公園)

元々は、荒川沿いでは熊野信仰が盛んであったようで
平安時代、鎌倉時代に由来するものがほとんどのようである。
コメント
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