中仙道板橋宿は、京方から上宿、仲宿、平尾宿(下宿)にわかれていた。
「平尾」という地名については、南側の谷端川の谷と
北側の石神井川の谷に挟まれた「平たい尾根」からと思われる。
板橋宿は、江戸から発って最初の宿場で、種屋や乾物を売る店が並ぶ
瀧野川三軒家の西外れの一里塚から平尾宿が始まる。
一里塚は現在の板橋駅北側、桜通りが旧中仙道から折れてゆく丁字路の付近にあったとされる。
この辺りは板橋区板橋が滝野川銀座に食い込んでいる。
ここから始まる平尾宿は追分で川越街道を分岐する。
現在の川越街道国道254号線は、春日通りとして都心を通過し
池袋六ツ又から川越街道として西進する。
旧川越街道は宿場名をその名に遺す「平尾交番」のある交差点から
左に分かれてゆく。
明治時代には、この辺りを境に
「瀧野川平尾」と「下板橋平尾」にわかれていた。
右側の道が旧中仙道である「不動通り商店街」で、
仲宿の「仲宿商店街」へ続いてゆく。
不動通りは、如意山観明寺の不動明王に由来する。
旧川越街道は、国道17号線として200mほど進み
首都高板橋ジャンクションの中央環状線本線側へ分かれてゆく。
山手通りを過ぎると、現在の川越街道まで遊座大山、
ハッピーロードと商店街が続いてゆく。
平尾は、現代においても城北地区屈指の2つの商店街に向かう追分でもある。
「平尾」という地名については、南側の谷端川の谷と
北側の石神井川の谷に挟まれた「平たい尾根」からと思われる。
板橋宿は、江戸から発って最初の宿場で、種屋や乾物を売る店が並ぶ
瀧野川三軒家の西外れの一里塚から平尾宿が始まる。
一里塚は現在の板橋駅北側、桜通りが旧中仙道から折れてゆく丁字路の付近にあったとされる。
この辺りは板橋区板橋が滝野川銀座に食い込んでいる。
ここから始まる平尾宿は追分で川越街道を分岐する。
現在の川越街道国道254号線は、春日通りとして都心を通過し
池袋六ツ又から川越街道として西進する。
旧川越街道は宿場名をその名に遺す「平尾交番」のある交差点から
左に分かれてゆく。
明治時代には、この辺りを境に
「瀧野川平尾」と「下板橋平尾」にわかれていた。
右側の道が旧中仙道である「不動通り商店街」で、
仲宿の「仲宿商店街」へ続いてゆく。
不動通りは、如意山観明寺の不動明王に由来する。
旧川越街道は、国道17号線として200mほど進み
首都高板橋ジャンクションの中央環状線本線側へ分かれてゆく。
山手通りを過ぎると、現在の川越街道まで遊座大山、
ハッピーロードと商店街が続いてゆく。
平尾は、現代においても城北地区屈指の2つの商店街に向かう追分でもある。