北王子線と須賀線

2015年02月08日 | 徒然
JR田端操駅(現:田端信号場)から伸びるJR貨物が第一種鉄道事業者路線で
王子駅北方で本線から分岐していた。

北王子線は北進して製紙工場へ進む「紙列車」の専用線、
須賀線は東進して王子消防署前で都電と平面交差して
陸軍の貯弾場や現在の豊島五丁目団地にあった関東酸曹(後に日産化学)の
化学品専用線として使われていた。

須賀線(直流1500V)と都電(直流600V)が平面交差する場所は
デッドセクションとなっていたようである。
須賀線は火薬製造廠を走ることから開通当初には
AB10という凸型蓄電池機関車が用いらて、後年、直流電化した際にもパンタグラフを載せる改造を受け
EB10として須賀線を行き来していた。

須賀線は昭和46年に、北王子線は平成26年に廃止になっている
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