縁切榎

2015年02月27日 | 徒然
中山道板橋宿上宿に立つ榎は縁切榎と言われ信仰されている。
「悪縁を断ち切る」とされているこの榎は、もともと大六天神の神木で
元来、この下を嫁入り行列が通ると、必ず別れるとされていた。

(縁切榎)

仁孝天皇の皇女である和宮親子内親王が德川家茂に嫁ぐ際には
前もって迂回路を作り板橋宿本陣の飯田家に入った。

現在では、この榎に対して「縁結びのけやき」が
JR板橋駅西口に生えている欅に名付けられている。

(結びのけやき)
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