THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

the suns of champlin/a circle filled with love

2019-02-02 05:18:01 | CHICAGO

the  suns of champlin/a circle filled with loveこれは彼らにとっての通算6作目。1976年リリース、12曲入り。「全米一無名の大物バンド」と言われただけあって、そののらりくらりの活動遍歴には数多くの伝説があります。サンフランシスコで結成されたサンズはマイペースにライブ活動を行うも、地元ではデッド、ジェファーソンスターシップに負けず劣らずの実力と人気を獲得するもレコードデビューには無頓着…というか興味無し。当時流行のフラワームーブメントにドップリと浸り、ヒッピーコミューンにて悠々自適な日々を送っていたわけです。他のバンドたちが次々とデビューして人気を獲得した頃にやっと遅ればせながらサンズもデビュー!サイケデリックなR&Bからフリーフォームなブルースやジャズサウンドにホーンセクションが吹き荒れるというブラスロックが彼らの基本コンセプト。なんと驚いた事に、あのシカゴとデビュー年月日が同じ。しかも共にアナログ2枚組なのですよ。なんか因縁めいたものを感じます。その後もメンバーやレコード会社、挙げ句の果てにはバンド名まで変えたりと、相変わらずビジネスには感心がないご様子。で、遂には当時としては珍しい自主レーベルを設立。色々ありまして、これらが申し分ないほどに実践がありながらも、一部のコアなマニア以外にはサンズの知名度が浸透しなかった要因。写真のアルバムはアリオラレーベル移籍第一弾。サンズやビルにとってのターニングポイントとなったもの。まだ新人だったデビッドフォスターと初めて組むわけです。そしてプロデューサーの意向で、それまで一発録りだったレコーディングを、これまた初めて多重録音に切り替え洗練されたポップな仕上がりに。ラジオオンエアを考慮して曲調もボーカルをよりフューチャーするべく3、4分の長さにまとめられアドリブも抑え気味に。結果としてアルバムはサンズ最大のヒットを記録。ビルチャンプリン曰く思い出深い一番のお気に入りなのだそうです。

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EARTH(chicago)

2019-02-02 02:51:31 | CHICAGO

地球とは、人類など多くの生命体が生存する天体である。太陽系にある惑星の1つ。太陽から3番目に近く、表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、多様な生物が生存することを特徴とする惑星である。 ウィキペディア

masa's art chicago logo respect gallery

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bill champlin&wunder ground/bleeding secrets(CD)

2019-02-02 02:48:46 | CHICAGO

去年4月に初来日したカリフォルニアトランジットオーソリティのライブにおける感動と興奮は未だ覚めやらず。
なんたって元シカゴのメンバー3人が中心となって、本家よりも骨太でワイルドなブラスロックを目前で繰り広げてくれたわけですからね。
その1人が御大ビルチャンプリン 。
病からの復帰にもかかわらず、相変わらず衰え知らずのパフォーマンスを披露してくれました。
ワーカホリックは健在で、その時にはすでに完成していた彼のアルバムを入手できるものと楽しみにしていたのですが、諸事情により延期…。しかし10月にめでたく発表されました。
なんと意外にも、ソロ名義ではなくバンド扱いで「bill champlin&wunder ground/bleeding secrets」というタイトル。ボートラ含めて15曲入り。
もちろんおなじみの愛妻タマラも在籍しています。
内容の方はといいますと、ソウルフルなフィーリングを湛えたAOR系かなと睨んでいたのが大間違い。
骨太な産業ロックで幕開けです。
シカゴ風パワーバラードはなく、分厚い貫禄のサウンドを展開。
ビル、タマラらがそれぞれにボーカルを分け合いバリエーションを膨らませていますよ。ベテランならではの渋い要素を次々と聞かせてくれます。唸りを上げるホーンミュージック、カントリーテイスト、ちょっと洒落たファンクナンバー、豪快なリフのアメリカンロック、ジャジーなインスト、そして個人的にお気に入りなのがビルチャンプリン80年代の名盤「ランナウェイ」に収録されていた「テイクイットアップタウン」を彷彿とさせるご機嫌なシャッフルナンバー!
ところでタマラさんって、勝手な私の思い込みで、てっきりセリーヌディオンのような歌声かと思っていたんだよね。それが彼女唯一のソロアルバムを聴いてびっくり仰天。
ハスキーで、もの凄いパワーシンガーなんだよね。アンウィルソン、パットベネター、伝説のジャニスタイプ。だから、今回のアルバムにも如実にタマラカラーが反映されています。チャンプリン夫妻が本格的に組んだんだから、期待を裏切るわけがない。
参加ミュージシャンは
2人の愛息でソロでも活躍しているウィルチャンプリン 、そしてジョー&スティーブポーカロ親子、ジョージホーキンスJR、ナイトレンジャーのケリーキーギーなどなど。

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