THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,161 小樽雪あかりの路21協賛イベント・小樽市公会堂(大ホール)オールディズライブ11S・T・A編

2019-02-18 20:47:20 | Live Set List

さあさあ、お待たせしました。

時間を戻して・・・・

5、1:55~2:25

どこでやっても浮きまくりのバンド「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)」

この日は特に浮きまくっていました。

でも温かいお客様たちの後押しで大成功でしたよ。

10年連続10回目は最多出演記録。

ずっとその偉業は誰に譲る事もなく更新中(でも皆勤賞はマサのみですがね・・・・)

バンドからのメッセージです・・・・「北国唯一無二極上のブラス・ロック・サウンドを熱くお届けします。ヨロシク!」

今回はSTA以外に管楽器が所属していたのは「ベリー・ジャム」と「バックアップ・バンド」のサックスのみ。

岩見沢コミュニティFMラジオ音楽番組でDJを努めるケニーさんが、マサのそばに寄ってきて「STA出演はまだ?待ちきれないよ!」とひとこと述べて微笑んでくれました。

毎度毎度のことながら、今回のSTAも大所帯を誇っています。もう誰も驚かないよね(笑)

ミキサー主任のミワくん、助手もすでにSTAに対しては熟知しているので余裕の構えです。

事前にマサが提出しておいた詳細なるセットリスト、編成表、器材位置、使用ワイヤレスの周波数帯域が記載されている用紙でバッチリと把握。

口頭による打ち合わせも済ませてあります。

総勢7人で賑々しくお送りします。3人がホーンセクションで占められています。これもお馴染みの編成。でも広いステージゆえに皆ノビノビとプレイに専念できます。

満を持して、このたびニュー・ギター・ヒーローとして正式に迎え入れたのは去年11月ゴールド・ストーンで初めて参加したクル氏。手ごたえを双方共に感じて再度合流したのが今回のSTAライブです。

グッとSTAに新鮮なる息吹を吹き込んでくれました。

安定感抜群のテクニックは当然として、最大の目玉でもある彼の知性を糧に、益々エネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げて見せますよ。

オチカさんは、最近の急激なる冷え込みにて自宅車庫のシャッターが作動しなくなり、車が出せない・・・という事態に。キーボードはバスで運搬するというラインがマサの元へ入りました。

ちょうど午後1時に小樽市公会堂着のバスがあるから」とのこと。

ところが、当日の朝、無事にシャッターが開いたそうで、愛車で会場入りできました。良かったあ。

タクはすでにビールを飲んでいるらしく、ほんのりとほっぺたが赤らんでいるよ(笑)。

で、去年11月のゴールドストーンでも打ち合わせして揃えた豹柄。今回は全く示し合わせたわけでもないのに、マサはベスト、ミキティは髪飾りとイヤリングにそれぞれが豹柄でバッチリと決めてきました。それを見たオチカさんが「一緒にあわせたの?」と聴いてきたほど。

全員たった2回きりのスタジオ・リハーサルなのに、よくもまあ責任重大なるパートを各人が演じてくれました。

毎回のSTAライブ時も、同様ですが、今回のセットリストもメチャクチャに複雑怪奇なる高難易度な内容。そこのところは真面目で努力家で何にでも真摯に取り組むメンバー達。あの手この手を尽くして、皆がそれぞれに孤軍奮闘で全曲を己のものとして習得していました。

演じているメンバー達自身が驚愕していたくらいです。

火事場の馬鹿力なんでしょうね。

いつも無理難題ばかりふってばかりで申しわけない・・・・。

でも結局悲鳴をあげながらも皆が皆、ドップリとはまってエンジョイしているのだから嬉しい限り。ブラスロックの魔力が成せる業。

そのような猛者ばかりがここに集っているわけです。

ゆっくりする間もなく、ホーン・セクション達も最後に一通りの打ち合わせ。

それと、実はメンバーの中には年明け錚々インフルエンザになった者、高熱と咳に悩まされた者などなど、病み上がりミュージシャンがいるのです。

まさに、いついかなる時でも常に危機に瀕している、危なっかしいバンドが何とかかんとかここまで辿りつきました。

いつものようにミキサー担当の2人とパーティーズのスタッフ達が手馴れた段取りで迅速丁寧なるセッティング。心強いなあ。

もうこうなったら演奏に100%専念できるというもの。

ステージ後片付け中のM’Sメンバー達に「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけて、入れ替わりでSTAいざ出陣です!

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

JUN・・・TS VO CHO

MIKITY・・・AS

SYU-YA・・・DR

TAKU・・・TB

OCHIKA・・・KB

KUL・・・G

***SET LIST ***

1、INTRODUCTION・・・CHICAGO

2、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)・・・CHICAGO

3、FREE(自由になりたい)・・・CHICAGO

4、VEHICLE・・・IDES OF MARCH

5、IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)・・・CHICAGO

6、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

7、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE

8、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

 

7人編成で複数の管楽器、1人で2段のキーボードだけにセッティング一つをとっても大作業。

オチカ嬢のキーボードはミワくんも一緒になってステージヘ運搬。

大所帯ゆえに時間がかかる。立ち位置決め、チューニング、アンサンブル・ウォーミング・アップ・・・。徐々に華やぎつつあるステージ上。

ミキサーからの指示に従って各パートごとに音出し。

この時、多忙の中、ルチュ&マサイくんがギリギリにマサのもとへと駆けつけてくれた。

これは心強いことだ!写真撮影もしてくれて、大いなる励みになるよん。

この編成では初STAだけに、そのサウンド・バリエーションが新鮮に響く。

さあ、準備万端整いましたよ。「オーケー!ゴーゴー!!いいですか!?」

ミキサーからも「いつでもいいよ」のサインが送られてきた。

BGMストップして鮮やかなる照明がいっせいに焚かれる。

事前にマサ&ミワくん&サイトウ氏が綿密なる打ち合わせをしたとおりに、まずはマサの指示でオチカ嬢によるスペイシーかつ幻想的なる壮大なシンセサイザーサウンドが会場全体へ轟きわたる。

「シュワアア~~~~!!」

次いでマサがすかさずシューヤへと手拍子でテンポのメッセージを送ると、ハイハットが正確無比に刻みで応える。リズムがサンタナばりのラテン色で彩を添える。

早速うねりまくっての追随。

それに便乗するかたちでクルさんも剃刀のごときミュート・カッティング。

プレイが待ちきれないという様子でギターのグリッサンドで「ギュィーン!!」

この辺で早くも期待に胸躍る雰囲気作り大成功。

これから繰り出されるS・T・Aワールドに興味深々のオーディエンス。

サイトウ氏による洒落た落ち着き払った口調での・・・・・・ナレーション開始。

「はい、たいへん長らくお待たせしました。いよいよはじまりますよ!名物・小樽雪あかりの路。

時間となりました。(拍手があちこちから打ち鳴らされる)

華々しくこれから開演です。

濃厚なる大所帯バンドが登場します。

北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!

賑やかに、ド派手な迫力ホーンセクションの熱きサウンドを心ゆくまでドップリとご堪能ください!メンバー一同この日この時この瞬間を心待ちにしていました!それではヨロシク!THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」 

マサは腰を低く落としてスタンバイ。

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」

波状攻撃へ、火蓋が切って落とされました。

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。

さすが、このメンツだけに迫力が桁違い。

いつもの倍近い勢いを感じます。それは気のせいではなかったようで友人のバンドマンらにも同様の感想をいただきました。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。

普段はクールなシューヤもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

彼の今回のいでたちはTシャツを基本として、スポーティに動きやすい全身を渋くシックなロック系で統一。

4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が相当に感動的だったらしくて、今だに刺激を受けている御様子。如実にドラミングの随所にそのダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

シューヤの卓越したペダル連打が、速射砲のごとき爆音で後方から襲いかかってきます。

イントロが飛び出した途端にアベさんとケニーさんがドドッとステージ前方へ雪崩れ込んできて、全身リズムの権化となっています。

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態的なリズムに、よくもまあピッタリとあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますがしばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。メンバー一同愛して愛してやまないじゃじゃ馬のような曲。その中でもこの日ほど圧倒的完成度を誇ったことはなかったのでは?!出色の出来と自画自賛。

しかし、何度も言いますがメンバー全員、あの少ないリハ期間で、よくもまあここまで纏め上げたものだ。

各自は多くを語らないけれどね。

特に2度目参加のクルさんは、さすが何の遜色もなく打ち解けているよ。

もう何年もSTAでプレイしている古参のような佇まいを醸し出してもいる。

多分この日ギリギリまで各人念入りストイックなまでに詰めへと没頭していたのだろう・・・・痕跡がビシビシと伝わってきます(本当にそうだったらしい)。

23年ぶりに先月からSTAにライブ復帰したタク君も、すでに風格さえ漂わせています。

モニター・スピーカーに片足乗せて、マサが野獣のごとく吠える(ミワくんに頼んでヴォーカルのリバーヴを深めにかけてもらいました)。オチカ嬢はアグレッシブなる腰振りダンスで、お色気も振り撒いています。

エフェクターも駆使して周到に計算されつくしたクルさん独特なるシャープなセンス良き音色のギターバッキングが、シューヤの冴え渡るパワフルなドラミングに絡みつく。

看板ともいえるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。後方サイドからは、ドラムが遠慮なしにボトム構築しながらの進撃展開。

会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元空間模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。

鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが稲妻のごとく吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?・・・・今回は一体全体何を仕掛けてくるのか??

縦横無尽で、空間を縫うように駆け巡るオチカ嬢のキーボードは天下一品。

去年12月からSTA合流してきて今回で3ステージ目だけにオチカさんにも遊び心が芽生えてきて、随所に思わずニヤリとさせられちゃうような遊び心が盛り込まれてもいます。

特に包容力のあるシンセブラスは、天下一品の安心印。完成の領域に達した感あり。

さあ、第一関門の地獄にガッシリと突入だ(2番の歌詞をエディットする本番チャレンジは、もう染み渡ってきたね)。

先月共々に見事クリア。手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。切り込み隊長タク君による卓越したトロンボーン・ソロで場面転換。

涼しい顔で見事にこなしたのです。

しかも、やる気満々のガッツポーズで構える。

大した度胸の持ち主だ!

さすがに最近はビッグバンドで揉まれているという百戦錬磨の若き達人だからこそ成しえる技。何事もなかったかのような表情で振る舞っていたよ(シューヤによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。

さりげなくジャジー・フレイヴァーのアドリブを散りばめているところも、彼の凄いところ(ジュン談)。

能あるタカは爪隠す!とは昔の人はうまいことを言ったモノだねえ!

あふれ出る意気込みが全身からビシビシと伝ってくるようだ。

そしてマサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのシューヤが期待通りに猛然と先導しつつ、お次はなんとミキティの出番。

とうとうミキティがスポット・ライトを全身に浴びる瞬間が訪れた。

本当はトランペット・ソロなんだけど、ここはジュンとの話しあいの元、彼女をフューチャーすることに。

彼女のソロは熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。

女性ならではの色気漂う艶かしき音色もナイス。

本人自身は照れからなのか苦笑いしていたけれど、不安要素なんて微塵も露呈していなかったよ。

安定感抜群で、時折ヒステリックでエモーショナルなハイノートなどもヒットしてニンマリ。

それにしてもミキティはいつ見ても若々しい。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面で鳥肌が立ちっぱなしだ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。

なにやら恐ろしいことがステージで起こっているぞ・・・てな感じですでにかぶりついている。

そしてジュンに指をさされた第3の男、クルさんのギターが火を噴いた。

いきなり過激なサスティーン・ピッキングが導入部分で一気呵成に飛び出して、益々進化したアヴァンギャルドなるソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。ただひたすらにテクニカル。

序盤はテリー・キャスに敬意を表して、ラインを忠実に再現。

へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。

音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。身をのけぞらせての恍惚状態。

チョーキングなどを交える際にはギターを揺さぶって身をよじる。あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、エフェクター操作での効果もすこぶる大きい。

テリー・キャスのギター・ソロをリスペクト込めてほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?ビブラート、グリッサンドに至るまでバッチリと再現しているよ。

色々な本家の動画やら、マサから送られたキーボード・コード譜なども研究資料の一環として相当参考にしたらしいです。

それは現在でも進化の途中なんだよ。ストイックに決して妥協を許さないその真面目すぎる真摯な姿勢は誰もが見習うべき。

極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるシューヤが、力漲る究極の稲妻フィルインで拍手喝采。

サンキュー!

マサもシューヤのドラムセット手前にまで駆け寄って煽りまくる。

いつもは沈着冷静なるヤスもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。

エンディングにおける冴え渡るベルトーンも、クルさんを筆頭に見事な連携で流れるような繋がりをみせた。

クルさんからキーボード、そしてホーンセクションへとバトンを受け渡す。ここで繰り出したクルさん入魂の1音がジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。これぞまさしくロックの原石。いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。

マサが右手を天井高く掲げてグルグルと回転。シューヤと呼吸合わせて、トドメはジャンピング・フィニッシュ(ベリージャムのワタナベ先輩からは「ムラカミくんはエネルギッシュだね!」とお褒めの言葉を頂戴しました)。

あるミュージシャンに言われた事があります・・・・・「マサとシューヤは何かにとりつかれているようだった」と。

めくるめくSTAのスピーディなる音像シャワーを一身に浴びまくって酔いしれている観客達は身をゆだねるのみ。

ただただ目が点状態で放心・・・・。

「ウォー!」歓声渦巻く中


「サンキュー。改めましてTHE SAPPORO TRANIT AUTHORITYです。頑固一徹14年にわたって築き上げてきたブラスロック街道を現在も爆走中。ハハハッ~!


皆さん、楽しんでますか!?」「YEAH!!」


「やかましいでしょう(笑)ちょっと水を飲ませてね・・・・オープニングソングだけでもう腹いっぱいでしょう!YEAH!HEY!HEY!HEY!!こんなに多くのお客様に集まってもらって感謝です。長年お世話になっているサイトウさんのライブイベントだけに、いつも以上に全力で心込めてプレイしたいと思います。本日は濃厚なる100%シカゴを主軸としたブラスロック。最後まで楽しんでいってください!よろしく~!!・・・NEXT NUMBER ・・・・・メイク・ミー・スマイル!!(1・2・3・4!)」

 

シューヤによる軽快なるハイハット4カウントが即座にそれを打ち破る。

 

 この曲もドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。

 

実はね、この曲、小樽でSTAがライブのたびに会場にいる外国人の方達からことあるごとに「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。

 

あちらサイドのほうにウケがいいみたい。

 

でもいろいろとややこしい事情があってしばらく封印いていたんだけど、最近はめでたくそれも解除されて徐々に日の目をみてきたというわけ。

 

無駄のない王道ともいえるパーフェクトな曲ですよね。

 

最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ。

 

この曲ではリード・ボーカルをジュンに受け渡し、マサはバッキング・ボーカルに専念。

 

ダンディーなジュンは、なかなか堂に入った喉を男ならではの色香をタップリと漂わせて歌い込む。

 

バッキングは疾走感漲った塊のようなブラスロック代名詞でグレードアップをはかる。

 

シューヤは、ここでも千手観音のごとく相変わらず虎視眈々と大奮闘の猛進。

 

エンディングではクル氏によるトリッキーなるフュージョン仕込みのマシンガン・ピッキング・ギター・ソロ。

 

クルさんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったりうるさく感じたりしないんだよね。これってやっぱり巧みなる音作りの技。

 

血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。

 

それにしても各メンバー達は相変わらず多方面の分野にまたがって八面六臂のフル稼働。

 

ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了。

 

メドレー部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり、ホーンサウンド揺らめく中、クルさんの流麗なるコードとシューヤによるデリケートなトップ・シンバルのカップ部分による装飾音、シンセなどが奏でる残響音の余韻で幻想的なトーンを漂わせる。

うっとりするほどのフェイドアウトの後に控えしは、

「 フリー!!!」

 シューヤ怒涛のフィルインから、図太く延々とドラム音が不気味に爆発。
強烈なドラムロールを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」

 実験的要素満載なチャレンジ・ソング。

2分ほどの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の難曲に突入。

 世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸。

 マサとバックコーラス(ジュン)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています。

喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン。

時折ファンキーでゴスペルチックなコーラスでも絶叫を重ねる。

 厳かなる重量級なタッチで、ベースがストレート且つごく控えめに奏でられます。

 疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!

ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング。息も絶え絶え・・・・

ラフだけれども、ワイルドこの上ないね。

「タクちゃ~ん!」と声援が飛んできた。

 「ありがとうございます。早くも中盤戦に参ります。いっぱい色々なタイプの曲を用意しています。(とここで観客席からシカゴのトドメともいえるリフを口ずさむ・・・・ダダダダダン!と・・・・)なんだ、なんだあ。営業の邪魔をしている奴がいるな。それは、もうちょっと待っててね。ひじょうにマニアックなものも織り交ぜつつ、次の曲は5大ブラスロックの一つでシカゴの強力なるライバルとも言われたバンド。ダンサンブル・ビートが大受けしてもてはやされた、一発屋のアイズ・オブ・マーチで・・・・ヴィークル」

 これも、エディット・バージョン。

 観客席から出てきたアベさん、ケニーさんも両手を高々とあげ、全身全霊を込めて大歓迎のジェスチャーを掲示しながらも拍手。

ルチュさんもいても立ってもいられない、といった様子にて参戦だ。
ディスコティックの極め付けとばかりに、血液逆流しそうな炎のナンバー。

文句のつけようもないくらいに、ヒップなアタック感。

伊達男ジュン、ここではテナー・サックスとボーカルの二刀流。


彼はライブごとにアルトだったりテナーだったりと、よくもまあ混乱をきたさないものだね。


それでも十八番だけに、まるで自分のオリジナルソングのように捲くし立てる。


ボーカルが優雅で圧巻。


熱唱に次ぐ熱唱という構成。


今回のライブはマサ、ジュンとでボーカルを2分するというシステム。


ホーン隊は体を仰け反らせて、渾身の吹き込み。


マサは大股開きのままで、ネックをグルグルと上下にひねり回してのピッキング。


後ろを振り返ったり、クルクルと回転。


前後左右にと行き来しながらキックをぶちかます。

一時たりともジッとしていません。ロックバンドのライブはやっぱりこうでなきゃあね。


それだけにとどまらず、ドラムセットにまで駆け寄って右足をバスドラムに乗せてシンバルを蹴りまくる。


時折オチカ嬢とマサが向き合っての相乗効果を煽りあう、火花散るインター・プレイも微笑ましい。


時代を反映してか、サイケデリック臭を狙ったかのようなクルさん渾身のギター・ソロは確実に的を得ているね。


クルさんはこの手の曲でも、的確なるコードワークの度に腕を突き出して盛りたてる。

そこへといっせいに群がるオーディエンス。凄まじき光景。


ギター・リックも伸びやかなるサスティーンも一際異彩を放ち、ここでも獅子奮迅。


決めのブレイクタッチ・フレーズでは、メンバーと観客達が何度も大合唱。


観客の中にはプレイ・スタイルを真似ている輩も出現。


エンディングにおける一瞬の空間を突き破るがごとく、目一杯にタメをきかせて喉を振るわせる官能的でブルージーなジュン絶叫ソロボーカルパートでは気持ちよさそうに自己陶酔!


このひとことで観客達が「ヒューツ!!」と大歓声。


プレイしている我々でさえも、手前味噌ながら震えがくるほどの高評価を下したくなるほど。


皆が皆、一様にエキサイトしていて、万雷の拍手が鳴り止みません。 

「それでは次の曲でちょっと熱冷ましをしたいと思います・・・・知っているかな?セクシー部門担当のジュンがここでも心を込めて歌います。シカゴ初の全米1位に輝いた珠玉の金字塔。STA唯一のバラード。邦題は・・・愛ある別れ・・・・・原題はイフ・ユー・リーブ・ミー・ナウ(STAはE♭キーの故ジョン・オバニオン・バージョンで)」

 原曲のキーからの変更を伝達忘れしちゃってスタジオでそのことを初めて知ったメンバー達もたまにいます。でも彼らは即座に曲の本質を理解してくれて(相当に大変だったと思うよ)、本番では美しい成果を遂げていました。

 キーボードによる壮大なオーケストレーション・パートがストーリー映像を描きあげるのですが、現在の編成上、歌詞から練り上げた構想をクルさんは、それまでの彼とは一線を画するメリハリあるプレイに没頭して演出。足元に設置してあるエフェクターのスイッチを踏み込んで深めなディレイ&リバーヴ効果を加えた控え目なるナチュラルトーンのソロも、マサのアドヴァイスで1オクターブ上げて、より曲の魅力を引き出すことに大貢献。

 トランペット不在の部分、全体を覆うようにオチカ嬢の見事なキーボードが叙情的なタッチで采配をふるう。

そして今回から、よりドラマティックなる効果を狙って音色を膨らませて装飾。

中々にやるもんだねえ、オチカさんよお。

 ジュンはマイクを手に、とろけるような哀愁に満ち溢れたボーカルで言葉に表せないほど切ない感情移入。

 「ジュンちゃ~ん。可愛い!」と黄色い(!?)歓声が浴びせられる。

 マサによる繊細なるコーラスも後押しして、いい味を出している。そしてシューヤのワイヤー・ブラシ、もちろんクルさんも大人の魅力で光を放つという演出で貢献。

 控えめに体を軽く揺らしながらのホーンセクションが、思い切り咽び泣いて盛り立てる。

 特にタク君のトロンボーンが刺激的な色合いでムード倍増。

 グッと抑え気味のクルさんも、ナチュラルなアルペジオで持ち味を発揮。

ここだけはチーク・ダンス・タイムのシーンに落ち着きました。

クルさんが使用していた赤いフェンダー・ビルト・イン・タイプのギター・アンプからノイズ発生。

シールドやエフェクターではなく原因はアンプらしいので、隣のマーシャル・アンプに接続チェンジで事無きを得ました。

ステージにおける魔物の牙は、ここで剥いてきたか!

「ちょっと待っててね。大丈夫かな?オーケー!ありがとうございます。じゃあ次はアベさんの大好きな曲でずっとリクエストを貰っています。

特別に組み込みました。

今日は日曜日だけど土曜日の曲をお届けしたいと思います。

一番万人受けするシカゴ初のシカゴⅤ収録初ミリオンを記録した、輝しき珠玉のポップアイコンともいえる記念すべき名曲。」

  優しい音色のピアノソロを経て・・・・SATURDAY IN THE PARK・・・・・マサがオチカ嬢の方向へ向き直った瞬間、絶妙のタイミングでシンコペーションを基調としたあのあまりにも有名なるピアノ・イントロを演奏。(素早く音色チェンジとスコアめくりをこなす)

当然ここでの主役は最初から最後までオチカさん。

全身汗まみれでも、とても気持ちよさそう。

もちろん、それに呼応するように熱烈なる声援と拍手へと反応が変わっていく。

ミキティも絶え間無く左右に軽くステップを踏む。

よくよく見てみると会場のあちこちで嬉しそうに、ピョンピョン飛び跳ねている人たちが見えるではないか!?

ステージ手前では、ある女性が簡単な振り付けを指導しながら皆と一体になって踊っています。

世界平和を声高らかに提唱する、スケールの大きいビッグヒット。

まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高きアンセム。

マサが歌いながらオチカ嬢のそばに歩み寄ると、ニコニコと微笑み返し。

他のミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

ジュンもコーラスに人一倍のこだわりをもって挑んだ曲。

誰もがハッピーモード全開に浸れちゃうのだから不思議ですよね。

エンディング最後の1音に至るまで、気合十分パーフェクトに完奏。

普段はホノボノと佇んでいるタクちゃんではありますが、やる時はバッチリと決めてくるところなんかさすがですよね。

「皆、この曲は知っているよね。残念ながら今日は土曜日ではなかったけど・・・。残すところあと2曲となりました!

 それでは、俺たちSTAなりのアレンジで勇猛果敢にプレイ。

次の曲はサービス・タイムでして、ブラスロック界における重要なるターニング・ポイントと言われているもの。

シカゴ、そしてアイズ・オブ・マーチときたからには、このバンドをやらないわけにはいきません。

わずか3分ほどなんだけど、メチャクチャに強烈。

ブラック・ビスケッツ風(爆笑)リフ一発で皆さん、わかってくれると思いますよ(これにどよめく会場内)。

またまたうちのジュンちゃんが情熱的に思いの丈を込めて歌います・・・・燃え上がってください(と、ここでジュンちゃんの方を指指すと大きく手を振り返す)。

皆、聞いてね!大ヒット曲の邦題は・・・黒い炎・・・チェイスで・・・・ゲット・イット・オン!!」

シューヤが、待ってました!とばかりにスティック・カウントで・・・1・2・3・4(マサも)1・2・3~!

アグレッシブな「黒い炎」が帰ってきた。

歌詞の内容は卑猥そのものだけど、火傷しそうなくらいのヴォイス攻めで捲くし立てる。

このようなやさぐれたボーカル・スタイルのジュンちゃんを聞けるのも激レア。ハードロックも歌いこなせる器用なシンガーには脱帽だ。さりげない仕草が板についてるね。

会場内では大きく手をあげて手拍子を打っている人々の姿が見えてきてハッピーですよ。

STA勢も、積極的に観客へ向けて手拍子の要求。

鍵盤がシンセブラス担当だから、オリジナルのオルガンソロはギターにバトンを受け渡す。

クルさんはアドリブをこなしながらも、嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねプレイ。タクちゃんも常に半身のポーズにてジュンとアグレッシブに暴れまくりながらのプレイが鮮烈だ。

ここでもホイッスルが絶え間なく鳴り響いてきて、益々の活況を繰り広げています。

マサは調子にのりすぎて足元に設置されていたドリンクを、途中でステージに倒してしまいました。

「ウオー!」とアイドルタレントに対する声援にも似た図太い声が沸き起こる。

タイバンの連中もマサの正面にて、煽りをかましてきますよ。

脳天がメラメラと炎のごとく炎上しているようだ。

ヒステリックなホーンセクションとシンセ・ブラスは、バック陣も腰を抜かすほどの威力を確立している。

メイナードファーガソンか、はたまた本家ビルチェイスを彷彿とさせる超絶悶絶なるサウンド。

ジャズのエッセンスをたぶんに含んだ超絶技巧ワウワウ・ペダルを踏み込んでのアヴァンギャルドなギター・バッキングもドライブしていて光っている。

これがあるとないとでは雲泥の差。

後半、転調後のダメ押しに至っては、レッドゾーン振り切れギリギリで命がけ。

普段はポーカーフェイスな佇まいのタクちゃんも、適材適所に要所要所でしのぎを削るかのように燃え上がる。

ジュンちゃんが必死に会得した転調箇所と、トランペット不在の箇所をシンセ・ブラスでガッチリと埋め尽くしたオチカ嬢の捌き方も惚れ惚れするほど。

ジュンを筆頭にホーンが競い合ってピッチを上げるところなんか、ぶっ倒れるんじゃないか?と、これには心配になってしまったよ。

スタミナ消耗率が激しい・・・・わかってもらえたでしょう。

でもオチカちゃんやミキティも、一種独特なるSTAワールドに手ごたえを感じているはず。

それだけにやりがいがあり、一度味をしめたら脱出不可能なジャンルであります。

なるほど・・・と目から鱗が落ちるほどに、世界観がガラッと変化するのです。

クルさんはとっくに、昔取った杵柄がここへきてもスパイスがピリリと効いていて燻し銀の光沢を放っていたのでした。

決めのエンディングでは更なる進化を遂げたシューヤが、目一杯にタメをきかせて美味しいトコ独り占め。

マサとのリズムコンビネーションも阿吽の呼吸でピッタリ絶好調。

ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、息も絶え絶えな暴れん坊。

燃え盛る炎で焼き尽くされて、真っ白な灰になったかな・・・?

まあ、いずれにしても勇壮なるハードロック直撃弾逆落としに対して口笛がピューピュー!

「皆さん、満足してくれてますか?」「イエ~ッ!!」

「今は何時くらいかな?それではラスト、極上のミッドナイト・ソングで締めくくってみたいと思います」

この時、すでにクルさんはギターを掲げて小刻みに震わせつつもフィードバックを発する・・・・・「ウィ~~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに右足を乗せたまま「ありがとう!正真正銘これで最後です!いきます!盛大に盛り上がっていきましょうー!HEY!!!・・・・・・25or6to4!!!」(EDIT VER)

マサがクルさんの方向を左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから

「ガガガガガーン!」

メンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」

ジュン「後ろの方も一緒に!!HEY!HEY!」

ギターが、これ以上ないほど、過激に叩き込む。

マサも一緒に連動してメインリフを弾き始めると、シューヤもシンバル類総出で

それに便乗する形にてなぞってくる。

疾風のごとく耳をつんざくホーン&ブラス・シンセの狭間に、リズムの鬩ぎ合い!

あるバンドは「STAはスーパー・スペシャル軍団」

あるギタリストいわく「ニュー・ギタリストはよく動くし、いい音を出していましすね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」

マサは1フレーズごとにステージフロント右から左に並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

クルさん&マサが両サイドのフロントにて仁王立ち。この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターがスポットライトを浴びる場面になると、必ず最前列に飛び出してきて自己主張。

ホーン隊が拳を突き出すタイミングが絶妙。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って

「イェーッ!!」観客も「イェーッ!!!」のコール&レスポンスで半狂乱。

もうこれが本当にラストだと察してか、余力を振り絞って全員グチャグチャでどこもかしこも総立ちです。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

マサはシューヤのバスドラム前、更にはホップステップで目前にまで駆け寄って、コミュニケーションをはかる。

ヘッドバンキングにて中央で跪まずき、気迫のヴォーカルを続行。

クルさんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときソロで埋めつくすほどに我を忘れて、ギターの鬼と化しています。

でも、起承転結のメリハリはバッチリ!!!

締めはエフェクター設置スペースにもどってワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃。

オチカ嬢はシカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズを鍵盤にて弾き込む。

逆方向ではウォルター顔負けなテナー・サックスで対等に渡り合うジュンちゃん。

マサが3番を歌いながらベースのネックを観客方向に突き出す。

これもライブでなければ味わえないハプニング。

メンバー達が色めき立ってきた・・・この状況。

どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。我々にも皆目見当がつきません。

まぁ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンもSTAトラの穴(クニ曰く)ならではの持ち味であり、魅力のひとつだね。やはり役者が違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて揺すりまくるの図。

尚もクルさんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!?と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

照明もSTAのメンバー達を追うのが大変な作業だ。

エンディングではベースギターを天井高くに突き立てホップステップしながら、ベースギターを肩からはずして、尚も観客のアベさんめがけてマシンガン乱射のポーズ。

そしてハイタッチ後はベースを掻き毟ってもらうようにアベさんに突き出す。もちろん即座にアベさんも「ベベベ~ン!ジャラーン!!」

片足上げて思いっきり床に振り下ろした。一礼して、マサがジャンプ一閃でTHE END!!!

「ありがとうございました!」

サイトウ氏「STAの皆さんにもう一度、盛大なる拍手を!!」

汗ばんでほてった体のまま、ステージを降りたメンバー達。

心地よい疲労感は何度味わってもいいものだね。

毎回反省点てんこ盛りなんだけど、会う人、会う人がニコニコと絶賛してくれました。

その後、会場をブラブラうろついていると、色々な人達に声をかけられます。

ケニーさんからは「何でザッツ・ザ・ウエイをやらないの?」「あれは小樽の夏用」というとちょっとガッカリされちゃったさ。

もうSTAが何をやっているのか、最近はけっこう浸透しているから、ここいらでアンケートでもとってみましょうか。

ライブを終えると、ホッとするのかいつも突如として空腹感に襲われます。

さあ、何をたいらげようかなあ?!

VERY SPECIAL THANKS TO・・・ABE-CHAN&KENNY SAN&RUTYU-CHAN&MASAI-KUN&SUGI-CHAN&MR,SAITOH&KEITA-KUN&MIWA-KUN&TEZUKA-KUN&KUDOH-SAN&MINAGAWA-SAN&NISHI-YAN&MASTER&COCA-COLA&WATANABE-SAN&FUJII-KUN&VALENTINE'S CHOCOLATE&YOSSY&KANANE-CHAN!!

 

 
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