https://youtu.be/ByG3uffrwPo
今時期のドライブBGMに最適なアルバム!
「ライド・オン・タイム」で大ブレイクするまで達郎さんはレコード会社からプレッシャーをかけられて大変だったらしい。
で、スタジオアルバム制作費捻出がキツいとの事で、初のライブアルバム制作に着手。
でも音楽クオリティに妥協はしたくない。
信頼できる一流スタジオミュージシャン達はギャラが高い。
そこでホールではなく、馴染みのライブハウスならば使用料も安いから、それでミュージシャンのギャラは折り合いがついた。
もちろん達郎さんはノーギャラ…。
伝説の今はなき六本木ピットインがその会場。
同じビルの上階にはCBS SONYスタジオがあり、ライブ音源は常にそこと接続されているからとっても便利!
ところが、アルバムは2枚組になったものだから、レコード会社から「売りづらい」と更なるプレッシャーが…!
まだヒット曲がない時代だから、まあ仕方ない。
内容は、狭い会場のリアルな臨場感が素晴らしい。
そしてプレイヤー達の安定したテクニカルなプレイには思わず唸ってしまう。
だってもの凄いメンバーだよ!
まるで、ちょうどこの頃、フュージョンブームで人気絶頂だったスタッフが演奏しているようだ!
特に燻銀のサウンドで牽引している故ポンタさんのドラミングには言葉を失ってしまうほど。
松木恒秀さんのギター…これほどに音数の少ないタメのソロで感動したことはなかったなあ。
他にも教授、美奈子さんとゴージャスこの上ない。
もう二度とありえない夢のような編成。
ちなみに以前のアルバム歌詞カードは誤植だらけだったらしく、ここでは達郎さん自身が書いています!