THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

Atlanta pop festival(chicago)

2022-08-07 12:43:47 | CHICAGO

延べ2日間に渡るこのフェスティヴァルには、ブッカー・T&ザ・MG’s、ザ・デイヴ・ブルーデック・トリオ・ウィズ・ジェリー・マリガン、デラニー&ボニー・アンド・フレンズ、グランド・ファンク・レイルロード、テン・ホイール・ドライヴ、トミー・ジェイムス・アンド・ザ・ションデルズ、シカゴ・トランジット・オーソリティ、そしてレッド・ツェッペリンなどが出演した他、ジョー・コッカー、バターフィールド・ブルース・バンド、キャンド・ヒート、スィートウォーター、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、ジョニー・ウィンター、そして約1ヶ月後に行われることになるウッドストックにも出演したジャニス・ジョプリンなど多数のミュージシャンが参加している。

その翌年、同フェスティヴァルはジョージア州バイロンのミドル・ジョージア・レースウェイに場所を移し、期間を3日間に伸ばして開催された。主催者側はウッドストックに倣って当初はチケットを14ドルで販売したが、同じくウッドストック同様にやがて無料へと変更し、膨大な数の人々が開場時に押し寄せることで危険が増すだろうとプロモーター達を大いに危惧させることになった。

会場の外で「フリー!フリー!フリー!音楽はみんなのもの!」と合唱しながら待つ群衆が、オルタモントと同様に会場警備のために雇われたバイカーズやヘルス・エンジェルズを脅し威圧していた。20万人から60万人と推定される人の群れだ。

開催期間が伸びたことで、出演するバンドの数も増加した。ジョン・セバスチャン、ラヴィ・シャンカール、ジョニー・ウィンター、マウンテン、リッチー・ヘヴンズなど、ウッドストックにも出演を果たしたビッグ・ネームが登場したが、中でも最大級だったのがジミ・ヘンドリックスだ。フェスティヴァルを統括したアレックス・クーリーが彼について語っている。

「4日の0時ちょうど、ジミ・ヘンドリックスが“アメリカ国歌”を演奏する時に向けて全て準備を整えておいたんだ。ステージ上の花火に点火するのに時間の余裕が必要で、彼に演奏が終わる10分前になったら合図をくれるよう言っておいたんだ。でもジミはソロを弾くのに没頭してしまってそのことを忘れてしまってね。彼は花火のことも覚えていなかったと思う。最初の花火が上がった時、彼は10フィートぐらい跳び上がっていたからね!」

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spirit /son of spirit CD

2022-08-07 11:49:23 | free form space
https://youtu.be/gFHLO_2_THg

スピリット

このバンドを知っている人はそうとうなロック通!
大体がスピリットといえば、ギタリストにスポットが当たる。
このランディ・カリフォルニアも伝説になってしまった…。
近年も話題になった。
まあ、それは後述。

ランディは10代にて、何とまだブレイク前のジミヘンバンドに加入した。
ジミヘンはランディをとても可愛がっていて、バンド内にランディが2人いるからややこしいとの理由でランディ・カリフォルニアと命名!
本名はランディ・ウルフ…こっちの方がワイルドでロックぽくてカッコイイですねー^_^!
で、ジミヘンはイギリス進出の際にも、ランディを同行させようとするも、まだ若いランディは周囲から反対されて泣く泣く断念…。

ランディはスピリットを結成して成功したけど、日本では残念ながらマニアックな存在だった…。

その後、ジミヘンは他界…ランディは相当にショックを受けたそうです。
ランディはジミヘンの再来と事あるごとに語られていたね。
まあ、そんなギタリストがわんさかいた!

で、マシンヘッドツアー中に肝炎で倒れたリッチーの代わりにアル・クーパーへ参加依頼したディープパープル。(数回はリッチー抜きでライブを断行!)
でも断られた!
そしてランディ・カリフォルニアに白羽の矢が!
ランディはリハ無しのぶっつけ本番で大役を果たしたのだ。
しかも当時は激レアな「ブラインドマン」までをも披露。
でも結局はしっくりいかずに、これ一回きりのライブだった。(近年ブートが登場したけど未聴。観客がマイクを倒したのでアンコールのルシールは未収録、
それ以外は鮮明音質で収録されてます♪)
そしてパープルは初来日を果たす!

ランディはソロ活動を開始。
その頃ランディは、スピリットのデビューアルバムに収録されていた「トーラス」が、ツェッペリンの「天国への階段」にパクられたのに、アイツら何の挨拶もない、と語っていた。
クオリティは比較にならないほどツェッペリンの方が素晴らしいけど、それはそれ。
スピリットにだって他にいい曲はたくさんある!

そんな矢先、ランディの母親の故郷ハワイで遊泳中に愛息が溺れ、助けに入ったランディは悲しい事に亡くなってしまった…。
息子は助かったんだけどね。

ランディ死去後、彼の弁護団が意思を引き継いで本格的訴訟に出た!
ランディの死もだけど、「天国への階段」裁判は大きな話題になったね!
まだ、記憶に新しい。
世界中のロックファンやらミュージシャン達が色々と騒ぎ立ててた。
ジミー・ペイジ曰く「スピリットのレコードは持ってるけど、馬鹿げた話だ。
あんなコードやメロディは昔からよくある手法」との事。
ちなみに結成直後のツェッペリンは、スピリットの前座をつとめた事もある。

結局、裁判でツェッペリンは勝訴した。
ラッキーなんじゃないかい。
だってツェッペリンはたくさんのブルースから拝借して揉めに揉めた前科があるもんなあ!😁🎶
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