THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

got to get you into my life

2009-07-26 20:45:18 | STAのレパートリー
the beatlesがオリジナル。
アルバムrevolverの13曲目に収録。
ポールの嬉々とした力強いボーカルが軽快。
(もちろん本家はライブ演奏なし、後にwingsがチャリティー・イベントにおいて演奏が実現)
the beatlesにとっては初のブラス・サウンドの導入、ジャズ・ミュージシャンの起用が話題に。
ただ作者のポール・マッカートニーいわく「ただ単に、トランペットの音が欲しかっただけ。ジャズ・ロックではない」とのこと。
歌詞の内容は、旅先で偶然、知り合った女性とのことが歌われている、ごくありきたりな内容ながら趣旨としてはシカゴⅢの組曲「トラベルスーツ」にも共通するものが。
最初に、the beatlesのメンバーのみでの録音音源を製作。
ギターもポールが担当。
これは「アンソロジー・シリーズ」で聞くことが可能。
かなり曲調が違うので驚かれる方もいるかも。
そのリフをブラス隊が活用。
よってポールのギターは後に消されたが、ようく聞き耳を立ててみるとかすかに聞こえてくる部分が・・・。
いずれもイギリスの一流ジャズメンを起用。
トランペットにian hamer eddie thornton  les condon、テナー・サックスpeter coe 、 alan branscombeの5人。
イアンとレスがthe beatlesの音源を聞きながらヘッド・アレンジをまとめたとか。
この人選には、人気シンガーのジョージ・フェィムが相談にのったそう。
クリフ・ベネット、ザ・レベル・ラウザースもシングル・レコード用にレコーディング。
さて、楽曲が楽曲だけに、ブラスサウンドがウリの3バンドがカヴァー。
シカゴ、EW&F,BS&Tだ。(なんたって元祖本格的ブラスロック,うってつけのナンバーだ)

ただし、シカゴは正式なスタジオ音源ではなくライブ音源(これもオフィシャルでは出ていない)。
もっぱらライブのアンコール部で採用。
’84の4度目の来日公演では「ギミ・サム・ラヴィン」からのメドレーでピーターが熱唱。(テレビ放映もしっかりとあった)
キーも同じ、構成もほぼ同じかんじで余裕のプレイ、本人達も多いに楽しんでいた模様。
この東京3日間は私も会場で合唱しました。
シカゴの代表的な初期オリジナル・ヒット曲「beginnings」の歌詞、2番を歌ってトロンボーンのソロに入る前、ボビーが「got to get you into my life♪」とシャウトしています。
完全なるオマージュですね。
STAがこの曲を取り上げた経緯は、’09、7,25(土)第3回おかだま音楽祭のライブ・レポート参照の事。
オリジナルはフェイド・アウトなので、そのシカゴ’84ヴァージョンを参考に披露。

MASA
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