THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

QUEEN live magic CD&LP

2024-01-26 10:57:33 | free form space
これは「ライブキラーズ」に次ぐクイーンのライブアルバム!
前作がアナログ2枚組に対してこちらは一枚組なのがちょい物足りない感あり…
人気の面に於いても二枚組にしても売れたはずなんだけど。
でも壮大なるクイーンヒストリーを一大網羅した内容は圧巻!
この頃のクイーンは既に押しも押されもせぬロック界のモンスターに堂々と君臨。
何たって機材、照明からステージセットの広さと全てにおいて超ド級を誇っていた
音質も良好で演奏も余裕と貫禄が漲る
ただヒット曲が膨大故にショートバージョンの編集が物議を醸し出したのも事実。
実際に聞いてみたら確かに次々と目まぐるしく繰り出される流れはテンションが常にMAX状態
あのボヘミアンラプソディ中間部のアカペラオペラパートがばっさりとカットされてるのはさすがにびっくりした。
それでいて1分にわたりフレディが大観衆とコール&レスポンスを展開するシーンはしっかりと収録されているのが嬉しい
正に集大成

しかしこれがオリジナルメンバークイーンにとっては最後のツアーとなった。
ツアー後半のハイライトでもあるウェンブリースタジアム、ハンガリーのブダペスト、そして正真正銘ラストステージのネブワースパーク感動の音源で構成
どうしてもコンプリート版を望まれる方はフレディの死後に発表されたウェンブリーがお勧め
映像もあるしね

全編にわたり圧巻のパフォーマンスを繰り広げるフレディの熱唱に鳥肌立てながら涙してください

残念な事にこのマジックツアーはヨーロッパのみ
アメリカや日本では何故か実現しなかった
最初に人気に火が付いたのは日本なんだからせめて来日公演だけはして欲しかったなあ

ライブキラーズからのシングルは売れなかったからここからのシングルカットは無し
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VOL,208 FEEL SO GOOD~LIVE IN CUBEGARDEN (PLAUBEL MAKINA編)

2024-01-25 23:25:58 | Live Set List
8,19:45~20:15
[PLAUBEL MAKINA]
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、観客とミュージシャン達は和気藹々に談笑中。

はい!
いよいよもって佳境に突入。
さてさて、早いもので残すところ、あと数バンドのみ。
楽しいひと時はあっという間だ。

この日に出演したバンド中、一番大人のシットリとしたオシャレな音楽を届けてくれましたよ。
爆音渦巻くサウンドに包まれるのも良し、極上のポップスに熱狂して踊り狂うのも良いけれども、このように落ち着いた曲調にゆっくりと身を浸しながら酔いしれてみるというのも乙なものではないかい。

実はこのバンドと私は去年の3月5日、小樽ゴールドストーンにて対バンを組んでいるのですよ。
その時もマックス&アっ子ちゃんによる「フィール・ソー・グッド」企画だった。
楽屋でキーボードの方とマサは色々と和気藹々に談笑した思い出はあります。
それ以来の再会だけに個人的にもこの日を楽しみにしていました。
いざ、蓋を開けてみたらやはり期待を裏切らない素晴らしいステージングを展開してくれました。
ありそうで中々この手のジャンルだけに非常に貴重な存在だ。

ここでメンバーの紹介をば・・・。
4人編成です。
面白いのはドラマーが在籍していないこと。
まあ、ジャズ系ならばよくあることではありますが・・・。
よほどの実力と余裕と貫禄がなければ無理ですよね。
そこはツワモノぞろいのミュージシャンばかりなので全く問題なし。
百戦錬磨のベテラン勢だけに聴きごたえ、見ごたえ満点。
以前に見た時よりも数段スケールアップを遂げていたのも驚愕でした。

ボーカル・・・紅一点の美女ナナ嬢
スレンダー・ボディを華麗なるドレスに包んで登場!
熱い視線を一身に浴びていました。

ギター・・・川嶋氏。
ギブソンの愛器レスポール・スタンダードを使用。
綺麗なチェリーサンバースト。

ベース・・・鎌田氏
アイバニーズのレスポールベース。
これは激レアな一本ではないかなあ。
ブラックボディカラーでFホール仕様
ハンチング眼鏡姿
椅子に腰かけてのプレイ

そしてキーボード&MC・・・秦氏
カワイ・ブランドを使用
彼も椅子の座ってのプレイ

メンバー全員、さすが落ち着き払った佇まいでのセッティング。
サウンドチェック時にも無駄のない動きでスムーズに進行。
音合わせで軽くちょっと演奏したのですが、もうその瞬間から会場内の空気が一変したのが如実に伝わってきました。
すでの皆が大注目しているのがよくわかるし。
瞬きするのも勿体ないくらいに食い入るように注視。
さあ、これからどのような音を紡ぎだしてくれるのか・・・と胸をワクワクと踊らせていました。

準備万端整いましたよ。
アっ子ちゃんが上手から現れて司会進行役を務める・・・・
と、あれれ・・・?!
肝心要の歌姫がいないではないかあ!!??・・・・
一体全体、どうしちゃったの?
騒然とするオーディエンス。
アっ子ちゃんちゃんからの説明。
「みなさん、大変長らくお待たせいたしました。
これよりPLAUBEL MAKINAのライブをはじめたいと思いますが、残念なことのボーカルのナナちゃんが体調不良とのこと・・・。
でも、せっかくの場なので是非とも、歌いたいとのことです。
綺麗な彼女の姿が見れないのは寂しい限りではありますが、舞台袖上手にて椅子に座ったままで歌うということでよろしいでしょうか?」
会場全体からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。
声援もあちこちから飛び交う。
「ありがとうございます。
ナナちゃん、大丈夫・・・?
はい、頑張って歌うそうですよ。
それではよろしくお願いします。」

一抹の不安はありますが、ホール内の一人一人が心より応援しているのがうれしい限りだ。
ああ~~ああ・・・さっき、写真を撮っておけばよかったなあ。
というわけでして、男性メンバー3人のみのステージフォトとなりますで、ご了承くださいませ。

オープニングナンバーは・・・「CANDY」
開巻早々に素敵なひと時を惜しげもなく提供。
なるほどなあ・・・渋いセレクション。
サラッと嫌味なくここにこのスタンダードを持ってくるなんて心憎い。
1944年に作曲された永遠の傑作。
リー・モーガン、ナット・キング・コールと数多くの伝説的な人たちが取り上げていますが、やはりここではナナ嬢のイメージから、バラードとして有名なエラ・フィッツジェラルドのバージョンを取り上げたのかなあ?
今度確認する機会があれば聞いてみようっと。
渋いピアノの音色がイントロで奏でられる中、「キャンディ~~(^^♪」とチャーミングでちょっぴりとキュートに歌われるだけで、不覚にも思わずキュンとしちゃった。
当然ナナ嬢は声だけの参加。
でもねえ、その癒しのヴォイスを一聴しただけでは、とてもじゃあないけれども、具合が悪いとは到底思えない。
そうとうに無理して歌っているんだろうねえ。
とろけるように囁きかけるセクシーな歌声には好感がもてるよ。
そしてbackをつとめるバンドマンたち。
彼らのタイトでストレートかつシンプルな演奏は安定感が抜群。
この音壁が構築されるならばナナ嬢も安心してボーカルに専念できるというもの。
ちなみに、このバラードのリズムの事を「スロースィング」のバラードというのだそうですよ。
バラードでもスィング系とイーブン系に大きく分かれるのだそうです。
なるほど、勉強になるなあ・・・。
会場内は先ほどまでの賑やかさから一転、水を打ったように静まり返ってこの壮大なるショーに夢見ごこち。
1曲目で、既にさりげなく観客の💛を射抜いていましたよ。

2曲目は先ほど、サウンド・チェック時にも披露していた曲
「YOU'D・BE・SO・NICE・TO・COME・HOME・TO」
(ヘレン・メリルが代表的なカバー)
邦題は「帰ってくれたらうれしいわ(大橋巨泉がつけた歴史的な誤訳・・・・)」、「帰ってくればいいのに」などがあった(ウイキペディアより)
あのコール・ポーターの作詞&作曲。
1942年に発表された映画「サムシング・トウ・シャウト・アバウト」の挿入歌。
この映画はヒットしなかったが、洗練されたメロディがアメリカ人に強くアピールして大ヒットした。(こちらはダイナ・ショア)
ナナ嬢はヘレンとダイナのどちらを参考にしたのかな?
個人的には「ニューヨークのため息」と評されたハスキーな歌声にヘレン・メリルが断然好み。
情感の籠った気怠い独特な声がサックス的だし。
何回聞いても飽きの来ない不思議な魅力をも含むナンバー。
粋なプレイヤー陣もボーカルをフューチャーしつつも、しっかりと控えめに自己主張。
歌うように軽快な鍵盤さばきと構成力、弦楽器コンビも通好みのアドリブ・ソロを軽くスリリングに絡めてくる。
印象的なアレンジやテンポも、決めるときは徹底的に光るものを提供。
あまりにも神々しき状況に言葉を失ってしまうよ。
改めて言わせてもらいますよ‥‥全員が上手すぎる!!
もうこうなったらゆったりとリラックスしながらくつろがせていただきますよ。
至福のひと時だもんなあ。

ここで一旦ライブ進行を停止・・・・
秦くんがピアノから立ち上がって心配そうに舞台袖へ。
何やら話し合っている。
アっ子ちゃんが再び登場。
ナナちゃんの気持ちを代弁する。
「みなさん、こんにちは。
ボーカルのナナです
ジャズがメインのグループなので飽きられることのないように、其の内の2曲曲は古い邦楽を組み込んでいます。」
アっ子ちゃんからの説明によると、どうやら鼻血が出てきて止まらないのだそうだ・・・・。
それもちょっとした出血というレベルではなく、半端ないくらい血管の破れ方だそうだ・・・・・。
それでもナナ嬢はコンサートの続行を希望しているとのこと。
こちらサイドとしては複雑な心境になってきた。
絶対安静にしてほしい・・・だけど聞きたいなあ・・・うう~~む、悩ましい。
益々、客の拍手がヒートアップしてきた。

3曲目は「飛んでイスタンブール」(庄野真代の最大のヒット曲)
5枚目のシングル
1978年4月1日に発売。
アルバム「ルフラン」に収録
ちあき哲也・作詞、筒美京平・作曲という黄金のコンビによる作品。
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録
累計売上は80万枚ともいわれる
正にタイムリー。
懐かしい昭和の時代が鮮明に蘇ってくる。
温故知新・・・。
近年、世界中を席捲しているシティポップの元祖の一人が庄野真代さんだった。
再評価の兆しもあるしね。
意外なる曲が飛び出した。
失恋した女性のセンチメンタル・ジャーニーを描いた歌。
なんでも歌いこなせるんだね。
それでいて全然違和感を感じさせないし。
哀愁漂う無国籍風でエキゾチックのこの曲も良くお似合いです。
インパクト絶大なサビが際立って耳に残るけど、韻を踏んだ歌詞に合わせて一緒に口ずさんでしまうね。
エモーショナルな七色の声の持ち主に釘付け。
不覚にもやられてしまった。
その柔軟なる姿勢に乾杯。
基本のコンセプトは、彼女のキャラクターに合うようにフューチャーしつつも、極上のジャジーで硬軟織り交ぜたグルーブを醸し出していくユニット・・・というところかな。

またライブがストップ。
秦くんとアっ子ちゃんがナナ嬢のそばへ。
特にアっ子ちゃんがずっと寄り添っている。
その間、場つなぎという感じでベース&ギターがいつの間にやらジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」をインストで演奏し始めた。
それに気づいた観客は何人いたかな??・・・・

秦くんとアっ子ちゃんがステージでマイクを手に状況を説明。
「誰かお医者さんはいらっしゃいませんか・・・?
って、よく映画やドラマで飛行機の中での急病人のシーンでこういうのありますよね。」
秦君「次の曲は・・・スカイレストランです。
誰か代わりに歌える方、いませんかねえ・・・・
よろしくお願いいたします」
もちろんナナ嬢の代役が務まる者なんて恐れ多くて皆無。
そういうわけでして、ナナ嬢は続行。
ライブ終了までもう少しだ。
ピアノのイントロから絶妙のタイミングでスキャットが被さってくる。
これはユーミン初期のボサノバ調の隠れた佳曲(作曲は村井邦彦)。
松任谷ではなく荒井由実の頃。
このバンドは、マイナー・キーの曲をアーバンでメロウなテイストで好演。
密度の濃い抜群のチームワークだからこその成せる技。
ナナ嬢の超絶的な歌唱力を持って、艶のある澄んだ歌声により、深い切なさがひしひしと染み渡ってくる。
難攻不落な楽曲を恐ろしいほどの表現力で、自らのものにさらりと昇華させています。
うんちくを一つ…1975年のこの曲のbackトラックはそのまま「あの日に帰りたい」なのです。
そう、歌詞を差し替えているのだ。
後にハイ・ファイ・セットでリリースされた

曲後に、アっ子ちゃんが深刻な表情を浮かべて告げる。
「ナナちゃんが、お聞き苦しいところを聞かせてしまって申し訳ありません」と言っています。
全然そんなこと微塵も感じられないのに・・・。
「もうこれ以上歌うことは無理のようです。
本人はご挨拶だけでも出てきたいと言っています。
でも、マスク姿なのですが大量出血・・・・。
もう口の中が血まみれなんです・・・・。」
会場中から励ましの声援が飛び交う。
ありがとう・・・・
ゆっくりと安静にして傷が癒えたら、元気な姿でまた聞かせてね。
バンドのメンバー達も、何度も頭を下げてお礼を述べる。
この30分間に異議を唱えたり、不満を漏らす人なんていないでしょう。
そのくらいに訴えるものがあったもんなあ。

もう1曲予定していた幻のラストチューンをこっそりと書きましょう。
それは「BYE BYE BLACK BIRD」
1926年に発表。
レイ・ヘンダーソン作曲
モート・ディクソン作詞
フィナーレにこれほどふさわしい曲ってないでしょう。
ジャンルを問わず長く愛されているスタンダード。
多方面のミュージシャン達に多大なる影響を与えてリスペクトされている。
想像は膨らんでいく一方だ。
まあ、次回のお楽しみということで、とっておきましょう。

本当にお疲れさまでした!!
観客たちもエキサイトしながら、異口同音に絶賛していた。

またすぐにでも見たくなるバンド。
まだまだ、たくさんの隠し玉を持っているのでしょう。
ありとあらゆる要素も勉強になるなあ。

暗く陰鬱なる世の中にとっても、一筋の光明が差してきたような気がします。
北国の豪雪も、いつの間にやら溶けちゃいそうだ。









































































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QUEEN a kind of magic

2024-01-24 05:47:39 | free form space
数日前の夜、また映画「ボヘミアンラプソディ」が放映されていた。
紅白出演に次いで、クイーン来日公演間近故のプログラムだね。

その迫力と感動のラストシーン…ライブエイドは何度見ても鳥肌が立つ。
本家の方をTVの生中継で観ていたけど、マジに他のバンド達を凌駕するほど華麗で圧倒的なパフォーマンスだった!
やはりクイーンは別格の存在。

実はその頃メンバー達はほとんどバラバラの状態で解散寸前だった…。
その部分は映画の中でもシリアスに描かれていたけど。
それがライブエイドの成功で自信を取り戻し結束力も増した!
奇跡の復活劇!
その勢いのままにレコーディングへ突入。
2本の映画サントラ依頼も舞い込む。
アルバム「カインドオブマジック」にはその映画用の七曲も収録されている。
しかし、このアルバム用に全てをレコーディングし直されているから、サントラではなく正真正銘のオリジナルアルバム。

作曲面ではロジャーとジョンのポップテイストな手腕が益々冴え渡っている。
とにかくこの素晴らしいアルバムは、バリエーションも豊富に見事なクイーンワールドが展開されている。
ドラマティックな泣きのバラード、シュープリームス風なモータウンぽいサウンド、ヘヴイなナンバー、そしてブライアンはアビーロードスタジオでオーケストラを導入‼️😉
ジャケットデザインやPVに登場するアニメキャラクターも楽しい!
もうたまりません!🎶🤠
琴線を震わされる優れた箇所が随所にありさすがの一言だ!

クイーンはこの後、集大成とも言える最後のツアーに出るわけだ!…
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VOL,208 FEEL SO GOOD~LIVE IN CUBEGARDEN (白老和牛カルビ焼き編)

2024-01-23 22:28:59 | Live Set List
7、19:00~19:30
「白老和牛カルビ焼き」
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、観客とミュージシャン達は和気藹々に談笑中。

はい!
いよいよもって佳境に突入。
さてさて、早いもので残すところ、あと数バンドのみ。
楽しいひと時はあっという間だ。

こちらのバンドも初。
しかも、面識のあるメンバーが、唯一珍しく一人もいなかった・・・・。
後半に出演するバンドなんだけれども、会場入りは一番だったのでは!?
おお!
リハーサルを入念にするためだったのだ。
真面目で研究熱心なんだなあ・・・と感心した次第。
他のバンドライブも、最初から最後までちゃんと熱心に客席で見ていたもんなあ。
とっても偉いよ。
自分の出番直前に開場入りして終わったら速攻で帰ったり、残っていても楽屋に我がモノ顔で陣取ってバカ話している勘違い連中に爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだ。
結局、この日リハを行ったのはこのバンドとトップ出演バンドのみだった。

マサは早速、楽屋入りしていたメンバーと談笑した。
主にギタリストとね。(彼は最近加入したばかりとのこと)
このバンド名から察するに、皆さん白老出身なのかと思ったら大外れ。
サッポロのバンドでした。
よくよく考えてみたらば、遠路はるばる白老からだと道中が大変だもんねえ。
この冬場だと尚更のこと。
女性メンバーも2人いることだし。
こちらのバンド名を聞いてピンときた方は鋭い。
そうなのですよ・・・大塚愛のカバーバンドなのですよ。
ありそうで中々ないよね。
あれだけに人気者なのに。
ヒット曲も膨大でキャッチーなのに不思議。
だからこそ貴重なる存在。
で、彼女の代表作に引っ掛けて北海道の肉料理で有名どころを考えてみたこのバンド名に落ち着いたとのこと。
バンドの命名ってけっこうこだわっちゃうんですよ。
特にコピーバンドの場合はリスペクト精神も加味しちゃうしね。((´∀`))

一生懸命、時間をかけてステージリハを慣行。
私は楽屋モニターと漏れ聞こえてくるサウンドでその様を堪能していました。

戻ってきたメンバー達は満足そう。
「1ステージ分、やってきたような勢いだね」((´∀`))
と話しかけたら爆笑。
キューブガーデンのような広いところで演奏するのは初なんだそうだ。
緊張感がそこかしこに出ていて不安気。
それでも一念発起して本番にのぞむ所存。
頑張れ、と心の底から応援したくなるよ!!

好感の持てる4人組をここに紹介しよう。
ボーカル・・・ナミ嬢
ギターコーラス・・・眼鏡姿の直紀くん(フェンダーの名器テレキャスター使用。
ナチュラル・ボディカラー。
メイプル指板。
布製の黒いストラップもフェンダー製)
ベース&コーラス・・・リコ嬢(こだわりのESP製品。
ジャズベース・シェイプ。
ローズ指板。
しかもメタリックブルーのボディカラーが高級感をさりげなく煽るね。
男顔負けのバカテクをサラッと弾きまくるところなんか驚愕。
恐るべしだ。
ヤワな野郎どもなんか束になって挑んでも彼女に一瞬で蹴散らかされるぞ!)
そして最後に、ドラム&コーラス・・・大希くん
という華麗且つ強力なる男女半々の布陣だ。

もう十分に音固めを終えているからリラックス・モードなんじゃないのかい((´∀`))
ここまでの待ち時間が相当に長かったから、武者震いしっぱなしだったかもね。
まあ、いずれにしてもやっと出番が訪れたというわけ。
こうなったら、開き直って完全燃焼あるのみ。
弾けまくった者が勝ちの世界さ。
下手な屁理屈やら能書きなんか意味なし。

前置きが長くなってしまった。
司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス。
準備万端整いました。
何時でもオーケーのゴーサインが出た。
それでは元気いっぱいに開演といきましょうか!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!COME ON BABY!!

オープニングは威勢の良いポップソング「フレンジャー」でスタート。
11枚目のシングル。
2006年4月12日にリリース。
アルバム「ラブ・ピース」8曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録した。
のっけから遠慮なくのせまくろうとする意気込みが、こちらサイドにまで火傷しそうにビンビンと伝わってくるよ。
曲自体、力が抜けた様なアッパーな笑顔で聴けるハッピーチューンだけに微笑ましい。
ガーリーな歌唱と、キュートな魅力も全開。
疾走感溢れる、ご機嫌極まりないアレンジワークも文句なしにナイス。
これ一発で掴みはバッチリ。
序盤から息つく島も与えないくらいに神々しい。
でも逞しき勇気と闘志を貰ったような気がするのは、もしかして俺だけか?
肩の力みもほどけてきて、体も程よく温まってきたことでしょう。

間髪入れずにメドレーで「スマイリー」
8枚目のシングル。
2005年5月11日にリリースされた。
サード・アルバム「ラブ・クック」の4曲目に収録。
オリコン週間チャートでは見事に初の1位を獲得。
初動売り上げでは自己最高を記録している(ウィキペディアより)
大塚愛が最も光り輝いていた時期の金字塔。
こちらも1曲目に負けず劣らずの爽やか過ぎるほどのチューン。
左右に陣取る弦楽器も安定感抜群なアンサンブルを発揮。
リズムセクションもストレートでタイトかつパワフルなコンビネーションを披露。
起承転結と、痒いところへ手の届くシンプルこの上ない采配に拍手。
でも自己主張するべきところは忘れない。
陰と陽の匙加減がモノを言う。
これならばナミ嬢も安心して歌に専念できるというもの。
これも日ごろからの鍛錬が花開いた結果。
努力は決して裏切らないのだ。
コーラス隊も全身全霊込めての熱唱で、歌姫と共に賑やかな彩を添える。
Aメロの「ヤーン」「ハアッ」「ゴォー!!」「イヤン」「イエイ」などの合いの手でやられてしまった殿方多数出現。((´∀`))

「ありがとうございます。
改めまして白老和牛カルビ焼きです。
このバンド名のヒントになった曲を次に演奏させていただきますので、聴いてみてください。
よろしくお願いいたします。
・・・黒毛和牛上塩タン焼き680円」
この人を食ったようにユニークで一風変わった個性的なタイトル曲は7枚目のシングル。
2005年2月9日に発売。
肉にちなんでの発売日とは芸が細かい。
正に人気者故の成せる技。
アルバム「愛アム・ベスト」7曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録。
シリアスな医療業界アニメ「ブラック・ジャック」エンディング・テーマ(これは、見ていましたよ。
だって巨匠・手塚治虫先生の代表作品ですからねえ)
画期的なJ-POP。
やたらと目を引く、この独創的で長いタイトルはB'Zに対抗したもの、とは大塚愛本人による弁。
彼女が持つイメージとのギャップも愉快痛快。
ちなみに愛ちゃんは「塩タン」が大好きなんだそうですよ。
ナミ嬢もかな!?・・・
大人の恋を描いた一見過激でエロチックな歌詞を、堂々とエモーショナルに披露してくれたよ。
極々控えめにチョッパー・ソロを繰り広げたり、千手観音のごときドラムフィルを叩き出すストイック過ぎる職人気質なプレイには脱帽。
ああ・・・・無性に焼肉屋さんに行きたくなってきたぞう!
この意味深な歌を聞くと、網でジュージューと焼いている肉が脳裏に次々と浮かんできて、いやが上にもそそるのさ。
誰でも食欲をそそることでしょうよ。
どうしてくれる!!??・・・責任をとってくれい!!((´∀`))
ツボを心得たユーモラスで美味しそうな旋律に・・・・なすすべもなく降参・・・・
甘い戦略にはまってしまった・・・・?
これもライブならではの醍醐味。


お待たせしました!
「ハッピー・ディズ」
4枚目のシングル。
2004年7月7日にリリース。
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録。
オリコン週間チャートで1位を獲得した2作目のオリジナルアルバム「ラブ・ジャム」2曲目に収録。
思いっきりヘヴィーメタリックなドラムによるイントロが会場全体に轟き渡る。
ライブにうってつけなナンバーならば、問答無用これに尽きる。
実は忠実に再現するのは、難易度強だったりもするのだ。
ハイテンポでド迫力満開な展開には最早言葉を失ってしまった。
まるでジェットコースターに乗っているような流れもこれまた快感。
壊れ気味なくらいに幸せを感じる・・・。
意識もうろうになりそう。
脳天のヒューズもスパークしちゃったかな。
豊富なバリエーションでビックリな、ガールズ・ハードロックのお手本みたいな曲。
一致団結しての全員がコーラス
「HEY!!」を連呼。
ナミ嬢もそれに刺激を受けたのか自然とウキウキポーズのまま、ピョンピョンと飛び跳ねだした。
ガッチリとチームワークの賜物だね。


「初の本格的なライブなのに、ワイワイとはしゃぎすぎて、ヘトヘトに疲れちゃいました・・・((´∀`))
じゃあ、ここでメンバー紹介をしたいと思います」
一人一人を懇切丁寧に愛情込めて名前を呼びます。
仲の良さがそこかしこにホッコリと滲み出ていて雰囲気も和気藹々。
「じゃあ、じゃあ最後の曲です」
「えええ!!!??・・・」
「喋るのも趣味なのですが、巻くのも趣味なんですよ。
・・・さくらんぼ!!」
2枚目のシングル。
出た!
2003年12月17日に発売。
ファーストのオリジナル・アルバム「ラブ・パンチ」の3曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング5位を記録。
ダメ押しとばかりの極めつけ。
大ブレイクで一世を風靡した。
これをやらなきゃあ許されない純粋な恋愛ソング。
でもここだけの話、大塚自身はサクランボ自体は食べられないほどに嫌いなんだそうですよ。
楽屋でこの話題でギターの直紀くんと滅茶苦茶に盛り上がった。
STAがシカゴなどのブラスロックを演奏するといった流れから「サクランボ」のバッキング音源だけを聞いたらあれもカッコいいブラスロックだよね・・・と。
密かにマサは「さくらんぼ」のマキシシングルを所持してもいるのだ((´∀`))
真摯なスタンスも高評価なのだ。
だからこそリバイバル・ヒットも果たした。
もうすぐフィナーレを迎えるだけに・・・・ナミ嬢はじめbackのメンバー達は、余力を振り絞り、一辺の悔いも残さないよう一心不乱に演じきっての大団円。
充実感に満ち溢れた汗まみれの表情を見ればそれも一目瞭然だ。
ほうら、ライブ前とライブ後とでは段違いだもんな。

本当にお疲れさまでした!!

観客たちもエキサイトしながら、異口同音に絶賛していた。

またすぐにでも見たくなるバンド。
まだまだ、たくさんの隠し玉を持っているのでしょう。
ありとあらゆるフォーメーションの要素も勉強になるなあ。
アイディアを練り込み、今後も益々切磋琢磨してドンドンと場数を踏みつつ素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてちょうだいね。
絶対的なるノビシロも豊富だけに、マジに期待しているよ。

北国の豪雪も、その迫力ある熱量で溶けちゃいそうだ。
暗く陰鬱なる世の中にとっても、一筋の光明が差してきたような気がします。


















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VOL,208 FEEL SO GOOD~LIVE IN CUBEGARDEN (CONE CONE CLUB~米がいるだけで~編)

2024-01-23 07:43:28 | Live Set List


****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、観客とミュージシャン達は和気藹々に談笑中。

6、18:15~18:45
ここからは折り返し点。
盛大なる後半戦へと突入。

6番手も初めて見るよ。
「CONE CONE CLUB~米がいるだけで~」
はい、さてさて!
45分のインターヴァルを経て登場したこの異常に長いバンド名・・・・(-_-;)。
あ!?・・・長いバンド名とかは、言えないね・・・・。
そしてこのバンド名を聞いたら何のカバーをやるかはすでに説明は不要でしょうよ!((´∀`))
誰もが即座にピンとくるでしょう。
洒落が効いていて粋な名前だよね
(米米クラブも、あのトムトムクラブをジェームス小野田が米米クラブと言い間違えたのがキッカケで命名されたのだそうだ。
そのダサい響きもお気に入りなんだとか。)
そうなのですよ!
90年代のJ-POPを代表するアーティストの一つでもある、米米クラブの完全コピーバンド。
なんといっても細部にわたって完璧を貫くぬく連中ゆえに、そのコダワリぶりといったらもうたまりませんねえ。
あの伝説の米米クラブですよ。
大好物だけに思わずニンマリしちゃうよん。

人気の高いバンドだから、カバーしたい人達は今までにもひっきりなしにいたはず。
でも多彩な音楽性や超絶に派手なルックス、ゴージャスなる編成と全てにおいて一筋縄ではいきません。
うかつに手を出そうものならば、途端に頓挫しちゃうのが現実。

本家本元は1982年の結成以来、ソウル、ニューロマンティック、ポップ、ブラスロック、ムード歌謡、ファンクにと多種多様なる音楽性を導入していたんだからね。

中途半ハンパにやっているところはいくつもあるのでしょうが、CONECONE CLUBは別格の存在感をいかんなく発揮してたよん。

ありそうでいて中々にいない、貴重なるシティポップのコピーバンド。
数年前から世界中に吹き荒れているこのブーム。
まずは着眼点がナイス。
正にタイムリーな確信犯。
下手な屁理屈なんか抜きにして、こいつは嬉しい事だねえ。
もちろん、テクニックとセンスがふんだんに問われるんだけれど。
そういうわけでして、珠玉のジャパニーズ・ミュージックを思う存分に堪能。
もちろん、魅惑のシンガーを全面にフューチャーしているんだけど、どの歌も個性的で素敵だ。
で、ここのメンバーの中にも、顔なじみがチラホラと散見するのだ((´∀`*))

主催者のアっ子ちゃん曰く「はじけて踊れるバンドを中心に集めた」と豪語しているだけあって、ずっと一緒に歌えてノリノリに楽しめるよ。
やっぱり、万人受けするのはこの手のジャンルに限るね。
誰もが知っている王道路線な大ヒット曲を,次々に繰り出されたらたまりませんもん。
特に80年代に青春時代を送った当時の若者たちにとってはたまらない魅力的なナンバーが目白押しだから、思わずウルウルものだったことでしょうよ。
琴線を振るわされっぱなしさ。
作戦勝ち・・・・というよりも、演者たちが一番エンジョイしている。
その時の表情を見たらば一目瞭然。
最初から最後までずっと、元気漲るステージングには脱帽です。
一瞬たりともダレることなんてなく、ハイ・テンションのオンパレードさ。
素晴らしいひと時を共有させていただきました。
このバンドは結成当時から噂に聞いていたけど、ご機嫌の連続。
だから注目度は絶大でした。
ある意味においてはこの日一番の目玉。
存分に弾けまくりのお祭り集団。
迂闊に近寄ったならば大やけどしちゃうからご用心。
もうこうなったら下手な能書きなんて吹き飛ばして全身全霊を込めて踊り狂っちゃうことがと得策。
乗り遅れないようにね。

全員が別世界から現れたようなゴージャスなる衣装に身をまとっていることもお忘れなく。
耳にも目にも、体感的にも訴えかけてくるのさ。

因みにマサは以前「粉粉クラブ」と対バン経験があるから、その違いを受け付けカウンターでマックス&アっ子ちゃんに問うた。
すると全くの別物らしい・・・・
でも数人のメンバーは被っているそうだ。
被っている人も新しい人もほとんど知ってるメンツだったけど・・・・(-_-;)

ここで、ちょっとメンバーの構成をば・・・・な、な、何とこの日一番の大所帯で12人編成だよん。
掛け持ちの人気者も多数含む。((´∀`)・・・・写真参照のこと)

ドラマー・・・お懐かしやのフクちゃん。
オシャレな黒いハットとサングラスを装着。
ぶっ飛びにド派手なアニメカバーバンド「爆裂クィーン」もメンバーチェンジして現在も活動中。

ギター・・・テクニシャンのコバちゃん。
愛器のブラックレスポールを使用。
STAショックス、ディス魂、他多数のバンドに在籍。
今回のCONECONEは、急遽1回きりの参加依頼を受けたのだそうだ。

ベース・・・マルチプレイヤーのマリちゃん。
黒ボディカラーのプレシジョンベースを使用。
ローズ指板。
この日はキーボードでも「殺し屋」に参加していたね。
華麗なる歌姫ルチュ率いるビアプリーズでも長年キーボードを担当していたんだけど、最近はベーシストにシフトチェンジしたよ。

キーボードの魔術師・・・マックス
(YAMAHAモンタージュ8を使用)
この日の主催者。他にも「ブロー・バイ・ブロー」「強烈」など多数のバンドに籍を置く。
先のカシオペア・フュージョンコピーバンド「FOP」に次いでの出演。
どんなジャンルでもオーケーな頼りになる奴。
意外にも人見知りなんだそうです・・・・((´∀`))。

ヴォーカル・・・イケメンのタタンタ
おおお!!満を持して姿を現したね。
乙帝国ゆるゆる団で何度も対バンをしたパフォーマー。
元気そうでなにより。

サックス・・・コーちゃん。
黒いハットとサングラス姿。
何を隠そう、我らがSTAの初代テナーサックスとは彼のこと。
相変わらず多方面においてエロイ音色を轟かせて女性ファン達をとろけさせていますよ。((´∀`))
客席に座っていたマサの元へ、わざわざ挨拶に駆けつけてくれたナイスガイ。

トランペット・・・小樽から参加のクニ。
やはり黒いハットとサングラス着用。
ラガーマンの愛息とも最近は一緒にバンド活動中。
羨ましき親子の絆に注目。

もう一人のトランペット・・・サッチン
紫のウィッグと
黒いドレスがお似合い。
男顔負けなハイノートヒッター
「地下室とシャンパン」では長年大人の雰囲気漂うネオジャズサウンドを奏でて熱い支持を受けています。

ダンサー・・・イクコ嬢&ルチュ嬢
ステージ左右に陣どって熱視線を一身に浴びまくっていました。
情熱的な赤いリボンと口紅がワンポイント。
息もピッタリにステップを忠実に再現。
特にルチュはコバちゃん同様にピンチヒッター。
大好きなバンドだっただけに速攻で受け入れたそうだよ。
だってもう皆がステージにセットアップして今か今かと本番開始のゴーサインを待っている最中でも一人で淡々と振り付けのチェックをしているほど。
根っからの努力家で真面目な部分が如実に表れているエピソード。

コーラスガールが2人・・・アッ子ちゃん
もちろんこの日の主催者&司会者&受付嬢&スタッフ・・・。
八面六臂のフル稼働には頭の下がる思い。
でも誰もここにいるミステリアスなレディがアっ子ちゃんだとは気づかなかったとさ・・・(-_-;)

最後にもう一人のコーラス・・・チヅルちゃん。
栗沢町からやってきた「美脚の女王様」とは彼女のこと。
渋いロックのトリオ「ムーミン」ではベース&リードボーカルを担当。


前置きがめちゃくちゃに長くなったのでそろそろまいりましょうか。
サウンドチェックも無事に終えて、賑やかに「CONECONEショー」が始まりますよ。
いつまでもグダグダと語っていてもラチがあきませんので、早速の幕開け!
瞬き厳禁。
一体全体、どこに目を向ければいいのやら迷っちゃうけれども、それは自己責任ということで、こちらサイドは一切関知いたしませんのでよろしく!!


「さあ、皆さん。
大変長らくお待たせいたしました。
開演ですよ!!((´∀`*))」

1曲目は掟破りの「君がいるだけで」
トップに惜しげもなく、この永遠の傑作を持ってくるのかあ。
米米クラブ最大のヒット曲で、13枚目のシングル
(1992年5月4日発売)
トレンディドラマのテーマソングにも起用されていましたね。
アルバム「オクターブ♯1」2曲目に収録。
オリコン週間チャートでは見事に1位を獲得(通算6週!)
一致団結の白熱なオープニングからサービス満点。
常に踊っての大出血フル稼働。
たしかにこの手のバンドがジミに突っ立って普段着で演奏したって興ざめものだし。
誰もが知っているこの曲は、相当に難しい。
漲るナイスなセンス且つ、難易度強!
それは全てにおいて。
だからタタンタも、札幌が生んだセクシーダンサーチームのシュークリームシュも、スタミナ温存が大切。
そうしなければ早々にバテてしまう。
アっ子&チヅルのご両人も華麗に添え続ける。
血沸き肉躍る、とはこのこと。
ジッとなんかしていられないよ。
アドレナリン噴出。
脳天のヒューズはスパーク状態。
この絶妙なる序盤のぶちかましで、既に掴みはバッチリとオーケーさ。
全員の衣装が動きに合わせてキラキラとうっとり見惚れるほどキラメていて派手で綺麗。
バンドのイメージに合わせてか最新導入の高性能な照明機材も飛びっきりの点滅で応戦。

オーディエンスはそんなことなんか知ったこっちゃないんだけれども・・・・・。

タタンタのMC
「結成してから今回で2回目のライブです。
前回とはちょっとメンバーが違いますが・・・・
次は、170万枚を売り上げた曲をやります・・・・・・・
JAL沖縄のテーマソングに使用されたヒット曲ですが、わかる方いますか!!?
((´∀`*))
・・・・・浪漫飛行!」
米米クラブ初のオリコン週間チャート第1位を記録した記念すべき10枚目のシングルで、クレジットはされていないがチャーも関わっているのだ。
サビ後の「WOW WOW」のフレーズはそのチャーにより生まれた。
(1990年4月8日発売)。
アルバム「KOMEGUNY」3曲目に収録。
もうこの辺に達したらメンバー達も観客達も、すっかりとリラックス・モードに突入していて和気藹々。
とってもやりやすい雰囲気に達した感あり。
照明も心なしか、一際点滅が激しくなってきたような気がします。
メロディラインをなぞっていくうちに、ウキウキと心もときめいてくるというものさ。
可愛らしい女の子も大喜びで飛び跳ねている。
皆も必死にダンシング。
なにをやっていても、目立ってしまうカールスモーキー・タタンタくん、((´∀`))
彼がセンターフロントにいるといないとでは雲泥の差。
花があるもん。
パッと活気づくね。
生まれ持った才能の持ち主。
生粋のパフォーマーはいまだに衰え知らず・・・どころか更なるパワーアップを図ってきた。

ここで一旦、ダンサーの2人はお休み(残念…マサはルチュにその件を問いただしたのさ・・・・)

スローなバラードで「タイム・ストップ」
8枚目にシングル。
1988年10月21日リリース。
アルバム「ゴー・ファンク」8曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング25位を記録。
熱冷ましとばかりに、シフトチェンジを図る心憎い配慮。
硬軟織り交ぜた、起承転結の流れも考慮された采配。
演出力にはグッときちゃうねえ・・・。
一息入れて、甘くとろけるほどにジックリ聞き入ってみるというのも乙なもの。
今更ながらだけど、タタンタが羨ましくなるくらいにすこぶる上手い。
どんな曲調でも己のモノとして自然に取り込み熱唱しちゃう才能は持って生まれたもの。
ポップでもハードでもメローでもミディアムでもコミカルソングでも何でも来いの心意気が清々しい。
全く嫌味を感じさせないところもいいねえ。
万人受けするナルシストなキャラクターも貴重。
羨望の眼差しが注がれていました。
シンガーになるべくして生まれたような男。
こういった選曲はよほどの自信と余裕がなければ無理というもの。
大体は事故っちゃって残念な事態に陥っちゃうというもの。
CONECONEは・・・・?・・・・貫禄で成功でしょう((´∀`))。
カズくんはずっとコーラスの彼女達が誰なのかわからずにずっと胸ときめいていたという・・・・(-_-;)
後でアっ子ちゃん&チヅルちゃんだと知りひたすらに悔やんでいた…ということを付け加えておこう・・・っと!!((´∀`))


ハイテンションのショータイムはまだまだ果てしなく続く。
会場全体は一体感に揺れているし。

「シュール・ダンス!!」
これは米米クラブ5枚目のシングル
(1987年9月21日発売)。
こちらもアルバム「KOMEGUNY」2曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング19位を記録。
ここで再びダンサーの2人が戻ってきた。
やっぱりこうでなきゃあねえ。
黙って佇んでいるだけでも絵になるレディたちなんだから、動き始めたらもう言葉を失っちゃうほどに熱狂の渦が巻く。
「ルチュ!!」と熱心な親衛隊からもあちこちから声援が休むこともなく飛び交う。((´∀`))
ノリノリなルチュも「ハーイ!💛」と切り返す。
その様にキュンと癒される。
アップテンポなファンキーテイスト満載で、切れ味鋭いホーンの響きも冴え渡る。
リズムセクションによるタイトでストレートなアタック感溢れるグルーヴも心地よい。
ほどよくJ-POPフレイヴァーが散りばめられているところなんかはさすがだよね。
カリスマ、カールスモーキー・タタンタの両サイドに陣取っているダンサー達の笑顔にも癒されます。
しっかりとダンス・タイムも設けられているよ。
女性陣のコスプレには驚愕したけどね((´∀`))。
う~む・・・・奥が深いなあ・・・・米米マニアならば初歩的な知識なんだろうけど。
白黒衣装でドレスアップしたサッポロのシュークリームシューに負けじと、コーラス隊も、肩と胸元が露わな全身情熱的黒のロスゴリドレスを着こんで、チャーミングに(!?)熱演。

「それでは、最後の曲となりました・・・・・」
「えええ!!!???・・・・」
「なお、レパートリーはこれしかないので、その点を考慮してよろしくお願いいたします・・・・((´∀`))
・・・・・シェイク・ヒップ!!」
トドメとばかりに思い切り極上のパワフル・ビートが炸裂した。
(本家本元の米米クラブがコンサート終盤に必ずプレイする人気曲。
1986年4月21日発売のセカンドシングル。)
アルバム「シングルス」のトップに収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング54位を獲得。
CONECONEのバンドメンバー全員が一丸となって、余力を振り絞り怒涛のモードへと誘う。
ホーン隊もダンサーもバンドもシンガーも、終局に向けて雪崩れ込み。
会場全体へ向けて「ヘイ!ユー!ダンス!!」
タタンタが陣頭指揮を執ってモニターには左足を載せて煽りまくる。
コール&レスポンスの応酬。
コーちゃんを筆頭に、ホーンセクションも振り付けどおりに踊る。
伝家の宝刀マリちゃんもエモーショナルなコーラスで更に彩を添える。
コバちゃんもルチュ嬢も、これが初の参加とは到底思えないほどの溶け込み具合を発揮している。
エンディングが中々終わらない・・・・延々と引っ張る、引っ張る・・・・・それを何度か繰り返した後にカールスモーキー・タタンタ君の雄叫び一発で無事爆発終了!
なんの悔いも残さないよう一心不乱に演じきっての大団円。
充実感に満ち溢れた汗まみれの表情を見ればそれも一目瞭然だ。

あらら・・・・あれだけ言ったのに、やはりアンコールの声が沸き起こった。
アっ子ちゃん「諸事情によりアンコールはできません・・・・
曲がもうありません・・・((´∀`))」

本当にお疲れさまでした!!

観客たちもエキサイトしながら、異口同音に絶賛していた。

またすぐにでも見たくなる満足のいくバンドでした。
まだまだ、たくさんの隠し玉を持っているのでしょう。
演劇風な要素も勉強になるなあ。
仕掛けもギャグもバッチリと考え、今後も益々切磋琢磨して素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてちょうだいね。
心底から期待しているよ。

北国の豪雪も、その迫力ある熱量で溶けちゃいそうだ。
暗く陰鬱なる世の中にとっても、一筋の光明が差してきたような気がします。

****ちなみにこの直後からアっ子ちゃんは司会、マックスはスタッフに戻るのだ****













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VOL,208 FEEL SO GOOD~LIVE IN CUBEGARDEN (FOP/ FUSION OTAKU PARTY編)

2024-01-21 22:50:17 | Live Set List
5,17:00~17:30
[FOP/FUSION OTAKU PARTY]

てっきり私は「プロジェクト」の「P」だと思い込んでいたら「パーティー」だったんだねえ・・・(-_-;)

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、バンドの入れ替えには15分が用意されています。

さてさて、楽しい時間の経過は早いもので、もう中間点に差し掛かってきましたよ。
これまでにも、様々なジャンルが登場してきたけれども、お次はご機嫌極まりない超絶技巧派集団。
この日唯一のオール・インストウルメンタル・バンドが満を持して参上!
問答無用のバカテク揃い。
全員が男性の4人組。
日本が世界に誇るフュージョン・シーンの大御所カシオペア・カヴァーバンドなんだから納得だ。
この世界は下手クソじゃあ、全く話にならない。
一挙手一投足を食い入るように、対バンのミュージシャン達もかぶりつきだったよ。
金縛りになる場面も多数。
全5曲共、釘付けになるほどの火花散る攻防を繰り広げてくれましたよ。
いやあ、そのバリエーションはマジに勉強になる。
実は正直な話、このバンドとはあちこちの会場で数度の対バン経験があったんだけれども、STAとは初だという事実に今気づいた。
他のバンドでご一緒していたわけだ。
でもねえ、メンバー達とは古くからの顔見知りだよ。
彼等も超人気者の引っ張りだこだけに、掛け持ちミュージシャンばかり。
多少はワーカホリック。
やはり、よほどバンド&ライブ&音楽に対する好き者でもない限りは、つとまりませんよね。

早速ですが、メンバーの編成を紹介しますよ。
とにもかくにも、すこぶるいかした4人組。
好感の持てる連中ばかりだ。

ドラムス・・・イケダくん
彼はいつもMCも兼任。
彼のみメガネは無し。
バカテクのドラミングは当然として、ホノボノとした優しくて愉快痛快なるトークの必聴。
かくいう私も密かなるお楽しみとして毎回注目しているのですよ。
今回は何を語って我々を笑わせてくれるのかな。
真剣そのものでステイックを捌いているのみ、一転演奏が終わるとニコヤカに捧腹絶倒な話題を提供してくれるです。
正に生まれ持った二刀流の才能だね。

キーボード・・・全身を潔く黒衣装で統一したマックス(YAMAHAモンタージュ8を使用)
ただ1人、オシャレに帽子をかぶってます。
彼はこの日のイベントをアっ子ちゃんと2人で主催している人。
スタッフとして受付、機材の搬入、セッティングにと常に動き回っていた。
本当に頭の下がる思いだ。
一生懸命、円滑に進行させるべく事細かな気配りで八面六臂の大活躍。
ミュージシャンとしての腕前は折り紙付きで、東京にも演奏にお呼ばれするほどの人脈を持っている。
因みに相当に人見知りなんだそうですよ。
とてもそんな風には見えないけど・・・・((´∀`))

ギター・・・お懐かしやのタロウくん!
ライブ後にはわざわざマサの元にまでご挨拶にきてくれたよ。
な、な、何と彼は伊達在住。
この日のミュージシャン中、スモーキーズに負けないくらいに遠距離からの参加ではないかな!?
ご苦労様です。
使用ギターはトレードマークともいえるヤマハの野呂一生モデル。
ボディカラーは渋いブルー仕様。
ビックリしたことに、この日がFOP初ステージとのこと。
でも、違和感なくマジに溶け込んでいたよ。
それもそのはずで、彼のカシオペア歴は筋金入り。
15年くらい前、マサがライブで知り合ったUFOのギタリストがやはり伊達方面の人でして、STA企画「リブレーション」対バンを紹介してもらってご対面したのがタロウくんのバンドだった。
ドラマーがお坊さんです。
それが縁で太郎くんは札幌界隈にも進出するようになり、網ちゃんともカシオペアバンドを結成。
そしてこの度、石やんの後を受けてFOPに加入したというわけ。
久しぶりに懐かしく会話できてうれしかったよ。
伊達の太郎君バンドも元気に活動しているとのこと。
アッキーも伊達だから出身地のことでお互いに和んでいたよ。

そしてベースは・・・・眼鏡姿がよく似合うハタノくん。
彼もMAX同様に全身を黒衣装で統一。
(YAMAHAナチュラルボディカラーの5弦ベース。
ローズ指板。
光沢がとても美しいゴールドパーツの仕様。
これがすこぶるいぶし銀のいい音を奏でる。
程よい重量と細めのグリップもナイス。
弦から細部にわたり、お手入れが行き届いている。
彼とは最近よく合うなあ。
つい先月もルアレルバで「中山クラブ」のメンバーとして出演していたもんねえ。

マサがの以前、キューブガーデンで秦野くんとタイバンになった際に知ったんだけど、マサが以前勤務していた楽器店で秦野くんを接客していたんだそうだ!!??
これには、びっくりしたなあ。
そういうのってよくあるんだけど・・・・
(サッサも同様に・・・・)
また、今後もほかの人であるかもね。
つまりは狭い世界で、ミュージシャンの行動範囲って結局は同じところを幾つになってチョロチョロしているという証なのだ((´∀`))

お互いベーシスト同士ゆえ、マサがベースを立てかけていたスタンドに秦野くんが目ざとく注目していた。
「これはあの楽器店の展示用スタンドなんだよ」
興味津々。
もちろんハードケースに収めていたスペクターにも目が行く。
「弾いてやってよ」と手渡すマサ
嬉々として椅子に腰かけながらチョッパーをビシバシと決めまくる秦野くん。
「ベースも喜んでいるのがわかるよ。
俺は滅多に自ら人にベースを触らせることはなんだけど、(武士の魂だから)秦野くんは別だよ。」
それからは弾きやすさ、EMGのアクティブ・ピックアップ、削り出しブリッジ、ボディ材、ハカランダ指板、スルーネック使用、シェイプのカーブ、ロックピンやペグ、グリップ感覚、ポジションマーク、クレイマー製品・・・・と延々に盛り上がったのであった。

はい、たいへん前置きが長くなってしまったので、そろそろ本編に突入しましょうか!

サウンドチェックもまんべんなくこなして、準備万端整ったようだよ。
サラッと聞いただけで、会場中の誰もがその一挙手一投足に感嘆。
何をいまさらと言われることを覚悟のうえで言わせてもらいけど、やっぱり余裕と貫禄に満ち溢れた表情を浮かべる彼等は別格に上手い!
一筋縄ではいかないツワモノぞろい。
はやくもアドレナリンが噴出しそうだよ。
なんとかしてくれい!!((´∀`))
期待感にワクワクが止まらないぞ。
タイムテーブルも、ここまでは押すこともなく順調に進行中。
全てに於いて絶好調。
覚悟はいいか!
皆さん、是非ともよろしくお願いいたします。
それでは行くぜ!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!COME ON BABY!!

アイコンタクトを受けた司会者のアっ子ちゃんがマイクを手に上手から颯爽と登場した。
「それではオタクな熱いパフォーマンスを心行くまでにご堪能ください!」


池ちゃんによるバスドラが轟き渡って、泣く子もエキサイトしちゃうカシオペア問答無用の代表作「アサヤケ」がはじまった!!
いきなりこれかい。
掟破りの反則技。
威勢よく波状攻撃の開始だ。
これをここにもってくるとはなあ・・・・・。
1979年リリースのアルバム「スーパー・フライト」に収録。
余りにも有名だから当然の結果でしょうよ。
開巻から情け容赦なき攻防を繰り広げる
((´∀`*))
一切の妥協なき鬩ぎあいの神髄を体現せよ。
ギター小僧ならば、誰もがコピーしたであろう永遠のアンセム。
山下達郎、チャーと並ぶ日本3大カッティング・イントロ。
単純なテーマだけど、間違いなくギターの歴史に残る名演だね
(16分音符の裏で入る部分とコードチェンジが難易度強)。
切れ味鋭くキープするところが命
(他弦、特に4弦は3弦を抑えている中指できちんとミュート)。
一聴した限りだと、曲調は軽快でイージーリスニングに陥りがちだけど、どうしてどうして随所が難攻不落。
タロウくんの、大道芸人に匹敵するようなフィンガリングと軽やかなるステップが手強い。
カシオペアに対する半端ないリスペクト精神が、こちらサイドにまでヒリヒリするほどに伝わってくる。
もろに野呂一生している・・・というか野呂さんが太郎ちゃんに憑依しているかのような迫力だ。
会場全体が一挙にオーバーヒート気味。
その熱気ほとばしるノリノリな様は圧巻。
それを即座に察したのか、メンバー達はお互いに不敵な笑みを交わし合う。
夢中になっているオーディエンスにお構いなしで、わかりやすく口ずさめるフレーズを紡ぎ出す。
痒いところに手が届く、とはこのことだね。((´∀`*))
サビ・セクションのオクターブ奏法や、トレモロ奏法(多分6連)、ライトハンド奏法で広がりを醸し出す。
ベースは渾身の2フィンガーとスラップ・ヒットの併用。
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっている腐った自己満足能書きバンド連中とは、レベルが豪華過ぎて段違いだね。
これで、バッチリと掴みはオーケー!

池ちゃんによるMCがはじまった。
マイクを手に立ち上がった・・・・
「ありがとう。
FOPの4人でございます。
あの~…我々4人が中学から高校生の若き頃にはまった曲をいつもお届けしていますが、今日は80年頃に流行った古いフュージョンを中心に選びました。
飽きちゃったらどうぞ遠慮なくお休みください・・・((´∀`))
次の曲は・・・・スマイル・アゲインという曲です」
1981年10月21日発売の6枚目アルバム「クロス・ポイント」トップに収録。
ドラムによるフィルから一挙に突入。
ごく初期の最強にして最高ナンバーを、惜しげもなく突き付けての爆発路線か。
相変わらず、各自が個性的な秘技を、これでもかあ、というほどオシャレに次々ぶつけてくる。
洗練された一音一音の進化系サウンドは、お見事の一語に尽きる。
心に響く爽やかなるメロディと、目を見張るようなキレのあるリズミカル・テイスト。
印象的なスラップ・ベースのフレーズを生かして絡みつく、躍動感たっぷりのドラムによるバリエーション豊富でタイトな8ビートが決め手。
そして特徴的なアップテンポに感動する・・・。
元気てんこ盛りで不思議な機械的アンサンブルの妙には、思わずトキメキながらも固唾を飲んでしまった。
(実は和音もギターの開放弦の音と同じ音を使っているコードが多い。
ギター・ソロはほぼ1コード)
ギターからベース、次いでキーボードへと織り交ぜ、聞き心地の良さを追求した絶妙なソロでまとめ上げ、グッと引き込んで親しみやすさと存在感を猛アピール。
派手派手、ルンルン気分な都会系の装飾音イメージに漲っています。

池ちゃん、汗を拭きつつも・・・・
「スマイルをするのが大変でした((´∀`))
こういう音楽、50代くらいの方は懐かしいでしょう((´∀`))
我々は若い頃にこういうジャンルを聞き始めて今だに聞いております。
あ!?・・・忘れないうちにメンバー紹介をしておきましょうか。
オタク・ナンバー1・・・グッとくるベースの泰野君。
2番目のオタク…この方もマニアすぎるのです。
今回から加入しました。
遠路はるばる伊達から駆けつけてくれました、タロウくん。
私と同い年の54歳。
3番目のオタク・・・あなたはいいか!!((´∀`))
フクマくんですよ。
最後は僕ですね・・・・イケダです。
(拍手喝采!!)
オタクと言ってもタクハチロウではありませんよ((´∀`))
マジックハンドを持ってアイドルを追いかけていた人・・・・。

それでは、難攻不落なナンバーを立て続けに行ってみましょうか!!
まずは・・・・COAST TO COAST」から盛大にスタート。
1986年の9月10日リリースの15枚目のアルバム「SUN SUN」2曲目に収録。
不敵に堂々と演じ切っちゃう、憎いほどにしたたかな野郎ども。
全部のパートが凝りまくりでコピー泣かせ。
ありとあらゆく奏法を出し惜しみなく披露。
次々と飛び出してくる複雑な構成に、目と耳がついていくのもやっとだ。
鉄板の隠し玉チョッパーがビンビンとほとばしる。
千手観音のごとき、手数王イケちゃんも、アグレッシブにリズムを延々とキープしながらも、しっかりと練り上げられた数多くのゴーストノートを決める。
アーミングをカッコよく駆使したタロウくんのディストーション・ギターもアメリカンなポップ・ロックテイストが満載。
マックスの奥行きあるキーボードも強弱によって、変幻自在ホットにファンキーに弾き方を変えている。
この凄みあるぶちかまし一発で観客はすでにノックアウト。
壮大でパーフェクトな音像だ。

「ミッド・マンハッタン」
1982年12月16日発売の8枚目アルバム「4X4フォー・バイ・フォー」トップに収録。
4者4様が、ガッチリとひとつになって展開するアンサンブルが聞きもの。
特にタイトでストレートな激しいドラミングがな滑らかな音色を奏でるキーボードに絡みつく火花散るパートは圧巻の一語に尽きる。
リズムセクションもうねるまくりように駆け引きを挑み続ける。
豊富なかっこいいバッキングにも、度肝を抜かれっぱなし。
そうなのですよ、4人の力関係が見事に4等分されたアレンジが肝。
途方もない感触と、魂の籠ったアクションには目いっぱい華があるもんなあ。
老若男女国境も軽く超越。
起承転結、陰と陽の駆け引き、抑揚のつけ方が計算されていて見事ハートに突き刺さる。
ユニークこの上ないね。
もう本格的過ぎて、すでに脅威の領域に達してしまった。
申し分ないくらいに完成度高しで昇天。
息つく島も与えないテンションはマックスでオーバーヒート直前。
いよいよもって佳境に差し掛かってきた。

「40年以上前、これらの曲にしたことがありますが大変でした・・・・。
今も、いまいち思うようにいかないところがありましたが(-_-;)
明日から仕事の人もいるかと思います。
我々も大好きな音楽をずっとやり続けていきますよ。
次のライブは多分10月くらいかなあ・・・
あ!?・・・オタクの4人がまだやっとる・・・とでも思っていただけたら幸いです。
我々のライブ後は45分の休憩に入ります。
私たちも倒れこむと思います。
お時間の許す限り、ちょっとお待ちください。
(ここで栄養ドリンクを一飲み)
よし!
これでファイトが出てきたぞ!
ファイト一発!!」

正真正銘のラストは、誰もが聞き惚れちゃう定番中の定番でその名も「FIGHT MAN」
90年代のスタンダード。
1991年5月25日にリリースした21枚目のアルバム「フル・カラーズ(日本における最高チャートは31位)」トップに収録。
池ちゃんによるターン!とよく抜けるスネアの音が絶品。
Bメロ前「ちゃちゃっ!X2」の間のオカズの変化も特筆すべき点。
中盤におけるベース、キーボード、ギター、ドラムからベース・タッピング、キーボードと目まぐるしく受け継がれていくソロの応酬。
多分、スタジオ・リハーサルで、メンバー一丸となって必死に汗水飛ばし、何度も何度も猛練習したのだろうね。
一切の妥協することもなく完璧を求めて。
その光景が目に浮かぶようだ。
本番で、それはまだまだ続く。
ギターはトドメとばかりに、なんまらお茶目なフレーズを弾き出す。
でも、追い打ちをかけるように、ベース、ギター・ソロ回しと笑ってしまうぐらい、延々と引き継がれ阿吽の呼吸で大躍進。
まさに、このステージ最大の見せ場が存分に炸裂した瞬間。
息もピッタリなバトンリレーの光景が鮮やかに映える。
命がけな神々しい真剣勝負のコーナー。
真摯な努力が報われた瞬間だ。
血と汗と涙の結晶。
お口あんぐり状態で引き込まれて、茫然自失・・・・・思わず手に汗握るよ。
瞬き厳禁で、息も絶え絶えだよん。
おいおい、責任取ってくれよ~((´∀`*))
観客全員の熱視線を、一身に浴びていました。
渾身の力を込めて腕を振り上げている者。
頭を振ってる者。
これこそライブの真骨頂。
だからこそ、一度でもはまったら抜け出せない魔力が備わっている不思議な空間。
マジカルでミステリーなシーン。
ホンのわずかの余力をも残すことなく、一生懸命思う存分に完全燃焼、真っ白な灰になるほどに。
深々と礼儀正しくお辞儀をして無事にフィナーレを迎えた。
汗びっしょり達成感に満ち溢れていて、メンバー全員の表情も和気藹々嬉々としながら光輝いている。
それぞれに息もぴったりだったから、今後も新体制の成長を温かく見守っていこうじゃあないか。
たくさんの隠し玉を持っているのでしょう。
また、すぐにでも見たくなってきたよ。
本当にお疲れさまでした!!

司会のアっ子ちゃんもエキサイトしながら絶賛していた。

北国の豪雪も、その迫力ある熱量で溶けちゃいそうだ。
暗く陰鬱なる世の中にとっても、一筋の光明が差してきたような気がします。
これでちょうど半分が終了だ。
まだまだ、この後も先は長い!
よろしくお願いいたします。























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ASKA special TVH 運命の時空間  デイヴィット・フォスター共演

2024-01-21 18:25:00 | CHICAGO
去年のソロ活動再開ASKAテレビ特番で、
デビッドフォスターがプロデュースしたChicagoの事をアスカは熱く語っていた。

で、遂にそのデビッドフォスターとの夢の共演が実現して、そのドキュメントが本日放映された。

やはり、アスカはデビッドフォスター風なChicagoサウンドを意識した曲作りなどを披露。
なるほど、凄まじいくらいの影響度合い。
デビッドフォスターとのリハーサル風景も超貴重!
アスカのリスペクト感が微笑ましい。
Chicagoやピーターセテラの曲が流れて写真も映るし、特別感満点さ。

で、本番では、やはりChicagoのバラードをピアノをバックに歌った!🤠🎶
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QUEEN ライブブートレッグCD2枚と輸入写真集!

2024-01-21 11:02:50 | free form space
クイーンのライブ盤。
音質は良好だけど、これ、オフィシャルではないからね…!
よほどのマニア以外は必要無しさ。
若気の至りで入手してしまったけどね…(^◇^;)
75、76、78、79年の貴重な初期音源が満載!
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VOL,208 FEEL SO GOOD~LIVE IN CUBEGARDEN (MS,RIE編)

2024-01-20 19:21:45 | Live Set List
4,16:15~16:45
[MS,RIE]

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、バンドの入れ替えには15分が用意されています。

4番手も初めて見るよ。
ありそうでいて中々いない、貴重なるシティポップのコピーバンド。
数年前から世界中に吹き荒れているこのブーム。
まずは着眼点がナイス。
マサにタイムリーな確信犯。
下手な屁理屈なんか抜きにして、こいつは嬉しい事だねえ。
もちろん、テクニックとセンスがふんだんに問われるんだけれど。
そういうわけでして、セカンドアクトの我らがSTAを除けば3バンド連続で珠玉のジャパニーズ・ミュージックを思う存分に堪能。
もちろん、魅惑の女性シンガーを全面にフューチャーしているんだけど、どの歌姫も個性的で素敵だ。
で、ここのメンバーの中にも、顔なじみがチラホラと散見するのだ((´∀`*))

主催者のアっ子ちゃん曰く「はじけて踊れるバンドを中心に集めた」と豪語しているだけあって、ずっと一緒に歌えてノリノリに楽しめるよ。
やっぱり、万人受けするのはこの手のジャンルに限るね。
誰もが知っている王道路線な大ヒット曲を,次々に繰り出されたらたまりませんもん。
特に80年代に青春時代を送った当時の若者たちにとってはたまらない魅力的なナンバーが目白押しだから、思わずウルウルものだったことでしょうよ。
琴線を振るわされっぱなしさ。
作戦勝ち・・・・というよりも、演者たちが一番エンジョイしている。
その時の表情を見たらば一目瞭然。
最初から最後までずっと、元気漲るステージングには脱帽です。
一瞬たりともダレることなんてなく、ハイ・テンションのオンパレードさ。
素晴らしいひと時を共有させていただきました。

ここで、ちょっとメンバーの構成をば・・・・8人編成だよん。

情熱的に真っ赤なセクシードレスを着たヴォーカルは心境著しいリエ嬢

コーラスガールは2人で、ショートヘアのニシコ嬢&眼鏡姿のアユミ嬢
彼女たちも多方面で麗しき喉を披露している。
特にニシコちゃんはヒコちゃん率いる「チムドンドン」でのリードボーカルが有名。

ギターはご存じのスパンコール・エレキダくん。
ネットで購入したという虹色のスパンコールシャツがまぶしいくらいに輝いている。
以前に書いていますが(小樽・ゴールドストーン1階楽屋にての談)、3種類のキラキラ衣装を所持しているのだとか・・・・((´∀`*))。
さり気なく飾り付けられた、ペンダントと黒いドットマークのテンガロンハットも着用。
エレキダくん使用のギターは愛器フェンダー・ストラトキャスター3シングルピックアップ。
タバコ・サンバーストボディカラー、メイプル指板仕様。
ちなみにマサとは、居住地がなんまら近いのだ。

ベースは、お久しぶりのチャッピーくん
ヤマハの5弦を使用。
ナチュラルボディカラーが超絶に渋い。
メイプル指板。
チャイナ風の衣装にサングラスをバッチリと決めている。

ドラムスに、一番シックなファッションのニシモリくん
グレーのYシャツと、黒のネクタイ&ベストを着用。

キーボードは問答無用の人気者キムキム教授(ヤマハのモンタージュM7をプレイ。キラキラと光り輝くストールが目にも眩しい)

そしてダンディでラテン系のパーカッションにはSTAと掛け持ちの伊達男ユーちゃん(トレードマークの髭とサングラスがよくお似合いだ。
彼は北海道のバンド・サークル、エッグの副会長も務めている。更にはコミュニティFMカロスでDJもつとめ、打楽器の講師、膨大なるバンドでも活躍中のワーカホリック!!彼も銀色のストールを巻いているではないか!!)という布陣。

とにもかくにも、全員が目にも鮮やかな煌びやかコスチューム。
目にも耳にも訴えかけるものがあるね。

はい!
さてさてサウンドチェックも無事に終えて準備万端整いましたよ。
そろそろまいりましょうか!!
上手に控えていた司会進行役のアっ子ちゃんがゴーサインを受け、マイクを手に盛大なるアナウンスを告げる。
早速、豪華なるショーの幕開けだ。

オープニングは竹内まりやの「プラスティックラブ」
1984年4月25日にリリースされたアルバム「バラエティ」2曲目に収録。
12枚目のシングル。
もちろん山下達郎はじめ黄金のback面で網羅されている。
心憎いまでのセレクション。
若い女性の自由恋愛を切々と歌い紡ぐリエ嬢がとっても絵になる。
観客は彼女の姿に最早釘付け。
コーラス隊もいい仕事をしています。
だって、この曲をキッカケに一連のシティポップがあっという間に広がったんだからね。
でも実は、日本人から言わせると「ええ!!??・・・この曲!!??・・・」という感触なんだけどね。
傑作には変わりはないんだけど。
まあ、そんなことはともかく、この曲がはじまった途端に観客のハートが射抜かれたことは間違いないね。
バッチリと正解さ。
いぶし銀のサウンドを演出するリズムセクションも安定感抜群。

「ミス・リエというバンドです。
最後まで、どうぞよろしくお願いいたします。
広いステージなので、ちょっと緊張していますが・・・・
次は、中森明菜さんの曲で・・・・十戒です。
聞いて下さい」
9枚目のシングル。
1984年7月25日にリリースされた。
6枚目のスタジオ・アルバム「POSSIBILITY」の7曲目に収録。
当然オリコン週間チャートでは2週1位を記録!
伝説の昭和歌姫をカバー。
より映えるよう、骨太で男気溢れる展開にアレンジしているようです。
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れた歌謡ロックが存在していたなんて驚きだ(高中正義&売野雅勇による作品)。
今、改めて聴いてみてもムチャクチャにかっこいいね。
全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に構築されている。
ドラマティックに観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。
有り余る才能をフルに導入した構成は絶品。
今までとは全くタイプの異なる楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
エレキダくんの、目を見張るようなギターソロが天空を自由自在に駆け巡る
「ギュィ~ン!!」とね!
言葉を失うほどの、重厚なるベース・ソロも特筆すべき点。
チャッピーくんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる。
オクターブを勢いよく上昇するリエ嬢のボーカル・スタイルに皆がぞっこんだ。
難攻不落なこの曲を組み込むのは、よほどの自信に裏打ちされたものがなければとてもじゃないけれども不可能。
結果ですか‥‥クールにこなして我が物にしていましたよ。((´∀`))

「こうして見渡してみると、いつもの顔触れだから、安心して歌えますよ。
寒いですね・・・・。
私たちの後にも素晴らしいバンドがたくさん控えておりますので、最後までお付き合いのほど、よろしくお願いします。
時間があまりないのでサクサクといきますよ。
今、若者たちの間でジワジワと人気沸騰の曲をおおくりします。
泰葉で‥‥・フライディ・チャイナタウン」
3曲目はこれまた驚異の声域が必要なチューンに、いきなりぶったまげた。
1981年9月21日に発売。
近年は別の意味で、残念ながら何かとお騒がせな泰葉のデビューシングル。
アルバム「トランシット」に収録。
オリコンチャートでは最高69位を記録。
祈・復活劇!!
しかし、日曜日なのに金曜日の歌とは洒落ている。
実は金曜日のフライディではなく、飛ぶ、の「FLY」にひっかけているのだ。
この曲は以前から方々で、注目されていた。
昨年の夏、キューブガーデンでパープル・ブリンガーと稲葉美紀DEAR FRIENDSが対バンした際に、初のカバーを聞いていたのだ。
そこのミキミキ一押しだけに、ここのところ頻繁にあちこちで耳にするよ。
しかもだよ‥‥・ここでのイントロはシットリ系の弾き語りで始まった。
憎い趣向をこらしてきたよ。
キーボード・ソロへの連結もアダルティックで驚愕。
サビからの歌い出しも何なくクリア。
なんとなくずっと、リエちゃんのレパートリーだったような錯覚を覚えるほど。
ぶっ飛びの、声量を求められる難曲だ。
我々の世代的には直球ド真ん中だけに、キラキラときめいているよん。
右手にさりげなくアゴゴベルを持つユーちゃん。
カウベルの響きもポイント高いし、アクセントの彩は職人技。
もうすでにオーディエンス達は、完全に引き込まれている。
蛇足ながら・・・・・マサは泰葉の渋谷パルコ劇場におけるお披露目コンサートを目撃してもいるので思いもヒトシオだ
(ロビーは落語家たちの花輪だらけだったのが一種異様な光景だったけど((´∀`*))

「ありがとうございます。
私たちのバンドはこれで3回目・・・・。
今年は初のライブなんですよ。
頑張っていきますので、仲良くしてくださいね。
次の曲は、渡辺真知子さんで・・・・・カモメが飛んだ日」
セカンド・シングル。
1978年4月21日に発売。
1枚目のスタジオ・アルバム「海につれていって」2曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング5位を記録。
美しいアルペジオによる調べに乗せて、重厚なるボーカルから入るナンバー。
追随する女性陣のハーモニーによる才能は、お見事の一語に尽きます。
それは万雷の拍手が全てを証明している。
力強い極上のメロディでは、堂々たるパフォーマンスを繰り広げています。
それはともかくも、このバンドは、着実にライブ経験を積んできたからなのか、この頃になるととてもリラックスしているように見えるよ。
肩の力もほどよく抜けて、ノリノリで出色の完成度を誇っています。
揺れ動く切ない女ごころをエモーショナルに表現する、はじけたナンバー。
緻密に組み立てられた無駄のないパーフェクトなラブソング。
楽曲の細部を十分に知り尽くしリスペクトしていないと、とてもじゃあないけれどもこのような選曲はできないよね。
この辺のパートに対するコダワリ感覚が、音色の随所にも反映されています。
心の奥底から振り絞るような荘厳なる音絵巻にはゾクゾクしてきちゃうなあ。
やや控えめなるバックビートにのせて頑張っています。
更に厚みを増していく音壁の底辺を、ドラムアクセントのタイトでストレートなリズム刻みが正確無比なところも感心しきり。
エレキダくん、伝家の宝刀ともいえるワウペダル奏法が鮮やかに飛び出した。
ジャジーなテイストが加味されて、効果覿面さ。

リエちゃん、ここで喉を潤すためにドリンクを一飲み
「どうですか・・・・皆さんも飛んでいましたか?((´∀`))
次の曲はですね・・・・・・・真夜中のドア~STAY WITH ME(松原みきのデビューシングル)
それではよろしくお願いいたします!」
1979年11月5日リリース。
アルバム「ポケット・パーク」に収録。
オリコン最高ランクは28位。
名曲はいついかなる時にでも、新鮮な思い出の息吹をそっと優しく届けてくれる。
まさしく不滅の金字塔。
個人的にも、この曲にはすこぶる思い入れがあるのです・・・・(´;ω;`)
何度聞いてもとろけてきちゃう。
甘く切なく迫ってくる歌詞。
たまりませんなあ・・・・。
イントロのエレキダくんによるリバーブ深めなグリッサンドも小技が効いていてグッときちゃった。
そして、リエ嬢の癒しの歌声にもそうとうやられちゃった。
寸分の狂いもない華麗なる旋律。
これで泣くな、というほうが無理です。
若くして亡くなってしまった松原みきさん。
リエ嬢が心を込めて懇切丁寧に披露してくれたんだから、大喜びしていることでしょう。

ここでリエちゃんがメンバー一人一人を紹介する。
仲の良さがホノボノとこちらサイドにまで伝わってくるホッコリとしたシーン。

「ありがとうございます。
さあ、次の曲でラストです。」
「えええ!!??・・・・」
「わあ!やった~~!!((´∀`))
もっと続きを聞きたい方は、3月10日のルアレルバに来てくれたら私たちのライブを見れますよ。
チェックしてくださいね。
締め括りは、エヴァンゲリオンという曲です。
皆さん、大きな手拍子をお願いします。
・・・・残酷な天使のテーゼ」
高橋洋子の代表曲で、11枚目のシングル。
1995年10月25日に発売。
アルバム「ネオン・ジェネシス・エヴァンゲリオン」トップに収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング27位を記録。
「テーゼ」とはドイツ語で「命題・定立」を意味する。
アニメソングという境界線をも軽く超越してしまった永遠のスタンダード。
世代を問わずに、カラオケでも歌い継がれているのだよ。
だからこそ、終局にこれぐらいふさわしいアンセムはないでしょう。
ドラマティックな導入部から神々しさに満ち溢れている。
この曲って、シンガーにとっては難易度強。
息継ぎをする箇所を一歩間違えると、とんでもないことになっちゃう。
その辺は百戦錬磨のリエ嬢だけに、魂の咆哮で圧倒。
ふと客席を眺めてみると、一緒になって和やかに口ずさんでいる猛者も散見している。
その様が見る見るうちに拡散していく。
全身でシャウトしているツワモノまでも出現。
渾身の力を込めて腕を振り上げている者。
頭を振ってる者。
これこそライブの真骨頂。
だからこそ一度でもはまったら抜け出せない魔力が備わっている不思議な空間。
マジカルでミステリーなシーン。
ホンのわずかの余力をも残すことなく、一生懸命思う存分に完全燃焼、真っ白な灰になるほどに。
深々と礼儀正しくお辞儀をして無事にフィナーレを迎えた。
汗びっしょり達成感に満ち溢れていて、メンバー全員の表情も和気藹々と輝いている。
それぞれに息もぴったりだったから、今後の成長を温かく見守っていこうじゃあないか。
たくさんの隠し玉を持っているのでしょう。
また、すぐにでも見たくなってきたよ。
本当にお疲れさまでした!!

司会のアっ子ちゃんもエキサイトしながら絶賛していた。

北国の豪雪も、その迫力ある熱量で溶けちゃいそうだ。
暗く陰鬱なる世の中にとっても、一筋の光明が差してきたような気がします。



















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QUEEN the works CD / radio gaga 12inch

2024-01-20 15:19:08 | free form space
クイーンの前作はヒットしたにも関わらず、一般的には、らしくないとの理由で不評をかう…。
そこで大きく軌道修正をして、本来の王道路線に立ち返りファン達から歓迎されたアルバムがこの「ザ・ワークス」
正にその名が示す通り、豪華絢爛なる作品集!
さすがクイーンだ!

いきなりオープニングは「レディオガガ」
ドラムに思い切りリバーブをかけて、ボコーダーも採用。
それまでロッカー然としていたロジャーが書いた曲だというのだから驚き!
当然、世界中で大ヒットした。
クイーンのステージで盛大にコール&レスポンスできる曲がまたまた生まれた!
ちなみに、「レディガガ」はこのタイトルからインスパイアされた名前!

不動のメンバー全員がヒット曲を書いたロックバンドはクイーンしかいない!
ジョンもポップテイスト満載の「ブレイクフリー」を提供してこれもヒット!
SF的な映像や、メンバー達が女装したプロモーションビデオも話題になった!

ブライアンはこれまで溜まりに溜まった鬱憤を晴らすかのように、ハードロックしていて根っからのヘヴイなギター小僧をリフやソロで主張!
フレディも美しいピアノバラードやロカビリー調の楽曲でひたすらに気を吐く!

結局このアルバムからは多数のシングルヒットをリリースしてツアーに乗り出す。
来日公演も決定して、もちろん武道館を観に行きましたよ。
だって、この頃、嫌な噂がチラホラと聞こえてきたからね。
ステージを食い入るように観ながら一挙手一投足焼き付けた!
やはり、クイーンは偉大なる屈指のロックエンターテイナーだと再認識した。
フレディは唯一無二のパフォーマーだった!
彼の姿を見たのはこれが最後…フレディ最後の来日になってしまった…( i _ i )
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