Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

おまけの散策 柿其渓谷

2008-08-10 11:27:36 | 旅行記

御岳のお鉢巡りが出来なかったので 時間が少し余った。お風呂も入りたい。 何処がいいんだぁ? うろ うろ

「柿其渓谷 行ってみよう」 ツネさんがテレビで見て行ってみたいと思っていた場所だそうで それなら通り道みたいなものだものね

19号線を外れてくねくね山道を行くこと20分ぐらい? ちょうど去年も今ごろ ジオンさん達といったんだったな。

吊り橋を渡って 谷沿いに歩いていくと 綺麗な青い水がどんどん深くなる。

Sawakudari 去年と違って今日は川遊びをしている人がいた。うらやましいぞ~ 気持ちよさそう

背に バケツ見たなものをしょっているので何だろうとおもって聞いたら ロープだとか 

私の知っているシャワークライミングとは少し出で立ちが違う。 沢下りだと・・・ 彼らはインストラクターだそうで だからロープは必要でも必要でなくても持って歩いているんだね。

Usigataki Usigataki2

きつい階段をフウフウ言いながら登っていく。

ここまで来て また登るんですか?

しかし この青く深い滝を見て言葉を失う。 美しい。

白馬村からここまで来たと言う彼らの気持ちが分かる。

この先散策路はあるのだけれど なにしろお風呂に入りたい。というわけで 戻る。

Sawakudari2 途中で彼らは水中ウォークに興じていた。 滑稽でおもしろい様に大爆笑。

オーストラリアから白馬村に居着いてしまった彼女 楽しくて仕方ないと言っていた。

さてお風呂お風呂 

柿其渓谷に入る直前に民家とも 料理やさんとも思える一軒家があった。そこに確かラジウム温泉の案内があった

そこへ行こうと 吊り橋を渡る。

「吊り橋は揺れるもので 揺らすものではありません。」元気なピーちゃんのウィークポイント発見 吊り橋が怖いらしい。 「先に行って 揺らされたらいやだもん」 

私も吊り橋は怖い。でも慣れた。それに仕掛ける側は 怖くない。

脅してもと思って 帰りは素直に従った。 なのに ぎゃー の声 見れば先ほどの若者が後ろまで来ていて 油断したピーちゃんに攻撃を仕掛ける。 とんだ伏兵だった。 あはは

コメント (8)
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嵐のような夜が明けて 御岳山

2008-08-10 10:57:34 | 山歩き

時々窓にへばりついて空を見てみる。 白くどんよりとしている。 星? 見えるわけ無い。

絶対見えないから寝よっ!「明日ご来光見るから起こしてね! お星様独りで見に行かないでね」そんなこと言っていたみんなもすやすや。 個室は(特にここの個室は)家の部屋と変わらない感じで 居心地悪くはない。少々傾いている感があって 初め変だったけれど。

ピーちゃんは 前日仕事が長引いて夜中の2時まで帰れなかったとのこと。さすがに疲れているのか よく寝ていた。

外の様子がおかしい。 だんだん風の音がひどくなる。 屋根の上に異常とも思えるぐらい載せてあった漬け物石のような重しの意味を実感。 このままじゃはがれて屋根が飛ぶ。 やがて激しい雨の音。 山では当たり前なのだろうけれど あまりのすさまじさに気が重くなる。 あれぇ 明日帰れるのかしら? もう一日ここに泊るのかしら?

Asagohan 雨が降ろうと 風が吹こうと 山小屋の生活は変わらないらしく 美味しい朝ご飯が出た。 

しかあし 気が重い。 外はまだ雨。 おまけに霧が吹き付けて真っ白でなにも見えない。 呆然。

天気予報ではやがてやむはずだけれど とても期待できそうにない。

5時に食事後すぐに出る予定だったけれど 7時半まで様子を見ることにした。

子連れのグループが先に出ていく。親子三人組(お子さんが病気のようでそのリハビリ登山の様だった。)が剣が峰への道を聞いている。あの急登を予定していらっしゃるようだ。ちょっと止めた方が良いんじゃない? 女将さんが厳しい方で 危ないからとみんなを牽制。

私たちはと・・・三の池をめざし 様子によってさらに 五の池と周り 八合目までの巻き道を行く予定だった。 雪渓がとても多くて危険だよとのこと 賽の河原まででも行ってみたらわかるよ

というわけで外に出る。

Kiri2 あらら 何にも見えない。子連れのグループも引き返してきて剣が峰への道を聞きに来る。 ジャージに百均のレインコート スニーカー にのいけを周りその縁から上がる道を教えた。 晴れると良いんだけれど。降ってはいないけれど 霧が吹き付けてぐっしょり

「止めよ 降りよう」とキャプテンの指示。 ほっ

私だけが不謹慎にも密かに喜ぶ。 ピーちゃん悔しかろう

Kirihare

ずっと標識さえ見えないぐらいの霧だったけれど 石室堂辺りにさしかかると すこしづつ霧が晴れてくる。そうなるとみんな残念で残念でならない。

「戻っちゃ駄目かなぁ?」

え? 戻るんですかい?

女人堂まで行ってお天気の様子が良かったら 三の池に繋がっている登山道を通って 行ってみよう。女将もかなり危ないところがあると言っていらしたし・・

というわけで 女人堂へ 今回私はかなり調子悪かったらしく 口も渇くし 力も出ないし パス パス 荷物の見張り役を買って出た。

四人を送り出し 私はぜんざいを・・・ ははは 食い気ですか?

ここからはピーちゃんに渡したカメラで撮ってもらった 三の池方面のショット といってもやはりアイゼンもたないで雪渓を行くのは骨が折れたらしく たどり着かないで戻ってきた。 

Kuromamenoki Enkei


Sekkei2_3 Haribuki 

Gozentatibana Sekkei3

矢印の先の小さな赤い点 これは人で この人が雪渓の斜面で悪戦苦闘しているのを見て諦めて帰ってきたのだそうな。 残念だったね。

Gakkuri がっくり肩を落としているように見えるよ。

行けるところまで行ったから 納得? また今度行こう。あれ? ひょっとして私がいなかったらもっと冒険できたかも

かく言う私はなにをしていたか?

おとなしく待っているはずもなく ぜんざいを平らげた後 荷物を置かせてもらった代わりに何かさせろと 親切の押し売り アルバイトで来ている 京都 大阪 幸田の学生さんの後をうろうろ ジュースやビールを冷やす氷代わりに雪渓の雪を取りに行く。

スコップで下の方の綺麗な雪をすくい上げ発泡スチロールに詰める。 思いっきり冷やしておけば きっと彼らが戻ってきたら買ってくれる。 ひひひ

荷物を届けるヘリコプターが小屋のそばに来るというので にわかに興奮と緊張が走る。 生ものは強力のアルバイトが毎日運ぶのだけれど ビールなどはヘリコプターが運分のだそうだ。 御岳は独立峰で 気流が変わりやすく ヘリコプターも来るのを嫌がって来てもらえるかどうか分からないという。それでも 窓を閉めて ほおかぶりをして 飛ばないように止めて待っている。

そんなとき彼らが戻ってきた。

Heri ヘリは 山頂近くの小屋にも届けるらしくて 頭上を飛んでいった。 一緒にしばらく待っていたけれど いつになるか分からないので 下山を決める。

まだまだ行き足りなくて 宿題の残った御岳

また行こっ それまでに体力付けておかないとなぁ

コメント (2)
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