お花畑を右下に 左上に富士見岳を見ての肩の小屋までのアスファルト道路は アルプスにいることを忘れる。 只山岳景観 高山植物のオンパレードで 不思議な違和感を感じて歩く。
コロナ観測所 この辺りが旧日本軍の基地だったのか?と思ったけれどそうではなかった。畳平だったのだ。東大の宇宙線観測所の建設は昭和28年だそうだから 軍からこの地を払い下げられてからの運用になる。
ま それは過ぎ去ったこととして コロナ観測所のある摩利支天は立ち入り禁止。 左に道なりに進むと 肩の小屋がある。ここまでほとんど高低差なし。 斜面に見える花を 遠くに見える景観を楽しみながら歩く。
池の水が翠濃い青色 空の色を映しているとは思えないのだけれど 何か微生物が住んでいるのだろうか? あまりに綺麗な色で見とれてしまう。
桔梗がとても鮮やかな青色で目立っているのだけれど 全部ロープの中 遠い。イワギキョウなのか チシマギキョウなのかよく分からない。ここではキリンソウと仲良し。
コマクサがちらほら見え始める。 昔は富士見岳は 全山コマクサでピンクに染まっていたとか。。。岩場の厳しい環境にしか咲けない花。 と言うより 人の近づく場所では コマクサ取られてしまうんだろうか?
振り返ると大黒岳 昨日はこの山で雷鳥の親子が散歩していたと・・・ 今日も会えると良いな。
オンタデの向こうには長野県側から登ってくるスカイラインが見える。岐阜県側と比べるとゆったりしている。
この辺りから剣が峰への登山道が見え始める
点々と人が歩いているのが見える。
初夏に里山で見たことがあるような・・・・
何でウサギ?葉っぱがウサギの耳に似ていることから名前がついたらしいけれど 似てるかな? 知らなければ 只の菊の仲間。葉っぱが少しやっぱり変わっているかな?
ピーちゃん大笑い。
何しろ 私たちはあまり人の来ない山ばかり行っているものだから 斜面に点々と人が繋がっているのを見てびっくり仰天してしまった。
それもなんだか青いぞ
蟻の熊野詣でではなくて蟻の剣が峰詣でだ~~
青いジャージに富士松と書かれている。 まだあどけない男の子に「ひょっとして富士松小学校?」「僕中学生だよ 富士松中学」「刈谷の?」「そう」「おばさんは安城だよ こっちのおばさんは富士松」
一所懸命パンフレットをだして行程を説明してくれる男の子は 今時にはめづらしい 純朴な子だった。
青い軍団 同じところから来たんだね。
反対側に 摩利支天のコロナ観測所を望み この頃には空の青さも増してきて 暑いぐらいの山歩きになった。