Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

日本ピラタス 展望の山 北横岳Ⅱ

2008-10-02 11:59:33 | 山歩き

ほとんどの観光客に別れを告げて 北横岳に登り始める。

Tozandou 岩ごろごろの登山道 ありゃりゃ これは蓼科山みたいな道が続くのだろうか? 同じ仲間の山だものね

と思ったけれどとりつきに着くと 普通の里山の様子になってくる。不思議だね。土壌の様子がこんなに変わるとは。

Hasi 山頂駅は標高2240メートル

北横岳2480メートル 標高差は240メートル。 気軽に歩けるハイキングコースだから パンプスで元気に上がっていく中高年の人も何割かいる。

ジグザグと山の斜面を登っていく。 展望はしばらく無い。

Ginnryousou  

ゴゼンタチバナの赤い実が続く キリンソウも少々 

おっ 銀チャン  目玉の親父みたいだよ

誰も気付いてくれないね

Kaidanこんな階段が続き うっすら汗をかく。

やがて右手が切れて 縞枯れ山や茶臼山が見えるようになる。

Simagare

坪庭を一望する。背景は八ヶ岳と南アルプス。

なかなか気持ちが良い。

Tuboniwa_2 Ameikeyama_2

縞枯れ現象が山の名前になっているのにこちらからは縞枯れ現象見えないのねぇ

雨池山の方が縞枯れになっている。縞枯山荘の青い屋根が見えている。

ここからは奥の方に入っていくのでしばらくはまた展望が無くなる。ひと登りで北横岳ヒュッテに着く。ここまで1時間弱。

Kitayokodakehyutte ヤナギランの咲くヒュッテのベンチで腹ごしらえ。

まだ12時前だったけれど 山ではお腹すくねぇ。 ぱんと果物 おにぎり

今日はどこかで食べれば良いやと 控えめなお昼。

七つ池の入口がある。 ヒュッテから右に5分もかからないで行ける。

行き止まりなので先に行ってみる。

七つ池っていうからには七つの池が点在しているのだろうけれど 見た目は一つの池に見えた。

Nanatuike ここから行ける池としては奥の方の池が水も透き通っていて綺麗だった。 少し色づき始めた山を映している。

引き返して北横岳をめざす。最後の急登を少々 時間にして10分ぐらいだろうか?

Kyuuto_2 ロープはしつらえてあるけれど 無くても大丈夫。しかし歩きにくい

Kyuuto2 

やがて丸太ん棒の階段にさしかかりその先は空を見せている。

Marutakaidan 先を行くひとから歓声が上がる。 頂上に着いたのか?

Yatugatake おお~

ヤッホーだね

八ヶ岳がくっきり見えるよ 南アルプス 北岳 甲斐駒 仙丈ヶ岳

八ヶ岳の裾野はいつ見ても雄大で美しいね。

西に目をやれば おお~ 我が愛する御岳よ あ乗鞍も見える。中央アルプスも 北アルプスも・・・・少し西の方は雲がかかって完全とはいえなかったけれど。

Ontake Sankakuten

ここに三角点があったのでてっきりここが頂上だと思ってしまっていた。

しかしひとは登ってきてしばらくすると どんどん先に進んでいく。

そして 看板には「ここよりは危険なので観光客は安易に踏み込まないように。」の案内があちこちに。

ふーむ どんな風に危険だか分からないけれど 亭主は朝帰りでばてているし ここで良いねと思っていたので みんなが先に進むのが不思議だった。

パンプスを履いた女の人が向こうからやってきて 「あちらにいらっしゃいましたか? とても綺麗ですよ。」という。 みれば あちらにもピークが

降りて登るのは・・・と思ったけれど 行ってみることにする。 いくら疲れていてもパンプスには負けられん。

実は 全く横移動だった。2分もしないうちに もう一つのピークに。いや こちらが北横岳の頂上らしい。 まぎらわしいぞ~

Cyoujyou  目の前にあの蓼科山が見える。すごい 登ってみると 岩ごろごろの蓼科山 遠くから見ると美しい形をしていて そのギャップに離れてみるとどんな風に見えるんだろう?といつも思っていた。

Tatesinayama

ここから見た蓼科山は やはり美しい形をしていて 将軍平からの急登も見えるし 山頂の山小屋も見える。 そして一番興味のあった岩ごろの山は コーンフレークをチョコレートで固めたお菓子のように 少し穴あきの様子が見えた。 おもしろい。

さすがに山頂に長くいると少々寒くなってきて帰ることにした。偽ピークで 下から登ってきた団体さんに出会う。 ロープウェーから見えた延々と続く団体さんは 学生さんだった。

山頂はたちまちこぼれそうなぐらいのひとでいっぱいになった。

 

コメント (11)
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