私たちの頃は 結婚したら実家に帰ることはなかなか出来ないんだとある程度覚悟をして嫁いだ。 最近はそうでも無いらしい。 春に嫁いだ娘 新幹線と特急を乗り継いで一所懸命やってきても片道3時間ほどかかるところに住んでいる。 なのにどうしたことか毎月 仕事のように帰ってくる。
学生時代でも無かったことだ。
もちろん亭主は大喜び・・・だろうな 私も嬉しいには 嬉しいのだけど 良いのかなぁ?と困惑。
親ってあほなもので ひょっとしたら娘の方が遙かに裕福かもしれないと思いながらも「あれがあるかしら? これはどうかしら? これもあの子好きだったし・・・」とお土産代わりに娘を送り出すと同時に宅急便も送り出す。
それでも そんな事が出来ることを幸せに思っている。 ところが最近はそれに旅行が加わった。私が仕事を簡単には休めないので豪華旅行というわけには行かないのだけれど いつの間にか折角帰ってくるのだからどこか行こっ!
一緒にいるときは誘っても行こうと言わなかったくせに・・・・
で今回は テレビの旅番組で見た安曇野へ行きたいという。
彼女は山へ行くわけでは無いので 訪問場所の選択が難しい。 参加型が良いな!
参加型は何か記憶にも残るし 楽しい。
大王わさび農場に行く。 参加型って行ってもわさびを作るのではなく 脇を流れているクリアボートに乗ること。 中学生の時 筏を組んで長良川を海の近く40キロほど下る冒険をした娘 その後も川下り シャワークライミングなどで楽しんでいるのでこんなのも良いんではないの?
水車がみっつ建っているその川は引き込んだ川でその外は もの凄い勢いで流れている。 黒沢監督の「夢」のロケに使われたという場所は狭いながらとても素敵な空間になっている。
クリアボートは そこが透明になったゴムボート。川底を流れている草の様子がよく見える。
鱒も住んでいる。
さて 救命ジャケットを着けて乗り込む。キャプテンのかけごえに合わせていーち でパドルを突き刺し にぃーでこぎ出し さーんでパドルを戻す。 ボムボートなので安定感いまいちでふわふわして疲れる。 未だに肩が痛いのはそのせいだね きっと
水底までよく見える。 時々鱒が泳いでいるのが見える。 見た目からは想像出来ないけれど ちょっと生臭い匂い。 鱒が住んでいるんだものね
下りは漕がなくて良いので 水の流れに乗ってのんびり撮影タイム。 川面に木々を映して綺麗
別のクリアボートとすれ違う。ファミリーか?楽しそう。
ここからの水車が ポスターになってます。と言われまた撮影タイム。
下手なカメラマンもそれなりに絵になるね
短い時間の川遊びだったけれど そしてここへはいままでも何度も来ているけれど 船の高さからの目線は初めて なかなか良いね。
クリアボートを下りて わさび農場を一回りした後 次の目的地に向かう。
「そばだよ そば そば」