Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

和たんの一言で 清田の大楠

2008-10-17 11:53:04 | 山歩き

それは蒲郡の山五井山の山頂で 食事ができる場所を探していいるときのことだった。  宮路山と比べると景色はよいのだけれど食事をするのはちょっと。。。

Goisanyori

というわけでハングライダー発着場のほうまで探しに行ったときだった。「蒲郡駅 清田の大楠」の案内があり 100メートルの表示が・・・この表示わかりにくく知らない人には100メートル先に大楠のあるような錯覚をしてしまうのかもしれない。

「降り口まで100メートルだと思うよ」と言ったのだけれど 和たん どうしても見たかったらしい。「ちょっと行ってみるよ」と先に進みだす。

あれれ  山仲間のピーちゃんは 巨木好きで 前にちらっと聞いた話では山の中ではなかったはず。「大変だよ 和たん 降りて行っちゃった。」「良いよ そのうち諦めて帰ってくるよ。和たんじっとしているのが嫌いだから。」とジオンさん。

その言葉通り 味噌煮込みうどんが出来 カチョカバロが焼けた頃に和たん帰ってきた。

「どんどん降りて行っちゃって 何処まで行ってもなさそうだから戻ってきた。」 さすがジオンさん。 なにもかもお見通しで。。。

帰りは蒲郡へ降りるつもりだったから 寄ってみようと思った。何処にあるか分からない。 うちのナビ君ちょっと使いにくくて知っているかどうか怪しい。 念の為にとちずを持ってきた。探してみたら あら 通り道らしいじゃん。

オレンジロードを通りながら なにが何でも行くぞ ひとに訪ね歩いても行くぞ と思っていた。

幸い 小さいながらこっち こっち こっちと角角に真新しい案内が・・・・ おまけに駐車場まで整備されていて。。。。

民家の庭のようなところにその木はあった。

何と・・・・想像よりも遙かに巨大で こんな大きな木は見たことが無い。

Ookusu1どのくらいでかいかって? 幹回り14.3メートルって 大人が思いっきり両手を広げて7人分かぁ?

でも見た感じ それでもとても囲めないような気がした。見上げると てっぺんが見えない。

ひっくり返りそうになりながら探すんだけれど・・・

そしてとても気分良い さわやかな綠は 溌剌としていて 命にあふれていた。

Ookusu2 みんなの生活と共にある木らしく ブランコや滑り台がそばに置かれ ベンチには乳母車を傍らに寄せたおばあさんが座っている。

目を細めて誇らしげに「一番だよ」「一番大きいんだよ」

愛知県で一番大きな木らしい。樹齢1000年 気が遠くなるような年月をみんなの生活を歴史を見ながらいまもある木 

みんな命のお裾分けをもらえるように貼りついいてみる。 うふふ 蝉みたい。

和たんの一言で 探し当てた清田の大楠 ピーちゃんの巨木好きに付き合ってそれなりにたくさんの木を見てきたつもりだったけれど これまで大きな木は見たことない。 今日のご褒美だったかもしれない。

コメント (6)
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