Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

おまけの韓国

2009-01-06 14:31:44 | 旅行記

二泊三日の短い日程で まだまだみたいところはいっぱいあったけれど お昼を終えてからは古墳公園 博物館でいっぱいいっぱい

古墳公園は 街の中心部にあった。 と言っても大都会では無く 駅に近いと言うだけで静かで美しい それで居て懐かしい様子の場所だった。

古墳と言えば日本にもある。私の街にも知られているだけでも3-4基はある。 突然こんもりした盛り土がある森では古墳だと言うことが多い。

それにしても慶州の古墳の数は もの凄いものだったらしい。私の聞き間違いでなければ500基もあったらしい。保存状態はどんどん悪くなって来たので 公園にして残そう そんな事で生まれたらしい 500基って。。。 街がお墓でいっぱいになってしまう。 そんなに権力の象徴として残すべきものだったのかしら?と少し不思議に思うけれど

Kofun

ここの古墳はみんな円墳 綺麗な形をしていて 芝だろうか 刈りそろえられている。 登ってみたい。 滑り降りてみたい。そんな罰当たりな感想を持って つい「あっちの山の方が高いよ。」なんて言ってしまうから「古墳です。」とガイドさんから訂正が入る。

もっともそんなふうに感じるのは私だけでは無いらしく 良く子どもが登ってしかられるのだそうだ。 私は子どもかぁ

初めこの古墳公園を作るに当たって 仲良く寄り添う夫婦の古墳の内部を公開しようとしたらしいのだけれど その横にある天馬塚の内部が非常にすばらしかったと言うことで急遽天馬塚を公開することになったらしい。

Tenmazuka とはいえ 内部を撮影出来ないので 伝えようがないんだけれどね。 真ん中に 遺骨があり そのときの副葬品を壁の中に作ったガラスケースにディスプレーしてあったけれど 模造品

本物は やはり博物館にある。 後で博物館でみたけれど 金の優しい光を放って 綺麗だった。当時あれだけの金を持つと言うことは よほどの財力や権力があったのだろうね?

壁に天馬の絵が描かれているから天馬塚の名前がついたのだそうだ。

いまでは見えなくなってしまっていても きっと 同じような規模の古墳がいっぱいあった。そう思うと もの凄いことに思えてくる。レプリカでなければ もっとすごいだろうね

博物館で本物をみても どっちでもいいや って言う気になってしまう。

Kofun2 そんなわけで 博物館をまわって今回の慶州行きは終わったのだけれど 帰る頃には 今度はいつ行こうか?と思ってしまっているから 不思議

おもしろい国韓国 元気な国韓国 歴史深い韓国 いろんな韓国を感じて 楽しい三日間でした。

コメント (4)
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もう一つの世界遺産 仏国寺

2009-01-06 13:54:08 | 旅行記

今更韓国良好の続きを書くのも変だけれど 何しろ暮れのどさくさで書けないでいたので 書き終えてしまおうとパソコンに向かう。

今日はよいお天気で せめて猿投山にでも行きたいなと思っていたけれど 思い切ってうちにこもることにする。 お布団干して お掃除して。。。。 さ 初めよう

仏国寺は先に行った石窟庵の麓にある。

Bukkokujisanmon

仏国寺は金大城が現世の親である金分亮の為に創建したものだという。さっきの石窟庵は前世の親のために作ったという。 私の前世の親ってどんな人だったのだろう?そう言う考え方分からないから やっぱり私の親はあの二人だけだ。 間違いない。

よほど大きくて立派なものだったらしいけれど文禄の役で石造物だけを残して 消失してしまったのだと・・・ 秀吉の朝鮮出兵は韓国の人のだいじな宝物を無くしてしまった。言葉や文化を否定されるに等しい行為で韓国に人々の心をどれだけ踏みにじってしまったか・・・

山門をくぐると参道のように池の端を歩いていく。 池は昔は東西に広がって立派なものだったらしいけれどいまでは ただのため池のようになってしまっている。

Ike 天王門をくぐる。四天王が入ってくる人を見張っている。 にほんのお寺では 金剛力士像が多いけれど そう言えば日光でも 四天王が門で見張りをしていたような気がする

Sitennou1 Sitennou2

さらに参道を進むと 大きな横に長い階段に出会う。 石組みの美しい階段で 全体としては日本のお寺に似ているのに ここではやはり韓国のお寺なのだと言う感じを強くした。 

向かって右の階段は33段(ちょっと記憶に曖昧なところも) 大極殿に繋がっている。大極殿は仏様のお話が聞けるとことなのだそうだ。 左の階段は16段で  極楽殿に繋がっている。階段には途中に踊り場がついていてちょっと珍しい階段。 登ってみたいけれど大事な遺産だからね 右の方を回っていく。大極殿の手前には立派な多宝塔と釈迦塔があるのだけれど 多宝塔はただいま修理中。

Tahoutou 博物館の方にレプリカがあると言うことで 後でみる。

おしゃれな建造物に見える。

Syakatou お寺には四つの鳴り物があるのだと

一つは魚の形をした音を出すもの(なんて言うんだっけ?)

小さな青銅の鐘

太鼓

釣り鐘 釣り鐘もここにはおいて無くて 博物館に安置されている。

Mukugyo Kane

Taiko

Turigane

韓国の釣り鐘はおもしろい。 遠目に地面においたあるみたいだったので どうやって音を響かせるのだろうと思っていたら 近くで見て納得 地面に共鳴の為の穴が開けてある。

日本のお寺のように撞木にぶら下がって全身で叩くというような様子はここでは無いらしい。この鐘はどんな音がするのだろうか? 地の底から響くような音がするのだろうか? 無説殿から階段を上って観音殿 毘慮殿と回る。回廊で繋がっている様式は 法隆寺や薬師寺を思い出させる。 

回廊は仏様に近づきすぎないようにとの配慮から生まれたらしいのだけれど これがみられなくなったのはいつ頃からなのだろうか?

全体に感じるのは 日本のお寺の様な重厚さよりも 飾り物の美しさだ。もっとも むかしのものは残っていないので 再現したものだし 新しいと言うこともある。薬師寺に行ったときに感じた。むかしの人々はこの美しいお寺をみながら 極楽のように感じていたのでは無いだろうか? それと同じような感じを持った。

SoushokuSoushoku2   

Soushoku3_2 

Kairou_2 

Daiyuuden

Kaidan2

Siseki

おもしろいもの発見

Sainokawara 堂宇の裏手に 石積みを見つけた。賽の河原みたいなものだろうか? 日本と同じようなものがここにもあった。

Araiba 石棺かと思ったけれど 祭事に使う野菜や器を洗う場所なのだそうで いまは水場のようでは無いけれど ここで神聖な作業を行っていたらしい。

すぐ横に ストーンヘンジの様な石が立っている。

Keiyoutou 何?ってきいたら 旗を立てる場所なんだそうな

石柱の下の方に穴が開いている。 そこの竿を通して旗を立てたらしい。

そう聞いても すぐにどんな様子なのか想像は出来なかったけれど。

全体を割合丁寧にみることが出来て 池を通り入口に戻る。

ガイドさん世界遺産の 石碑を撮れと言う。 彼女にとって 誇りなんだな このお寺は

Sekihi

コメント (2)
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