Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

ずっと戦争の表舞台? 関ヶ原

2009-12-05 11:34:48 | 日記・エッセイ・コラム

先日 大垣で不発弾の処理のために 大垣から関ヶ原の間のJRが普通になった。戦争が終わってもう60年以上たっているのに 不発弾? と言うのも驚いたけれど 場所が大垣と言う事にも ちょっと驚いた。 思い当たる事があった

時々勉強会に参加している 関ヶ原エコミュージアムは 伊吹山の麓にある。 木の実の調査をしている時に 道路の脇に お屋敷の門番が良そうなボックスが草むらに隠れて建っているのを不思議に思った。 この辺り 例えばメナードスケートセンター(正式名は違うかも)とかあったと聞いていたのでその名残? それにしては古いぞ。

Danrakuko お屋敷の門だとしたら ずいぶん大きなお屋敷だけれど。。。

やがてここが玉の弾薬庫の門跡と知る。大正三年に開設された正式名を「名古屋陸軍兵器補給廠関ヶ原分廠」と言うらしい。実際に作ったのは玉の住民や関ヶ原の住民 指導に当たったのは岐阜68連隊 後に敦賀19連隊と交代 完成後は第9師団第19連隊の管理下になった・・・と記述があり とても大規模な弾薬庫だった事を思い知らされる。

11月の勉強会のときは鍾乳洞の方まで歩いて来た。すると あるわあるわ 弾薬庫の跡

Eimon 間違いなく営門だよね。営門がいっぱいある。よほど大きな弾薬庫だったんだろうと見ると 周囲6キロ 面積270ヘクタール で 東洋一の規模だったのだと。。。

Iriguti 今では 当然中身は無いので放置されている。 つまり中を見る事が出来る。

あんまりこういうところ得意では無いのだけれど。。。

Danyakuko さして変った様子はないのだけれど 中へ中へと同じような部屋があるようでだんだん真っ暗で何も見えなくなる。 フラッシュをたいても無理

脇に何かあるような気がしたけれど・・・ ブルぶるっ

Dorui 更に歩いていくと こんな物が

これも弾薬庫と思えば 向こう側に穴が突き抜けている。 土塁だそうだ

弾薬庫にもしもの事があったら この土塁で付近への被害を食い止めようと。。。

ここにこのような大規模な弾薬庫が作られた背景には 交通の便 回りに小高い山がいくつも連なり 洞窟が作りやすかった等の 好条件があったようだけれど

思えば関ヶ原は大昔から歴史に残る大戦の部隊だった。 壬申の乱の舞台は 近畿地方に大きく広がっているが 大海人皇子が吉野から脱出してきた場所として関ヶ原がある。

歴史に興味が無くても 関ヶ原の戦いを知らない人はいないだろう。 何しろ 大げさに言えば日本を二つに分けての大戦だったのだから

そして陸軍の弾薬庫

何気なく通っていた 近江と美濃を繋ぐ道は いにしえからの大事な道路だった事もさりながら 国を守るために必要なキーポイントでもあったらしい。

コメント (6)
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紅葉真っ盛り 箕面Ⅲ

2009-12-05 00:43:21 | 山歩き

車がひっきりなしに通るドライブウェーを渡り 地道に入る。

Tozandou2 こちらは 紅葉がすっかり終わっていて 地味な登山道だった。 いえ これが当たり前なんでしょうが 今まで綺麗でしたから

二度三度 大きく曲がって上に登って行く。

Tozandou3 やがて 階段が現れ よいしょ よいしょ

さほどきつくは無いのだけれど そのうちたくさんの人が歩いたらしく 大きく抉れた掘り割りのような箇所もあり。。。で 少し不安になる。 どのくらいかかるんだろう? そう遠くは無いはずだけれど。。。

やがて 登り加減の緑のトンネルに突入。。。 う~ん 良い感じだね

Tonneru この道も 大きく2-3度折れて やがて平行移動になり 展望台に着く。

大阪の街が見える。

と言いたいところだけれど この辺の事知らないし 霞んでいるし。。。で 感動とは言い難いけれどね

Tenbou ここから ビジターセンターへの案内があり 木々のトンネルの向こうが明るかったから 近かったのかもしれないけれど 駐車場とあったし 時間の事があったのでこれで良しとして元来た道を人目千本まで戻る。

Kouyou11

よく見ると道は主に三本あるようだった。私は今度は反対側の山道を歩いていく。

こちら側は歩く人がとても少なく 道幅も狭いので時々不安になって地図を確かめる。

下では お土産を買ったり 食事をする人でごった返していた。

Sawa 滝から流れている沢 水が綺麗。 透き通っているので魚が泳いでいるのも見える。

Kouyou12 中千本に近づくと また紅葉の見所が。。。

なかなか退屈しなくて嬉しい。

Kaidan 風呂谷 地獄谷 次々興味ある名前が出てくる。

「絶対 他の展望台には行かないでくださいね。」のインストラクターの言葉に お利口さんの私は忠実に従ったけれど 行ってみたい所があった。 

地獄谷。。。 箱根の地獄谷しか知らないから 一体どんな様子なんだ?と興味が湧く

でも 約束が。。。 葛藤の末 見なかったことに。。。

Himeiwa 姫岩 何だか怪しげな名前

割れたいわの間をすり抜ける。 閉所恐怖症の私もさほど怖くなくて通り過ぎる事が出来た。 めでたし めでたし

Korabo2 長い階段を下りてきて沢沿いに進むと 紅葉とサザンカが 咲いている場所があった。 歩き始めた頃 反対側に 赤々と咲く山茶花が気になっていた。 と言う事は もう入口近くまで来ているんだね。

Kouyou13 山荘の様な鄙びた建物があり たくさんの人が最後の風景を楽しんでいた。

Kaki 小さな 小さな柿

縄文柿の様な大きさのオレンジが紅葉に色を添えていた。

誰もとらないところ見ると渋いのかな?

Kohishop 異空間に来ちゃったようなおしゃれな珈琲ショップ

この前の橋を渡ると 行きの道に合流する。珈琲かぁ 飲みたいな でも 混んでいるし。。。それに私はお昼をたべていない事を思い出した。

お腹空いた~

Hasi まばゆいくらいの 赤が映える 瀧安寺の橋をくぐって 後ほんの少し

Kagami 沢沿いに 歩く事数分で 瀧道の入口に着く。

予定時間より30分前に到着。 良い線だよ。 ホテルに戻って 一番早く出来ると言われたカレーを頼んで がつがつ

お天気悪い中だったけれど 思いがけないたくさんの紅葉が見られて満足。 もう少し山歩きが出来たら 百点満点だったけれどね。

コメント (2)
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