まだ雪が残る道を上って行くカラ谷コースはさほどきつくなくて花がいっぱい。 私は大好きなんだけれど なんだか息子の様子が変
次から次へと現れる花に食傷気味らしく 全体の何分の一ぐらい来たの?ばかり聞いている。
何だ? 思わぬ誤算 伏兵あり
ふ~~ん
展望の良い場所は無いの?
あかん もうこれは急いで帰る事を考えよう。
急いでいるからろくな写真撮れず 可愛らしい花をぶら下げているタケシマランは 姿確認できず。
「頂上行きたい?」
「今からだとまにあわんやろ」
だんだん寡黙になって行く。
あそこから見ると木平湿原へ続く空中の回廊が見えるはずなんだけれど・・・
アルプスの展望は今日は無理だよ。
籾糠の見張り番と私が密かに名付けている木が見えてきた。 木平湿原は近い。
緑のトンネルを抜けて着いたところ木平湿原
夏になると モウセンゴケの花が咲き 赤く色づいて綺麗なんだけどな
お嫁ちゃんも疲れ切っている様子 「もう降りるだけだからね。 滑らないように気をつけて。」
ブナの巨木にも会いに行かず ひたすら降りていく。
この道はかなり急なので滑らないように降りていかないと。。。。転んだら痛いよ
あ ここに出たのか
これで全体の様子が納得いったらしく あと少しのイメージも湧いて ちょっと元気になる。
僕はやっぱりアルプスが好きや・・・けっ
分岐に出る手前にトイレブースがある。去年から 設置され 去年は試験的と言うことで無料だったけれど 今年から300円を出口で支払うことになっていた。 実際の経費は350円かかると関係者から聞いていたので 残りは協力金から捻出するのかな?
お嫁ちゃんも試しに使ってみる。思ったより快適だと喜んでいる。 袋からティッシュから いろんな物がセットされていて至れり尽くせり・・・だった。
問題は そのあと 余った袋をぶらぶらぶら下げている。 「しまってあげるよ」 「ううん 吐きそうだから持っているの」
え~~っ そこまで具合悪かったんだ~
祈るような思いで車に戻り 帰りは大回りでもクネクネ道を避けた。 古川の町まで出て うちの畑があるところを曲って卯の花街道からインターへ
それでもかわいそうに とうとう車の中で 袋に何度も吐いていた。 私の運転が悪かったのかしら?
今はすっかり元気になっているけれど 誰にとっても三隣亡の山行きになってしまいました。せめて下調べしっかりしていたらね