毎年春になると 持病の発作がでたりするので 一ヶ月も前から予防薬を飲んで備える。このところ持病その者は大事にならずに済んでいるのだけれど どうも春先はいけない。
かまえているから余計かもしれないね。
今年もたいしたことは無かったんだけれど 鼻血がとまらなくなった。 まるで水道の蛇口をひねった様にあふれてきて 押さえたタオルから吹き出して床にぼたぼた。 鼻の付け根を押さえて 氷で冷やして・・・・・・手が足りないよ~~。 止まるまでに二時間ほど
ある日朝起きた時にいきなりだったから亭主にばれた・・・・
何か悪い病気じゃ無いの?・・・・・・いえいえ決してそのようなことは ちゃんと血液検査もしてますし
と言い訳しても あんまりの出血に亭主おろおろ 即病院へ連行
あの~救急車だけは呼ばないでよ とおとなしく従う。
結局は 変な紐付きカメラで粘膜を見て 麻酔をかけた後レーザーで焼いた・・と言う簡単な手当で済んだけどね。
私はもともと気にしていなかったけれど 亭主はショックだったらしく おとなしくしている様に・・・・と。 へ~~ぃ! って言うこと聞くわけ無いじゃん
話は長くなったけれど 次の週にBOGEY会で小谷山へ登る計画があった。 考えてみたら今年に入って二度しか山に登っていない。
あかん これはみんなに迷惑かける。
本宮山 行ってこ~~
本宮山は 私に取っては山登りの原点みたいな場所。 このところあまり行っていないけれどどうなったかな? 台風で随分登山道が変わったって聞いた。
登山道に一番近い駐車場に車を駐めて歩き出す。 緊張します。 本宮山は標高789メートル 登り口が90メートル程なので標高差700メートルぐらいでしょうか? とてもきついと感じる時と 案外るんるんで登れる時とその差があるのです。
早い時は登り一時間半 下り45分 遅い時は登り2時間半 下り一時間
全体を50の丁石で案内されていますが 特に40丁から50丁までは大嫌い! 退屈できつい
今日はまだ病み上がりなので28丁の馬の背から少し行った展望台までです。 たとえ調子よくてもそこまでと決めました。
20丁までは時々傾斜がきつくなるものの たいしたことはありません。
きついというのでは無く この山が露岩が一杯でている山だったことを思い出しました。
土人形が一杯出来ています。
この山が保水力を失っていることを表しています。
登山道のあちこちで倒木が起きているのはそんなことも原因かもしれません。
でも今日はちょっと風が冷たい。
鹿跳び坂・・・初めて来た時あの坂さえきつくてオモニが気を遣って「休もう」って・・・あの登山道の真ん中で座り込んで休んだんだった
鶯峠から新東名の工事が見える。本宮山のおなかにトンネル開けるんだって・・・って聞いていたので驚いていたけれど 工事の様子を見ると今私が歩いている登山道の尾根をくぐる形でトンネルを開けている様だった。
景色が様変わりするんだろうな
一つだけならともかく ずっと続いている。いくら可愛い花でも これはこの山に似合わない
生態系保全の立場からも駄目だよねぇ
コバノミツバツツジは終わりかけて別のツツジが蕾を膨らませている。
下の方に新東名の工事が見える。 今までに無かった景色だなぁ
高速道路 私の生活に欠かせないものだから複雑です。。。。。
ここまでは序の口 ここからは少しづつ山らしくなってきます。
馬の背もすぐだね
21丁目の入り口に花壇様のものが作られていてエビネ?
ちょっとサービスしすぎやねぇ
21丁目からね少しだけれどごっつい登りがあるんだよ。 丁度けじめの坂みたいで好きだけれどね
さすがにここだけは手も使って登ります。
さて 今日の目標の展望台は28丁目あたりです。 もう少しです。
誰が刻んだんだろうね? 大きな岩に足を引っかける刻みが・・・・
登りはこれで充分です。
下りはかかとしか置けなかったり つま先がうまく乗らなかったりで ちょっと難儀
馬の背岩は25丁目から28丁目あたりまで続いている。これを登り切ったところが今日の目的地 東屋
鎖が取り付けてあるけれど無くても大丈夫。 ただ降りる時に 御在所のキレットとあまり違わないのでは・・・と思った。
もう少し立っていたらキレットだね
一時間ほどでついた。 のんびりのんびり歩いた割には案外大丈夫だったね
もう少し行ってみるか・・・・と誘惑に駆られながらも気持ちを抑える。 慌てない 慌てない
ここが一番見晴らしが良いかな?
豊川から豊橋 写真では霞んでいるけれど 渥美半島 渥美湾・・・三河湾まで見える。
しばらく景色を堪能しながら休憩。
一人で踏み出してみたからこれからは昔みたいにまた歩ける様な気がする。
ゆっくりじぶんのペースを大事にして 山を楽しむことにする。
思い切ってきて良かった~と思った軟弱な山歩きでした。