Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

あと少し あと少しで・・・・ 車で上った野登り山  頂上へ

2013-04-17 14:00:00 | 山歩き

雨壷の社の脇から上に上って行く踏み跡があります。
見上げてみると高いところにガードレールが・・・・ 
はて? あの道はどこから来たのか?  ま行ってみましょう

Tozandou2
ええ~~っ 

案外急登です。 お気楽山歩きをしていたけれど ここでふぅふぅ言ってしまいます。
情けない・・・・

Ntt
NTT無線中継所です。

でっかい

前に反対側の宮指路岳や仙ガ岳から見た野登り山は鉄塔が建っているだけのあまり魅力的とは言えないような様子だった。

これを見ていたのかしら?・・・・?

ん? でもこれ頂上じゃ無いよ

せめて頂上行かなきゃね

しばらく この車道をだらだらと降りていったのですが 頂上の位置が分らなくて iPadの地図を出してみたけれど・・・・・あらら 電波拾わないようです。

国見岩の案内で再び山の中に入ります。

Tozandou3
ほう 良い感じです。
さっきまでの景色とは大違い。 深い山の中に入り込んでいるような錯覚さえ覚える景色です。

Torii
またありました。 鳥居のような面白い形の門

ここが三角点の場所。 つまり頂上のようです。

でっかい案内があったのですが・・・・

Annaiban
二等三角点野登山の案内板です。

実は風にとばされて行方不明になっていたのです。 四つに分かれているでしょ。

ピーちゃんがあちこち徘徊して探してきました。 一番大きいのはかなり重かったようです。

あまり人が来ない山だからねぇ・・・・

また飛んでいかないように大きな石を載せて保護しましたが どのくらい効果あるかしら?

Nobotoke

国見岩は更に先の方らしい。

Tozandou4
林道が近いとはとても思えない森の中です。

この道反対側の小岐須渓谷の方にも繋がっているようです。

Kunimiiwa
国見岩

今日はお天気が悪かったこともあって 景色はほとんど見えず

ほんとにこの岩の上に立つと国の様子が解るんかいなぁ?

なになに?

勢陽雑記には 麓に亀山の城郭を見 伊勢の村々いと鮮やかなり  海より向こうは尾張三河の山々見え渡り 良く晴れ渡る日には富士山も望みうる。

美濃の山々 信濃の駒岳をも・・・・

へ~~ 凄いなぁ 

昔は沢山の登山者が訪れたらしいんだけれど 最近はちょっと人気無くて・・・・ 私は北側の石灰掘削のはげ山が大きな原因だと思うけれどな

Sitti

Mori

Tozandou5_3
斜面の細い道を巻きながら 山歩きを始めた頃の思い出話に花が咲く。

斜面のトラバース道 右側が切れているのが苦手だった・・・・

しばし 思いがけない山の懐を楽しんでいたらひょいと さっきのお兄さんに会った道に出ました。 一周したようです。

お昼にしましょう。 聖域は気がひけるので 石門の外に出ます。

Lunch今日のランチは ごぼてんうどん おにぎり フルーツ

デザートにドリップ珈琲とピーちゃんの広島土産生もみじまんじゅうです。

食べていると 軽トラがやってきました。 わんちゃんが二頭乗っています。

ここで放して運動不足を解消するんだって。

このおじさん 私は住職とみたんだけどな  お賽銭の回収かぁ? とあさましいことを考えたりして。

ここへ来る人は たいていは坂本の棚田から登るんだよって。 

へへ~~っ! また今度ね と思ったら 夏はヒルが多いから来ない方が良いよって・・・・ はぁ

ヒルのいない頃 足を鍛えてまた来るよ。

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あと少し あと少しで・・・・車で上った野登り山 Ⅱ

2013-04-17 12:00:00 | 山歩き

石門をくぐってからも少し登っていきます。
まだ車で行けそうです。(まだ言うか?)

Sandou
参道にはいろんな人の寄付に成る木々が植えられているようです。

寺院が下の方に移ってもなお 上寺は信仰の対象のようです。

Sikimi
シキミ 沢山植えられていましたけれど 花はちょっと時期を逃してしまいました。

お墓を守る木として植えられるのは 毒があるので獣の墓荒らしに遭わないように・・・・と聞いたことがあります。
ここにはお墓は見当たりませんでしたが

Kyoboku_2
いよいよお寺の聖域に入ってきました。 れきしを感じさせる大きな木が連なっています。

寺院まであと少し 短い参道なのに 鬱蒼とした感じと 重みを感じさせる雰囲気が伝わってきます。

Keisokusan
シンプルな山門に鶏足山と書かれています。 

参道は一方通行でしたから回って上から戻るようになっています。

右の方からひょこっと若者が飛び出しました。 頂上から来たのでしょうか? ものすごい健脚で 美しい歩き方であっという間に姿が消えました。

Minihenro
ミニお遍路?
観音巡りらしき祠が並んでいます。

Hikarigoke
何とも言えないお顔の観音様です。
三面までは分るのですが・・・
古いのでしょうね?

ヒカリゴケ?
まさかね・・・・・でも綺麗な緑色に輝いていました。

Kaidan
歴代の城主は この坂を登ってお寺にお参りしたんですね?

たいして歩いていないのに 見上げるような階段にふ~~

Suginamiki

Niwatori
またでました~

例の三本足の鶏です。

徒歩参道で登って見えた方お疲れ様でした・・・・

とあります。

いえいえ それほどでも・・・・

Syourou
鐘楼 

このお寺 今では訪れる人も減って荒廃して更に1999年の台風で大打撃を受けたとのこと・・・・

その割りには綺麗にされていると思うのですが

ちなみに鐘楼がゆがんでいるのは壊れかけているわけではありません。
私の姿勢がゆがんでいたのでしょう。

Isibasijizou石橋地蔵だそうです。

石橋地蔵? 幼子を亡くした母親の願いで彫られた地蔵様だそうですが 何処を探しても地蔵様の姿が・・・・???

どうもこの橋を地蔵様とみるようです。

オン カカカビ サンマエイ ソワカ

三度唱えながら橋を渡るのだと・・・・

こんな短い文言もなかなか覚えられなくて 何度も何度も練習して渡りましたよ。

御利益あるかなぁ?

Hondou_2

本堂と 庫裡は台風の後修復作業を行って 創建当時に戻してあるんだって

だから荒れた感じがしなかったんだ

Amatubonoyasiro
914年大干ばつの折 お上人様がここで雨を降らせたと言われる事から 今でも近隣の雨乞い祈願に使われるんだって

井戸を覗いてみると今でも水が溜まっていた。 そして回りにはまたまたハナネコノメがいっぱい咲いていました。

Hananekonome2さて これから頂上に向います。

これから少しだけ 山登りです。

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あと少し あと少しで・・・・車で上った野登り山 Ⅰ

2013-04-17 11:00:00 | 山歩き

坂本の棚田から見上げた野登り山はかなり遠そうです。 この道がどうなっているのか行けるところまで行ってみましょう。
とくねくねの道を進んでいくけれど 対向車の待避場所も何となくあるしさほど悪い道でも無いし・・・・何処まで行けるんだろう?

ん? ゲートがありました。 私達が車を走らせている路は自然歩道のようです。 亀山と鈴鹿の案内があります。 ゲートもある事だしここで駐めて歩き出そうか? ときょろきょろしても車駐める場所ありません。 

Mapこんな地図もあります。

ゲート入っても良いのかなぁ? あちこちにPの字が

この上の方に「夢創庵」という庵がある事も知っています。 今はもうやっていないようですが

色々悩みながらもゲートをくぐることにしました。

「自己責任で・・・・」のような看板があります。  はい 分りました~

Sakura
お天気が悪くてテンション下がり気味でしたが まだ咲き残っているさくらと新緑の優しい色合いに興奮です。

たぶんしたから歩いて行くとあの桜並木の下を歩くのです。

Sakura2
路は狭いものの車がビュンビュン通るわけでは無いので時々降りて花を見たりします。

Urasimasou
おや ウラシマソウですか? 

釣り糸を垂れています。山ではどんな釣果あるのでしょうかねぇ

と思ったのですが 糸も短いし太いしマムシグサの仲間のようです。
この仲間もなかなか難しいです。

Kiransou2
目に眩しい程の美しい青です。特に山の中では思わず足を止めてしまいます。

Gaido
やっと見つけました。 登山道というか参道を案内する看板

嫌にポップな三つ足の鶏が書かれています。 「そろそろ 歩きますか?」

夢創庵の駐車場は気がひけるし・・・と探しているうちにどんどん登山道が遠のき 大きなごつごつした石が増えてきたので 広いところに車を置いて登ることにした。

この山の駐車場は不思議です。

Tozandou
緩やかな山道をのんびりのんびり登っていきます。

Nekonome
ネコノメソウ

Fuirisihaisumire
小さな小さなスミレ

葉っぱを裏返すと紫色なのでシハイスミレと思うのですが スミレの区別は難しいので・・・・

Siromoji
シロモジロードです。 参道が優しいそれでいて何か華やかな黄色に染まっています。

Miyamakatabami

Baikeisou
バイケイソウが畑のように一杯葉をひろげています。 これだけ花が咲いたらさぞかし臭いことでしょう。

バイケイソウだうるいだろう・・・・等と言い合って歩いて珍しいもの見つけましたよ。

Hananekonome
ハナネコノメです。

私が過去に見たハナネコノメはみんな沢あるいは沢のそばだったのでちょっと驚きました。 何しろ参道の(登山道の)両側にびっしり咲いているのです。
そんなにしめった場所には思えません。

お目にかかりにくい花だけに嬉しい。

ピーちゃんは初お目見えだったそうでそれだけでも嬉しい。

中から出ている赤やら青やらの蘂が可愛い。

そうこうしているうちにつきました。 

Isimon
石門? 神社では無いので鳥居とも思えないし・・・・

いよいよここからが鶏足寺の聖域に入るようです。

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あと少し あと少しで・・・・ 車で上った野登り山 坂本の棚田

2013-04-17 10:00:00 | 山歩き

2009年 三重県の月兎舎が出している「NAGIと言う本に出会った。
「山寺ハイキング」の特集がされていて いくつかの三重県の山寺が紹介されていた。

鶏足山野登寺  伊勢山上福田寺 朝熊岳金剛證寺  青峯山正福寺  霊山寺 大峰山寺

大峰山は女人禁制なので登れないけれど(他にも理由はあるけれどね) 残りは登ってみたいと思っていた。 で 何年かかけて登ったわけだけれど 野登り山だけが残っていた。

ピーちゃんのお休みと私のあいてる日が一致したので「いこ 野登り山」 彼女には物足りないかもしれないけれどね。

新名神を走っていると 亀山を超したあたりから山のかなり上の方まで家が連なっているのが気になっていた。 あそこが野登寺に違いない。 とすると案外一人でも大丈夫な山なんかな?

Isimon

野登寺 今は上寺と下寺があるけれどもともとは山頂近くに立つ上寺が野登寺。 910年に建立 醍醐天皇勅願って書いてある。
1583年には秀吉の兵火により焼失したものの亀山城主の寄進により再建 依頼城主代々の祈願所となっている・・・・と言うわけです。

由緒あるんだねぇ それにしても標高851.6メートルの上寺はきついわ

ご住職が同じ事を感じられたかどうかは定かでは無いけれど 1717年に下の方に降りていらして祈願所も移された。だから今は池山の集落にある下寺にお参りされているようです。

Simojiで ここからの登りは上寺へ行く参道をとことこ登っていくとのこと

難易度も低いし 集落の坂道を登っていくのは風情があるよ・・とのことでしたが

地図を見たらPのマークがあちこちにあるでは無いですか? 難易度低いと行っても往復9キロ 標高差750メートルは病み上がりの私にはちょっと無理でしょう(怠けたいので すぐに病み上がりを理由にします)

まず坂本の棚田でも見ましょう。

Tanada_2ほう お天気はあまりよくなので鈴鹿のお山の展望は臨めませんでしたが 新名神が棚田の向こうに見えます。

不思議な風景です。

田にミズが入って綺麗。
かえるもげこげこ言い出しますね

Hotokenoza_2

Hanakiiro

Kiransou
キランソウ 綺麗な色です。

Kikeman
キケマン

Nisikigoromo
ニシキゴロモ?

葉っぱが変なのでさんざん迷ったけれど ニシキゴロモにはこんな葉っぱもあるのだと・・・

後でカールおじさんがカキドオシでは無いかと教えて下さいました。

なーるほど これで葉っぱの形に違和感があったこともすっきりしました。 有り難うございます。

Rengebatakeすご~い  蓮華畑や

私のふるさと岐阜ではお米の田んぼに蓮華を植えていた。 春先になると田んぼは蓮華で一杯になって それは美しかった。 花を摘んで花環を作ったり 蜜を吸ったり。。。。

そんな思いでが懐かしくて今でも毎日食べるお米は岐阜の蓮華米 初霜を使っている。

Renge_4本当に可愛らしくて美しい。

今では珍しくなってしまった蓮華

Mitumata
もう 時期は終わってしまったけれど三椏の群生。

匂いもあんまりしなくなっているけれど

Mitumata2
この坂本は三椏が有名らしい。 野登り山の登山道には一杯の三椏が見られるようですけれど。。。。

どうする? 頂上は まだ 遠そうだよ。

上の方に お店のような庵が建っているらしい。 と言うことはまだまだ車で行けるんだよね? もう少し上の駐車場まで行ってみても良いんでないかい?

コメント (4)
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