次の山は 雨生山です。
びくにやまから見ると林道を挟んで浜名湖側 比丘尼山から鉄塔を辿っていくと金山にもいけます。 金山と雨生山は尾根続きです。
林道入り口に車を駐めてまず腹ごしらえです。 おにぎりを持ってくる約束で 私はおでんと 果物を持って行きました。 寒さを避けて車の影でおでんを温め・・・・・これが喜んで戴けたようで 汁も最後まで飲み干してもらえました。
リュウノウギクのまるっとした可愛らしい姿が見えます。
癖のように葉っぱをつまんで揉みクンクンします。
良い匂い~~
何と実の付き方が控えめなんでしょ
一番の特徴は葉っぱでしょうか?
ビロードのようにふわふわしています。
柊ってクリスマスのリースは赤い実がついているけれど 間に合うの?
って言ったら「アレは西洋の柊 日本の柊は今花が咲いて 春に赤い実を付けるんだ」って
藪こぎして お花博士に教わった竜胆やセンブリの咲く砂礫地にも寄ったけれど 足下の株があまりに小さいので 撤退。 不用意に踏みたくないしね
更に林道を歩くと 二度ほど折れて右側に登っていく。
ここからが雨生山へののぼり口になっている。
尾根までにまた一杯のセンブリや竜胆が見られるよ・・・・と思ったら笹ぼうぼうでなかなか見つからない
ありゃ~
赤い綺麗な身がついている。
まだ残っているところを見るとあまり美味しくないのかな?
ソヨゴの葉っぱは波を打っている。 だからそよごって言うんだって
お茶の実? (?_?)ん訳ないよな
所々にはげ地が見える。
さっきあそこにいたんだね
サワシロギクの最後の姿です。 初め白かったけれど 最後にピンクに変わるのです。
反射板の所までやってきました。
同じ景色ですが少し高くなりました。
比丘尼山が標高222メートルに対して雨生山は313メートルです。
もっとも反射板は頂上ではありませんが
ここは展望が良いのです。
反対側には浜名湖が見えます。
浜松のアクトシティも見えたと思ったのですが 画像を上してみても確認できません。
展望地の斜面にはセンブリ ムラサキセンブリ 林道が乱れ咲いています。
「もう 見たい花は全部見たなぁ まだ何かありますか?」って言うから「ウメバチソウぐらいかなぁ」と言うと では・・・・
となり 尾根回りで帰る事にする
このウメバチソウは登山道と尾根がぶつかる所にいつも咲いているけれど もう少し状態が良いのがあるかも・・・・とお花博士が言うあかっぱげっていう砂礫地に向ったのだけれど 笹藪で道が良く解らなくっている。
これだけ沢山の人が歩くのにおかしいなぁ・・・・・と思っていたら 団体さんがやってきた。
気楽に登れる山とは言えみんなスニーカーに 身軽な服装
今から金山に行くという。何でも宇利峠から歩いてきたと言う事で 時間はもう三時近い。
「金山まで小一時間かかりますけれど・・・・」というと慌てて引き返していった。 どこかで降りることが出来ると思ったらしい。 確かに比丘尼山に降りることは出来るけれど そこから宇利峠までは一体どのくらいかかることやら・・・・
ずっとこんな道で 見たい花も見たし・・・・と言うことで私達も降りることにした。
彼らは瀬戸まで帰らないといけないからね。
花一杯の山は 充分満足してもらったようで 「ありがたみが薄れる」なんて不満まで戴いちゃった。
でも この時期でも 沢山残っていた花に私も満足
今度は何時行くかな?