Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

秋を感じながら 笹又より歩くⅣ  山の花

2015-10-05 21:34:30 | 散歩
樹林帯に入ってからは 少しづつ この山らしい花が出てきます。
ジグザグと 直登に近い山登りを続けたら ドライブウェーに繋がる稜線に出会います。
そこで お昼休憩を取ります。
その後 2時までに戻ると言う事で 自由時間を設けます。
トラバースの道を通って 静馬が原までの花散策を楽しんでもらうためです。

斜面を踏み外すと 命がありません。 気をつけて歩いてもらわないと

さて 順不同で 出会った花を掲載します。

ウバユリが種になっていました。


ミツバフウロ
伊吹山の山頂にはかつて 沢山のフウロがありました。 最近グンナイフウロ ヒメフウロぐらいしか見ることが出来なくて悲しい思いをしていましたが ここにミツバフウロがありました。

ととどかぶとり
イブキレイジンソウ
トリカブトと同様 雅楽の奏者を表す事に由来する花です。 トリカブトより細身ですが 確かにトリカブトの仲間って感じがします。
もちろん猛毒です。


こちらがトリカブト
雅楽の奏者伶人がかぶる鳥兜に似ているところから名前がつきました。
全草 有毒と言う事は みんなが知っていることです。


山の番人 シシウドは食害のせいか背が低くて番人になれそうにもありません。


なんて良い天気なんでしょう?


ダイモンジソウ
見ての通りの名前です。
初めて見たとき まさに大の字に花びらが並んでいるのを見て大興奮したことを覚えています。


イブキコゴメクサ
本当に可愛い花です。 大好き
花の下唇の形状を砕けた米に見立てて名付けられたそうですが それよりも可愛らしいはなだと思います。
大事にしたい花です。


シデシャジン
毛糸みたいな細い花びらが 神前で玉串やしめ縄に付けて垂らす紙(シデ)に似ていると言うことで名付けられました。
沙参はツリガネニンジンの根を水洗いして乾かした生薬に似ていると言うことで名付けられたようです。


オトコエシの花にはサカハ蝶が止まっています。


マネキグサ
まねきねこがおいでおいでしてるように見えますか?
これも可愛らしい花です。
嬉しいことに少し増えている気がします。


こんなのもありました。
ヒナノウスツボ
山頂にもありますけれど これも見つけるとテンション上がります。


フシグロ
ナデシコの仲間だそうですが なぜフシグロ?
フシグロセンノウは花も派手なのですぐ見つかりますが これは難しい。
茎の節が暗紫色をしていることからそう言うらしいですが


アキチョウジ
木の花と サンインヒキオコシの区別がとても難しく 葉っぱから見分ける方法 花がどこからでているかで見分ける方法とか・・・・
ただ 嬉しいことに ここでは両方が近くにあるので 実際に比べることが出来る。


これも この道での宝物です。
小さな緑の巾着が開くと 中から美しい花が出てきます。
本当に可愛いはなです。
毎年 この花に出会うことを楽しみにしています。
種から うまい具合に育ったのか 今年少しだけ増えたような気がしています。 
この小さな可愛らしい花も大事にしていきたい。


エンシュウツリフネ
この登山道には このツリフネソウがあると言う事で人気でした。
二三年前までは確かに群落があったのです。
今年はさっぱり。
一週間前の下見の時にわずかに一花
観察会で 4-5花見られたのがせいぜいで・・・・
食害のようです。
葉っぱの下に隠れるようについているツリフネは 葉隠れという格好良い名前もついていて これも見に来るのが楽しみな花だったのに


こんなツリフネは まだいっぱいありますよ。



オトギリソウ
この花も長い季節を頑張っている花のように思います。


おや コロギスが
コオロギと キリギリスとのあいのこ
コオロギ君も節操がないのね・・・・と言ったら もともとそういう種類なんだよと言われてしまった
あはは  恥ずかしい。

さて まだ 細かいところを拾えば 沢山の花はまだあると思うのですが ここいらで閉めます。
この登山道が 何時までも 花にあふれる登山道である事を願って 
来年も 沢山の花に出会えることを願って。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする