毎年この時期になると豊田市の矢並湿原が一般公開される。
時々自然観察会が開かれているようだけれど 一般的な公開が新聞などに載るのはこの時期。
折しもラムサール条約に登録されたと言うことで今年はとても沢山の人が訪れたらしい。車で行くことも出来ず鞍ヶ池公園からシャトルバスが出る。
「松平でキイジョウロウホトトギスがさいているよ。」とピーちゃんから情報をもらって「よっしゃ~ それなら二本立てで行こう」と決まる。
鞍ヶ池の虹の橋駐車場から行った場所は思いがけず遠かった。 矢並湿原は東海北陸道の下にある小さな小さな湿原。 前に行ったときはさほど人もいなかったせいか泉からちょっと入っただけの所から入れた。 たぶん上の方から入ったのだろう。
今回全容が見えてくると 田んぼにしたかったのに 水気が多くて作物が育たないので放置した場所・・・に見えた。 おかげで小さな場所に沢山の動植物が生息する場所になった。
ツリバナが可愛い実を付けている。
ま 特に珍しいものではありませんけれど
白もあったな
このはな 初めは下を向いているんだよね。そうキセルみたいに・・・・
ってキセルって今の人知らないかぁ?
花が咲いて種が出来るとしゃきっとして頭を持ち上げる。 種を遠くに飛ばせるようにだと思うけれど なかなか優れた機能を持っている
シオデ? 初めて聞く名前だったけれどサルトリイバラの仲間でとても美味しいらしい
山でうまいのはトトキとシオデ・・・・?
山のアスパラガスと言われるらしい。 う~~ん食べて見たい。
あの丸い塊も食べられるのだろうか?
ムカゴご飯そんなに好きじゃないけれど山で時々ムカゴをつまんで歩く
あと口が渇いて仕方ないけれどね
もう少したつともっと咲くね。蕾がいっぱいあった。
木道から少し遠いのでうまく撮れないのが残念。
シラタマホシクサの中にミカワシオガマの紫。
ブライダルベールのような可憐さと美しさにあふれていた。
シラタマホシクサってよーく見るとてっぺんに一つ大きな花が咲いていてあと小さな花がびっしり埋まっているんだね。
不思議な金平糖の様でした。
ちょっとねじった花が面白いです。
丈が小さかったのでミクリガヤの仲間と思ったのですがマツカサススキだそうです。
あぁ そういえばいつも行く滋賀県の湿原の入り口にありました。
ヘビノボラズの実が赤くなっていました。あの針のような棘が目立たなくなっている気がします。
私の知っているモウセンゴケは赤い絨毯のように湿原に広がっています。
びっくりです。
単独でそれも渇いた所にあります。でも確かに食虫植物の特徴がよくわかります。 とても小さくて見つけるのが奇跡のようなモウセンゴケでした。
すぐ隣のヒヨドリバナがいっぱい咲いている土地はかつての耕作地だそうです。
歩くだけなら一周5分もかからない小さな小さな湿原でしたが 花であふれていました。それもとても珍しいものです。 春も見たいな。夏も見たいな・・・・と思いが募ります。
ラムサール条約の登録地になったので前よりも見にくくなってしまいました。
豊田市の自然の森の観察会では時々訪れることが出来るとか・・・・また季節を変えて来てみましょう。
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