Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

緑 碧 翠 癒しの山だそうな 戸倉山

2008-05-13 13:10:00 | 山歩き

戸倉山 2年ほど前に登る予定でいて ある出来事で登れなくなり そのままいつか行く山になっていた。 このところ 山同行が続いている ピーちゃんとの山行きの日。

「戸倉山 陣馬形山 金華山 鳩吹き山 百々が峰 どこにする?」そういってメールを送っておいたら 朝しばしの協議の結果 戸倉山になった。 雪山が見たい それが理由だった。

駒ヶ根インターまでは ETCカードの差し替えという作業がいる。「今日はピーちゃん運転してみる?」と半ば強制的に彼女に運転を頼む。 私も途中で何かあったら どうしても頼まなきゃいけないから 私の車に慣れてもらわないとね   と言い訳

Cyuuouarupusu 中央道から 輝くような雪山が見える。いつもこの辺りから宝剣岳を見ると身震いしてしまう。 私にとって神域なのかもしれない。

ピーちゃん お気に入りの戸倉山は癒しの山なのだそうだ。 今日は彼女にとって3度目の山

本で確認しても★一つ 難易度安し モンベルの登山教室でも 初心者のための山として載っていた。

町を抜けて橋を越してから 戸倉山キャンプ場の案内に従って キャンプ場に到着。 ここから登っていく。 降りたらすぐに花 花 花

Kiirohana Murasakikeman

Sumire

Amadokoro 大はしゃぎで始まった山登りだった。

川沿いに 進んで滝が見える辺りで左に入る登山道を上っていく。 ゆったりしているけれど ずっと直登

あれれ なんだかはぁ はぁいっているぞ

「おかしいな癒しの山じゃないよ と思っていない?」ピーちゃんがおかしそうに言う。 「うん なんだかきついんですけれど」

「大丈夫 緑が綺麗だから何となく 登れちゃうから」

「はあ そうですか」

Maizurusou

マイズルソウ

葉っぱが丸いのと三角のとでセット 真ん中から白い花が咲いている これが鶴の頭?

Tigoyuri

チゴユリがいっぱい。いつもだと2-3輪見るだけで大満足なのに ここでは 群生

キャンプ場で出会ったトイレの世話をしてくださっているおばさんが 「チゴユリって どんな花?」て聞かれる。教えてあげると 「あぁ これなら道の駅でいっぱい売っているよ。こんなもん売れるんかと思っていたけれど・・・」とおっしゃる   複雑

樹間に 駒ヶ根の里の様子が少し見えてくる。 中央アルプスが綺麗

Midori

緑の美しさは 言葉に出来ない。振り返っても 見上げても 緑 緑 緑 その種類は 緑にこれだけの表情があったのかと 驚くばかり

Cyuuouarupusu3

この季節は良い。 緑も花も 会いたいものにいっぱい出会える。

Rindou2 登りには 数えるほどしか会えなかった竜胆は 鉛筆の様に細く可愛らしく 帰りには日の光を浴びたからだろうか? 斜面にいっぱい青い花を誇らしげに開いていた。

立ち姿が ヒトリシズカににているけれど何?これ

Hitorisizuka

群生しているんだよね

で ヒトリシズカは 穂のような花を 四枚の葉っぱが包んでいるのに ここでは四枚の葉は開いてしまっている。

ずっと気になっていたけれど やがて 確信を得た。これは シルバーエイジのヒトリシズカなんだ。

Silverhitorisizuka

ほんの少しだけ穂の残ったヒトリシズカがそれを教えてくれた。 清楚な花で春の山を楽しませてくれたヒトリシズカは その終期も 静かにたたずんでいる。

Tozanndou_2 Musunndanodare

相かわらず続く 緑の登山道を 登っていくと 馬止めの松。

昔 草刈りに来た人がここに馬を停めて草を刈った場所だと・・・・

こんなところまで 馬を引いてきたんだ

難儀やな

Umadomenomatu

Midori2

気持ちの良い登山道を楽しみながらさらに進む。

そういえばこの山の登山道は ほとんどが地道 階段は登り口にあっただけで ずっと から松の落ち葉を踏みしめて歩いていける。 確かに足に優しい。

Utiwakaede

あ ヤブレガサの木

いえ そんな木がないことは知っていますけれど まるでヤブレガサが木にぶら下がっているような。。。。後でウチワカエデの仲間と分かる。

Marugotopurin 長い登りに 少々へたばっている私に ピーちゃんから おやつタイムの提案

登山道のど真ん中でいただいたおやつは たまご丸ごとプリン

ゆで卵と思われる卵に カラメルソースを掛けて食べるものだった。 不思議 卵の中は 白身と黄身が混ざって まさにプリン でも味はただの卵。 ソースを掛けると突然プリン 美味しくいただきました。

Tozandou さて空も近くなったし そろそろ尾根に出るかしら?

ン?でも私の見た本によると 尾根歩きはなかったような・・・

ジグザグを繰り返しあえぎながら登ると 先に行っているピーちゃんから 声が

「5合目だよ~」

ひぇ~  まだ半分ですか?

へたり込みたい気持ちを抱えながらも 最後まで諦めないのが 私スタイル

後のペース配分を考えて気持ちを入れ替える。 さていくぞ~。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水芭蕉の森 園原 | トップ | 緑 碧 翠 癒しの山だそう... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どらさん、しばらくご無沙汰していたうちにドンド... (山小屋)
2008-05-22 18:44:10
どらさん、しばらくご無沙汰していたうちにドンドン進んでいますね。

とりあえず、花の名前だけいいます。
最初の黄色い花はクサノオウといいます。
昔は薬草にしたようですが、有毒です。

次はムラサキケマンですね。
春先の花です。
スミレは葉っぱが丸いので、マルバスミレのようです。
次はアマドコロ、茎に稜があります。
マイヅルソウは葉っぱの形がツルが羽根を広げた姿に似ているからです。
リンドウはハルリンドウかフデリンドウでしょうね。根っこにある葉っぱで区別します。
最後はヒトリシズカではありません。
フタリシズカです。
これから白い花がでてきます。
以上、ご参考までに・・・
返信する
山小屋さん コメントありがとうございます。クサ... (どら)
2008-05-23 12:58:43
山小屋さん コメントありがとうございます。クサノオウ 初めて聞く名前です。大きくて綺麗な黄色でした。
びっくりしたのは フタリシズカです。 いや~ 知っていたら又見方も変わるのに
ずっと似ているけれど 葉っぱが寝ていることだけが引っかかっていました。 二人は咲いていなかったですよ。 これから咲くのでしょうか?
アマドコロは迷ったけれど 茎にさわったら 角があって 固かったのでアマドコロと思いました。名前を聞いてもすぐ忘れてしまうので 素の画像に書いておきます。
ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

山歩き」カテゴリの最新記事