週に2度は山に行っている・・・と威張っていても 山小屋体験が無い。
テント泊はもちろん無い。 強いて言えば 高校生の時 バンガローに泊まったことがあるくらい。 後は近い物で貸別荘。
こんな風だから 山歩きはいっぱいしていても できる行動範囲が自ずと限られてくる。
家から日帰り もしくは 登山口近くのホテルからの ピストンしか方法が無いのだから
どうして? 山が好き 自然が好きとか行っても お風呂に入れないのは嫌だし 百歩譲ってお風呂は我慢できたとしても 前後互い違いに寝なくてはいけないような環境で寝ることが 私にできるかどうか・・・ 只でさえ 環境が変わるとちょっとしたパニック発作を起こしてしまう質である。要するに えせ山女なんです。
今回 燕岳に行くことで初めて山小屋泊まりを経験した。
怖かった。 考えられる薬を全部持ってでた。
まず喘息の 気管支拡張剤(殆どでなくなっているけれど もしもの時は 病院まで行けるわけもなく 下手したら・・・ 迷惑もかけられない。) および発作時の吸入器
これを書いた時点で そんな奴は山へ行くなと叱られるのを覚悟の上でかく。
ひざを悪くしないように 沢山の湿布とサポーター二種類(中に履いて 更にひざが動かないように ズボンの上から押さえた) 痛み止め
高山病対策に 酸素と 先の痛み止め(今まで頭いたいと訴えている人しかみたことなかったので 当然頭痛がくるのだと思っていた。
気休めの ひざのためのサプリメント アレルギーを抑える薬 筋肉の強張りを押さえる漢方薬
体は 一昔と比べたら ずいぶん丈夫になっているので 殆どが気休め。持っていることが大切だった。
これだけ用意したら 山小屋の不便さにも きっと耐えられる・・・
そう思って出かけた山小屋だったけれど・・・
したから見上げた山小屋は 高原に建つお洒落なホテルのよう。あらら なんとまあ
ビールも飲めるって言うし ケーキや珈琲もあるって・・・ インスタントでは無いよ
値段もそう高くない。 これにはびっくりしてしまった。
食事は美味しかった。 1日目は 本当を言うと 高山病で 吐き狂いまったく食べられなかったので あまり感想は言えないのだけれど 肉じゃがや おみそ汁 漬け物 肉の軟らか煮 杏仁豆腐 その他色々
山小屋の人々の心づくしが並んでいた。
朝ご飯はすっかり元気になって その味を堪能できたんだけれど これも下手したら自分家の朝ご飯よりも良いかも・・と思えるお皿。
途中おにぎりですましている身にとっては この心づくしのご飯は 何ともありがたい話だった。
ひとつだけびっくりしたことがある。
上下互い違いに寝ると聞いていた部屋は ここではそうでは無くて 部屋が二段に切られていた。
二段ベッドの 歩くところも無駄にできないとばかりに 部屋が区切られている。 私は下の段
潜り込んだとたん 息苦しさを感じた。 閉所恐怖症の私は どうも怖い。
着替えをしようにも手をあげれば 天井に届き うっかり立とうとするなら 頭を思いっきりぶつけ 床は床で 3センチほどの段差があって 指をぶっつけ・・・
移動は 四つんばいに慣れるのに ずいぶん時間がかかったこと
お布団 面白いことに 半分のサイズなの 幅がだよ
だから 人と取り合いになったり 隣のお布団がじゃまになるって事が無くて これは合理的なのかなぁ?と思った。
部屋の不思議な切り方と特注サイズのお布団 これがあるから 少しの不便で 快適な山小屋生活楽しめたのかしら? 心配していた睡眠も しっかりとれて どっさり用意した薬も殆どが使わなくて済んだからね。
私の小屋宿泊の70%以上は、辛く悲しいものばかりです。トホホ。
私は 案外小心者で駄目人間なので 今回の体験は大進歩です。 何時かテント泊やってみようと思うけれど これは団体でないと怖くてできないだろうな
小屋の設備が充実しているところが多い印象でした。
なんてたって、小屋から出る空き缶などのゴミを
ヘリコプターが運ぶんですもの。
山小屋は、空いていれば個室もとれます。
私たちが行った時は霧にかくれていたけれど
こうしてみると素敵ですね、燕山荘。
でも、中房温泉からの登り、
大変だったんではないですか?
私は豪華を求めているわけでは無かったのですが 持病があることもあって 神経に障らない程度にゆったりした気持ちで 過ごしたいと思いました。
でも今 テント泊も楽しそう。 いっぺんどこかで挑戦してみよっ と思うようになりました。
荷物は できるだけ少なくしているつもりですが 薬だけは 用心に用心を重ねないと・・・ヘリコプター呼ぶことになりそうです。
でもいつも この道nobuさん歩いたんだ 槍を目指す道の途中で「嬉しくなっちゃいます」ってコメントに 山が大好きなnobuさんを感じながら 励まされながら歩いたよ!
爺のはじめての山小屋は比良の山小屋です。
中学3年のとき今を去ること40数年まえです。友人と2人で行きました。
学校には内緒で。もちろん家にはいって行きましたが。
それから後は数え切れないぐらい。
奥穂高の夜空の美しさは、今でも心に残ってます。
山小屋って言葉を聞くと、丸太小屋の中にな~んにもない物を想像したわたしでございます
とってもきれいだね~~~~
ホテルみたい~~~
どらちゃんの心配も取り越し苦労におわってよかったね~(^^)
楽しく山登りの人生はつづきそうだね~
40年も前の山小屋というと今の非難小屋の様な感じなのでしょうか?
私は 隣に知らない人が寝ていると思うとなかなか眠れません。 でも静寂の音が聞こえそうな静かな中で一人で寝るのもどうかと・・・ まだまだ修行が足りませんね。
山のお星様は本当に感動的ですよね? 初めて乗鞍の麓で見た星は 天の川が真っ白で びっくりしました。