尾根は長い。それでもやがて頂上の避難小屋が見えなくなるとなんだか寂しい。振り返り 振り返り・・・・
葉の落ちたリョウブ ヒメシャラ ネジキなどの自然林を移動していくと 笛吹き岩。 ここからは大峰山脈の山々が見える。
とは言えお天気がいまいちだし 良くはしらないんだよね。
たこみたいに枝を広げている。ブナかな? 枝には何人も座れそう。 昔こんな枝を見つけては逆上がりをしていた。
揺るぎ岩 「多武峰 大職冠 藤原鎌足公」と三度唱えれば この岩が動き出したそうな。。。やってみたけれど びくともしなかった。解っていたけれどね
更に行くと国見岩。 昔熊野 伊勢を経て高見山に登った神武天皇がこの岩によじ登って四方を見渡したとも ここで軍事会議をしたとも言われている。 さすが伊勢街道 次から次へと言い伝えが現れる。 乳岩 息子岩・・・・
案外急な下りだった。 何年も前に来たのですっかり忘れていたけれど なかなか手強い。 こんなにきつい坂だったっけ? 昔はまだまだ体力あったんだな・・・・と感慨にふけっている場合じゃないって・・・・
少し開けた場所に出るとほっとする。そのぐらい急だった。 ここは高見山の交差点。 高見杉をを見てたかすみ温泉に出る平野道 小峠に降りて伊勢街道を杉谷まで行く道 今日は小峠へ降りていく。
杉の根っこを階段代わりにして 転げるようにして降りていく。 そういえば前はこの道を登りに使った。
前を行く人の足下が私の頭の上だった。 そんな急な登りだった。 がんばれ!
小峠到着~ やれやれ
この林道を大峠まで歩いて行く。 30分ぐらいだそうだから 日が落ちるまでに十分時間があるだろう。 現在13時半。しかし 杉が鬱蒼としているからか なんだかもう夕暮れのような感じ。
林道を進むと伊勢街道の続きが左手に現れる。 地図で見ると林道を平行してあるようだ。伊勢街道を行くのが正しい歩き方でしょう・・・・と歩き始めたけれど。 いやに暗い。 太陽の位置を見るとまだ高いのに 大峰山脈の稜線のすぐ上。 案外暗くなるのは早いかも知れない。
途中まで歩き始めて 大事を取って降りてきた。林道を歩けばいざというときにリスクが少ない。 今度くるときは 小峠に車を置いてこの道から歩き出そう。
収穫はあったよ。 静かな林道をああでもないこうでもないと歩いていて見つけた花。 はじめは地味なつぼみをいっぱいつけていて「シュウブンソウじゃない?」と覚えたばかりの知識をひけらかしていたんだけれど青い花を見つけそれが同じ植物だと解ってからかなり自信がなくなっていた。
帰ってからピーちゃんが執念で見つけた花の名前 ハナイバナ へ~ぇ 初めて聞く花の名前だよ。
かくして あわよくば樹氷と紅葉をと欲張った高見山だったけれど ちょっと暖かかったためにかなわず。 又冬に来てみよう。 青空のしたの樹氷が良いな。
息子の晩ご飯は怠けて 速弁 ちょっと微妙
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