このカテゴリーを山歩きとするのは憚られるほど 散策に適した山である。 夏にここへ来たけれど そばの里のやってきたついで 折角近くまで来たのだから高ぼっち行ったことが無いピーちゃんを連れて行こうと言うことになった。ETCの100キロ計算を間違えて伊那インターで降りたものの そう遠くは無かった。思いがけず153号線を走ることになって「これって近くを走っているじゃん。みんな繋がっているねぇ。」と変なところに感心して北上。
途中20号線に移ってしばらく走る。頭上に高ぼっちの案内に左折。せまい山道をくねくね登っていく。 途中で蛇君轢いちゃった。ゴメン 避けるほど道広くないんだもの。
しかしこの山道はまだ良い。 民家が途中まであるからか 待避できる場所はいっぱいある。帰りに崖温泉の方に降りた。こちらはさらに狭く 綠は美しいものの 気を遣う。 滅多に車に会わないのだけれど 一度勢いよく上がってきた車に 正面衝突するところだった。
ま 無事だったから良いんだけれど くるくるとこれでもかって登っていく。青空が見えていてもなかなか着かない。
やがて一瞬山岳風景が目に飛び込んできた気がした。「ん?」「なんだ? 山肌まで見えるよ。」「ひょっとして穂高?」
「そんなはずは無いよ。」とピーちゃん でも緯度から行っても見えても不思議無いじゃん。 それにしてははっきりしすぎていたけれどね。 駐車場に着いて やっぱり穂高であることを確認。
「や~~ ほら 槍も見えるし 涸沢槍もはっきり見えるよ。」勝ち誇ったように私が言う。
それにしてもすごい。 右の槍ヶ岳から長い長いキレット 北穂高 涸沢槍 涸沢岳 奥穂高 まさにこの間息子が歩いた軌跡をなぞることの出来る景観だった。
しばらく動けないで見ている。
駐車場には何台かの車が駐まっていて のんびりと景観を楽しんでいるようだった。下の方の町は塩尻? これで帰っても良いぐらいの満足だったけれど 今日は見たいものがあった。 もう一度諏訪湖方面を眺めて 蓼科山を確認するのもだけれど 美ヶ原の天空の城ラピュタが見たかった。 あそこからは見えないのだろうか?
花はほとんど終わっている。 代わりにススキが風になびいて日の光を受けてきらきら光っている。
この花はなんだろう?茎がとても長くてしたまで探ってみても葉っぱが分からない。
ひとつ一つはとても可愛らしい花の集合体なんだけれどね
ノコンギクだろうか?
赤紫の花が美しいのだけれどほとんど終わりかけている。
振り返ると穂高が見えている。 いつまでも見えていると嬉しい。 もったいないような景色を何度も何度も確かめる。
今日は風が気持ちよい。
頂上から八ヶ岳方面を眺める。 こちらの方が近いのに かすんでよく見えない。 蓼科山だけが あのおもしろく美しい形でそびえていた。
諏訪湖が臨める。
前に来たときは お盆だったのでここに椅子を置いて諏訪湖の花火を見る人が 準備をしていた。 ここは穴場?湖に映る花火はさぞかし綺麗だろうね?
やはりここからは美ヶ原方面がよく見えないことが確認出来たので 隣の鉢伏山に移動することにする。
「あんな遠くまで行くの?」と遙か向こうに見える大きな山を見てピーちゃん目を白黒させていたけれど 車で10分?
風が強くなってきて少々苦労したけれど リンガーハットのちゃんぽん完成。 みちこさんの焼サバ寿司と 北海道のお土産のカチョカバロを箸にさして焼く。
少々カロリー高めながら やっぱり山でいただくご飯は美味しい。カチョカバロはこんがり香ばしさと やわかさと
ハイジになって山の食事を楽しむ。
去りがたいけれど だんだんに槍ヶ岳方面雲が出てきたので 次の鉢伏山に移動。
そうですね茅の枯れ具合がいかにもシックな秋の感じで素敵でした。
ヤマラッキョウ これも初めて見るような・・・根っこのらっきょは食べられないのですか?(食いしんぼ)
球根で増えると言うことですね?
山で焼いたのはカチョカバロって言う焼チーズです。 焼サバ寿司は 空弁人気ナンバーワンのお寿司です。 駅弁祭りで買いました。このお寿司とても美味しいのです。 人気にあやかってあちこちでだしているようですが この味に勝てる焼サバ寿司にあったことがありません。 機会があったら是非どうぞ
カヤトが秋を演出しています。
赤い花はヤマラッキョウです。
地下茎にラッキョウのような根茎ができます。
花は今頃が最盛期です。
山で魚を焼いて食べるなんて贅沢です。
いろんな食材を担いでいるのですね。
驚きました。
空気が澄んできてきっと北横岳からの展望は良いでしょうね? 高ぼっちからもちろん北アルプスが見えました。私に同定出来るのは常念 大天上 燕ぐらいのものでしたが 山岳風景の書いてある絵を見て確かめてみました。
どうしてだかああいう景色を見るとどきどきしますね。
八子ケ峰ホテルは泊です。出来れば、ピラタスへ行きたいです。
こんなに見えるのはちょっと珍しいですよ。
右の方には、上々年、大天上、鹿島槍、
白馬まで見えたことでしょう。
山のお好きな方には、ここからの展望はたまりませんね。
奥鉢伏のレポートも楽しみです。