ただ有り難いことに高さが無いので膝に優しい。 いつもなら悪い方の足をかばって同じ足で着地していたのに
あっという間に奥の院への分岐につく。
道をそれて40メートルぐらいとの案内。
そこですれ違った人から横穴式の古墳がむき出しであるところがあると聞く。
行ってみよう
丸太ん棒の倒木をまたいで行くこと50メートルぐらい?
突然右にぽっかり空いた穴が見える。中は竹の根も張ってお墓とは思えないけれど
崖や山腹等自然の地形を利用している横穴式の墳墓は珍しいものらしい。
真っ暗で中見えない。 おそるおそる近づいてフラッシュ焚きながら撮ってみた。
お~~ 確かに石室だ
こんなのがあちこちにあるんだよね
戻って奥の院へ ほんの数メートル山側に入ったところ
祠があるはずと思って探したけれど見つからず。 不動明王の後ろに積み石の跡があるところを見ると 昔はここに祠があったのかもしれない。
今は鎌倉時代に作られたというお不動さんがひっそりと佇んでいる。お顔の優しいお不動さんだ。
時々 里と間違うような緩やかな道も出てきて このあたりから龍王山古墳群となる。
龍王山の西斜面 標高150~450に点在する古墳群。円墳と横穴がそれぞれ300基合わせて600基の古墳が点在
お墓の団地?だね
6~8世紀の古墳らしいけれど まだ調査が進んでいないんだとか
これからどんな発見があるのだろう? それともこのまま永遠の眠りに?
しかし山全体がお墓って考えたね
権力者だけのお墓だったとしても あまりにでかいお墓はやがて場所が無くなる。
中は盗掘されているのか何も無い。
あれが円墳 何も無かったように上には木が生い茂ってますが 確かにぽこっぽこっっと
こんな感じでずっと下まで続きます。
長い年月になにがあったか 上がかけてしまっているけれど6体地蔵だそうです。
何処がどうなっているのか・・・・?
古墳群がほぼ終わった頃 分岐を右にとって川沿いに歩きます。
う~ん 今日も良く歩きました。 ここまで22000歩 足慣らしとしては良いでしょう。
あと少し 崇神天皇陵を通って黒塚古墳を見て来ます。
トレイルセンターの方へは回らず崇神天皇陵を右手に見て歩きます。
でかい
今まで山の中で見た墳墓と比べると豪邸と犬小屋ぐらいの違いはあります。
航空写真で見ると 周りに4基の古墳があるのが見えます。
アンド山古墳 南アンド山古墳 櫛山古墳 大和天神山古墳
これらは陪塚だそうです。
前方後円墳です。
池には冬になるとマガモやおしどりがやってくるそうで・・・・
きょろきょろ・・・・見つかりません。
そのまま のどかな田園地帯を歩いて黒塚古墳を見に行きます。 こちらは公園風に整備されているようです。
円墳の方から登れるように階段がついています。 崇神天皇陵ほどではないけれど やはり立派です。
ここは三角縁33面神獣鏡 更に一面も出土して一躍有名になった古墳だそうです。
何人も入れそうなぐらい長いよ
中が真っ赤なのはなぜ? 分析の結果水銀朱だそうで 腐敗を防ぐ効果があったのだろうか?
山頂のちょっとだけ切れている場所 あれが南城かなぁ?左の尾根から右の尾根を歩いたんだね
山歩きは面白いけれど それに歴史とかチェックする場所があると足の痛いことも忘れて歩ける。 しばらくは こんなスタイルで歩いて見るかなぁ
そんなことを考えながら 家路についたのでした。
崇神天皇は実在の天皇? そうなんですか 私は神武天皇も実在の人物と思っていましたが・・・・
昨日大和三山へ行ってきました。神武天皇陵はそれはまたどでかい大きさで こういうお墓は発掘とか出来ないんでしょうかねぇ 中から出て来るもので かなり史実に迫れるのではないかと思うのですが・・・・もうやってる?
前に慶州で見たお墓もかなり大きなものでしたが こんな風にお墓を作って行くと地球はお墓で一杯になる。
その頃にはそんなことは考えられなかったのでしょうか?
天皇の力の大きさが、古墳から分かります。
古墳時代後期から、飛鳥時代の天皇でしょう。
畿内地方を支配した、最初の天皇ですね。
hide-sanの日頃の歩く距離を思うと とても健脚でいらっしゃるのだと思います。
今回は3時間ほどの山歩きです。 ゆっくりゆっくりの歩きです。 ゆっくりたらたらが 私の歩くこつです。 奈良は案外忘れられていますが歩いていて面白いところです。 お時間出来ましたら是非いらしてください。
いつも写真を見て思うのですが、
ボクが登るには険しくて無理のようですね。
写真で楽しませていただきます。