利尻島一周は4分の三を終え 鴛泊近くの姫沼へ向かう。
息子の計画では 姫沼 ポン山ハイキングコースを歩くつもりだったようだ。 ポン山のポンってどういう意味があるのか あちこちにポン山があったけれど 一般的には標高444メートルのこのポン山を言うらしい。
しかし 2時間ほどかかるけれど 本当にいけるの?
しかし遠いよ。
無理 無理
吊り橋を渡ると姫沼が緑色の湖面を輝かせている。
ウバユリ君にこんにちは。
それにしてもごつい百合だねぇ 君は 利尻でもウバユリって言うのかい? それとも 蝦夷とか利尻とかの名前もらっているのかな?
一周20分ほどの姫沼 先ほどのオタトマリでもあんまり花が無かったので 期待して無くて 計画通りに 回ってみましょ・・・・と
あららぁ でも結構花ありますよ
この沼の散策道路は すかし百合ロード
これでもかっって咲き誇っている。
とっても小さくて 木道から身を乗り出して撮るので 何とか撮れたのは奇跡じゃ~
何も無いと思っていた姫沼の散策路は 次から次へと現れる花々に 先へ進めません。
トンボソウ
ね おかしいでしょ? こんな小さな沼の周りに 花がいっぱいなんだよ
これは珍しくないか?
エゾフウロ? ちょっと解らない。
おや マイヅルソウは もう種を付けている。 咲いているときは可愛らしかったんだろうな。
なかなか 花があるところです。
小さいのでうまく撮れませんでしたが ウメガサソウです。
梅の花を傘にしたような花と言うことらしいですが。 同じ花をどこかで見ても 名前が言えるかどうか??? 自信ない。
草花とさほど離れている訳ではなく 気持ちよく歩ける。
途中で リュックに大きな鳥のぬいぐるみを乗せているお兄さん発見。
「あ カラス」
「いえ この子は頭が赤いのでカラスではありません。」「クマゲラって言う キツツキの仲間です。」
ほう この森にはクマゲラがいっぱいいるらしい。
お兄さんは 観光客を案内しているインタープリター
「クマゲラは 木にいくつかの 偽の穴を掘るんです。 本物は一番てっぺんの穴です。熊や鷹などから 守るためです。」
利尻には熊と蛇はいないんじゃないの?
はい 確かにそうですが 種の生まれ持った習性ですね? ここでは 天敵はアナグマぐらいしかいないですよ。
なるほど・・・・ と 人の雇ったインタープリターに聞きまくること。。。。めっ
途中ポン山へ行く道があった。
いける?
飛行機間に合わないよね?
良し お風呂と お昼だ
とあっさり諦めて 今度は鴛泊まで向かう。
これで反時計回り一周した。
まわりには、こんなにたくさんの花達が有ったのですね。
でも、名前を知らないままに、見過ごしてしまっていたかも知れません。
私たちは 姫沼からポン山へ足を伸ばすつもりだったから 歩き出したのです。
オタトマリと同じだったらひょっとして行かなかったかも知れません。
しかしオタトマリと姫沼はその出来た過程がが違うので 花がいっぱいあったのかも知れませんね?
どっちにしろ レブン 利尻は花の島って言うのはうなずける事でした。
時期を変えてまた行きたいと思うのですが 無理でしょうね?
もっと遠いところからお迎えが来そうです。