Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

湿原の花Ⅱ 籾糠山

2008-06-09 14:29:36 | 山歩き

水芭蕉の群生地をあとにして小さな小川を渡ったとき 監視員さんが先にいらしていて「こっちこっち」と手招き。「これも撮っといて」

Kinugasasou2 あっ あっ あっ キヌガサソウ

初めて見たのは白馬村のペンションだった。宿の女主人が植木鉢に植わっているのを見せてくださった。とてもおもしろい花と思ったのだけれど 野生で見たことはなく 是非見てみたいと思っていたので大興奮。

まだところに寄っては見られるのだけれど ずいぶん減っているのだとか・・・・

大きな葉っぱの上に小さな気品ある花がちょこんと乗っている。「キヌガサソウは花一ヶ月は持つからね」 そうなんだ~ 良かったね 二週間後に間に合うよ。と友を思う。

Nirinsou ニリンソウの群落 花が大きくて見応えある。

そしてここで驚いたことに緑のニリンソウを見せてもらう。 突然変異? 緑のニリンソウは 白い隈取りがあるような花で とても可愛い。

Midorinonirinsou

うまく撮せなかったけれど 同じ株で白い花の中に赤い色の混じったニリンソウもある。 噂には聞いていたけれど。。。うれしい。

Bunki

Kikuzakiitige キクザキイチゲが

青いよ~ 私にとってニリンソウよりも縁のうすいキクザキイチゲだけれど 出会っても白い。だからニリンソウと勘違いすることがある。

この写真は青色がとんでしまっているけれど 本当に美しい青色だった。 聞いてみるとこの辺りから北陸にかけては青い方がふつうなのだそうだ。

Baikeisou ここはサンカヨウの畑だったの?

そんな気さえする サンカヨウの群落。

Fukkisou  フッキソウ 木の回りにいくらか寄り添っていた。栄養が良いのだろうか? 立派な葉っぱと 良く肥えた花を付けていた。

花を意識してみたのはここだけだったけれど あとで例えばサンカヨウの畑の(勝手に決めている)したにびっしり 「ここにいるんだけどねぁ」と言っていた。

ここが木平湿原の分岐に当たるので 右の方の道をとって沢を渡り ブナ林の中 もう一つの水芭蕉の群落の法へ進む。

Nirinsourodo 相変わらずニリンソウの群落は続く。

うっかりしていたけれど ヤグルマソウがいっぱいあった 青い葉っぱと赤い葉っぱ 偶然この写真の後ろの方に写っている赤い葉っぱがそう。

花はまだ咲いていない。 見たことないのでいつかみたい。

Kurumabatukubanesou でかい花に出会う。 地味だけれど「うーん」

私は花の様子から ツクバネソウと思っていた。ピーちゃんがキヌガサソウのなれの果て?という。

あれれ? そう言えば下の方にキヌガサソウのような葉っぱがついている。ツクバネソウにはない。はて?

去年クルマバ何とか・・・という花をたくさん目にした ひょっとしたら これもクルマバツクバネ・・・とか

何となくそう確信して あとで監視員さんに確認

クルマバツクバネソウと分かる。 ツクバネソウに比べると嫌に主張の強いはなだなぁ....このあとどんな実がなるんだろうか?

Ruiyoubatan ルイヨウボタン 類葉牡丹って意味だろうな

葉っぱが牡丹みたい。花は緑で小さくて目立たない。どれでも伊吹北尾根では なかなか可愛らしい存在だった。

ここでは他の花に圧倒されて小さくなっているよ

Katabami カタバミも美人だねぇ カメラマンが悪いのでうまく撮れないけれど なんて可愛らしいのかしら?

このカタバミも頂上まで 白とピンクと これでもかって咲き誇っていた。

カタバミ下向いていて撮りにくいんだけれど 結構中までしっかり見せてくれたよ。その割になんだよ?この出来具合は?

Kikuzakiitige2 はい 美人のキクザキイチゲ現れました。

ブナの林を登っていたら大きな木があってその根元の空洞に水芭蕉の群落の看板が・・・

そこへまたまたつかず離れずの監視員さん

「時間があるんだったら よっていきないよ~」とお誘い。 一緒に群落へ行く途中のイチゲ

みんな綺麗と思うらしく 激写タイムの人人人

Gunseiti2最初の水芭蕉群落よりもかなり広くて ここではまだたくさんの白い花が咲き乱れている。

コンビのリュウキンカは あまりない。

だんたいさんはここでランチらしく監視員さんもお昼タイム。 ここでお礼を言って先に進む。

ブナ林を通って頂上へ一直線だ~

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湿原の花 籾糠山

2008-06-09 11:49:16 | 山歩き

Yuuhodou 遊歩道沿いに バイケイソウらしき葉っぱがいっぱい。まだ芽は確認できなかったけれど。 今年は順番で行くと咲かない年だと思うんだけれど これだけ咲いたら見事だろうね。有毒って聞いたけれど どこが有毒なんだろう?

Akahana 変な花発見 ここで見たきり 一度も遭遇しなかったけれど 気になる。

Tubameomoto2 またまたツバメオモト なかなか美しい

オモトって万年青のオモトに葉っぱが似ているからだよねぇ ツバメって何? この可愛い花ツバメには見えないけれど

そんなこと言いながら写真撮っていたらクラブツーリズムの添乗員さん「こんな花 この山にいっぱいありますよ。」と

そりゃど~も

確かにその後も頂上まで大小含めて ずっとずっと ツバメオモト繋がっていた。

Fuirimizubasyou 水芭蕉 ここの水芭蕉は斑入り

ふつうの水芭蕉ももちろんあったけれど 斑入りは珍しいんではないの? 葉っぱそのままドレッシングかけて食べられるかと思うくらい柔らかくてつやつやしていた。

Takesimarangunsei

なんだろう? って写真を整理していて思った。

よく見るとこれはタケシマランの群生。小降りのユキザサと思うと みんなしたに小さな花を付けている。

こんなところがその後何度も出てくる

Ryuukinka 水芭蕉につきものの(いえ 添え物というわけではないです)リュウキンカ

前に尾瀬に行ったときは 少し早すぎたのか あまり見られなかったからうれしい。 黄色が鮮やかで 水芭蕉とのコラボレーションは水際で美しい。

Korabo

Kiirosumire 

Sumiresiro_2

スミレの少ない山だと思っていた。スミレは種類がたくさんあって 私にはあまり区別が付けられないけれど たいていはどこの山でも出会う。

ここでは白いスミレと 黄色いスミレ タチツボスミレもあったけれど見たのは1か所。 黄色いスミレは 帰るつもりでベンチで休んでいて監視員さんに誘われて戻って見たものだった。 見つけにくい。

Kobusi こぶしか タムシバか?

したに葉っぱがついているかどうか? かじってみてしたにしびれが残るかどうか?で見分けると聞いたけれど どっちがどうだか忘れてしまったので この見分け方意味ないな

こぶしはシンイって漢方薬にも使われるらしいけれど 噛んで確かめる勇気はない。

しかし 綺麗

今日はムシカリと辛夷のオンパレードだった。

Yuuhodou2 道路の開通が5月30日だったそうで 遊歩道沿いの水芭蕉はほとんど終わりかけ

それが残念だけれど ゲートから登ってこない限り この水芭蕉のどんぴしゃに出会うこと出来ないね。

Sankayou2 お~~ぉ 見事なサンカヨウ

サンカヨウの葉はいつも大小の対で 小さい方の葉っぱの真ん中から花が咲いてくるんだね。

いまピント葉を広げているけれど この葉は さなぎから孵った昆虫のように縮れた葉っぱをすこしづつのばして開いていく。 

Sankayou3

こんな風です。 伸びきって大きな花になります。この先たくさんのサンカヨウの赤ちゃんに出会いますが みんなこんな形で くしゃくしゃになって咲く日を待っていました。 2週間待ってやってくれ~

サンカヨウは2-3日で花が終わっちゃうんだそうだから。

さて 今度はこの山のめづらしい花に出会うのだけれど たくさんになったので とりあえずここで休憩。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

籾糠山の花 入口から湿原まで

2008-06-08 15:10:15 | 山歩き

あまりにたくさんの花だったので どれを載せたら良いのか絞ることさえ出来ません。出会った順番に すこしづつ載せていきます。ご一緒に歩いたように見てくださったら幸いです。

受付を済ませてからその裏の斜面を登っていく。

Fukinotou あ ふきのとう とうが立ったふきのとう

もっと早くに摘んだら美味しかっただろうね。と卑しい私は思う。 いえ 取りませんよ。欲しいものは買ってきます。

しかしふきのとうは 採集すると なくなってしまうのだろうか?

Sankayou 大変 サンカヨウだよ

うーん写真撮りたい。でも花は ブッシュのちょっと奥まったところ 足一歩踏み込んだら駄目だろうか?

手を思いっきり伸ばして撮ったサンカヨウ

でも もっともっとすごいサンカヨウが見られるなんて知らなくて 必死だった。

Anaakimaizuru 穴だらけのマイズルソウがびっしり まだ花はあまり開いていない。

Baikaouren3 茎の長い白い花

すぐ脇に緑のわっかがそろった花もあった。何も知らない私たち めづらしい花だと思ってBaikaouren2激写 バイカオウレンの花のあとと知った。

でも可愛いんだよ。

Enreisou エンレイソウ 山へ行けばどこでも見られるといえばそれまでだけれど ここのエンレイソウは元気 元気

いつもはしたからのぞき込まないと顔を見せてくれないのに 堂々と咲いている。

大きいし とにかく数が・・・ この先ずっとずっと

Hatena Hatena2

Hatena3 はてなが続く。 監視員さんに聞きそびれたまま帰ってきてしまった。

Yukizasa ユキザサ ここのユキザサは大きいのね まだ花は開いていなかったけれど きっと真っ白に 綺麗になるんだろうね

Tukubanesou あ 手裏剣発見!

ツクバネソウもいっぱいだ。 ここで見たものは割合小さかったし 花開く前だったけれど 

上に行くと五枚葉のツクバネソウもあったよ。

Maizurusou

花開いたマイズルソウもあるね。 マイズルソウは 丸い葉と三角の葉と一対になって初めて花が咲くと聞いた まだお嫁さんの来ないマイズルソウもいっぱいだ。

天生湿原へ1.1キロの標識を進む 緩やかな階段。湿原って上の方にあるの?

Tennansyou  テンナンショウ? マムシソウと区別分からないけれど 頭にぶつぶつの実は出来ていなかった。これから出来るのだろうか?

Takesimaran 「何~?これ」ピーちゃんが葉っぱをひっくり返す。

表から見たら ユキザサとか チゴユリとかナルコユリのようだけれど なんだか小さな小さな花が数珠つなぎ。

初めて見る花。 小さくて ピントが後ろにしか合わない。 失敗しないように 何度も何度も撮って やっとこの子の正体を納めた。 可愛らしいね あとで監視員さんにタケシマランと教わる。

タケシマラン 笹みたいな葉っぱだけれど 蘭だって 何とも不思議な・・・・

Tubameomotoツバメオモト この可愛らしい花をとても好きな山中間がいる。 彼女も今回誘ったけれど 都合着かず。2週間後に別の団体で行くらしい。

思いっきり意地悪メールしてやった。

2週間後には もうないらしいよ

でもそのあと頂上近くまで これでもかって葉っぱが育っていたのを見るときっと二週間後もきっと可愛らしい花を見せてくれる。良かったね。

ちょうど 監視員さんに出会ったのがこの辺り。見る花見る花可愛らしくて大騒ぎしていたのを見てか「ここのヒメイチゲがあるよ。これだけヒメイチゲがたくさんあるのも珍しいのだって。」と誘ってくれる。

Himeitige本当に小さくて 一華づつ咲くんだね?

あまり綺麗に撮ってあげられなかった。ごめんなさい。

Syoujyoubakama2 入口近くのショウジョウバカマは疲れていたけれど ここではまだ頑張っていた。

Musikari 

ムシカリがいっぱい咲く山を歩いているうちに湿原に近づいてきた。終わりかけとはいえ水芭蕉が見えるようになる。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散策マップ カラ谷コース 籾糠山

2008-06-04 16:00:00 | 山歩き

やれやれ あの急登から解放されて帰りはゆったり降りていけば良い。 また足下の花々を眺めながらキョロキョロして帰る。 すぐに また監視員さんに出会う。

「少し休んでいかんかな?」と言われ懐かしい言葉に 切り株に腰を掛けた監視員さんと談笑。この人は花博士らしく とてもたくさんの花をご存じでいろんな事を教えてくださる。 キヌガサソウの咲く様子を聞いたときには 二人とも身をのりだして・・・・その様子が見える場所を教えていただく。 残念ながら私たちと反対方向からいらしたので 帰り道は一緒じゃない。

Musikari 雪渓というほどではないけれど 残った雪を踏み 分岐まで戻る。

ここからは新しい道だ

しばらく歩き始めて この道を登りに使わなかったことを 喜んだ。 短い距離に100メートルの降下は とても急で足を踏み外したら大変と緊張

これを登ってきたら 泣けたかも

折しも 遅くから大阪からの団体さんが登っていらした。 みんなはぁはぁ言っている。

もう一度木平湿原へ行く分岐があったけれど こちらの方が30分以上余分にかかると言われたので カラ谷を選んだ。 沢の音が気持ちよい。 沢をつかず離れず 時々渡ってどんどん降りていく。

この道に キヌガサソウの咲く順番が見られるスポットがあった。 水量が多くて渡り損ねて 道を誤ってしまった。 登山道が下の方にあることに気付いて降りていって見つける。

「わー 何ておもしろいのでしょう?」私たちは 妖精が よいしょよいしょと傘を開いているのを確信したよ。 そう言えば雪虫もいっぱい飛んでいたし。。。

Sawa2 モミジガサ ヤブレガサ チャルメルソウ いやいや 次から次へとまだ出てくるぞ

カタバミ 家では出てきて出てきて困る花だけれど(ゴメンね)ここのカタバミは実に綺麗。

ピンクのカタバミがずらっと並んでいて キクザキイチゲと競い合っている。 こうなると白いミヤマカタバミも清楚で可愛らしい。

ピーちゃんが大興奮 桂の大木がいっぱいある場所に出る。あの甘い香りは?。。。しない

桂のjかおりは秋の落ち葉の頃らしい。でも時々ん? 甘い香り と頭を上げて探してみたりもした。

Katura2 この森には 泉鏡花の作品に出るような動物ではなく きっと妖精がいる。

Katura3 ブナの森の分岐手前で あっち向きの(顔見せるのイヤだったらしい)ザゼンソウを見つけ 仕方ないのでおしりから失礼して 

サンカヨウとニリンソウ キクザキイチゲ ピンクのカタバミの咲き乱れるロードを進むと最初の分岐に着く。

この山遊びが そろそろ終わりに近づいたことを知る。

湿原の木道を通っていくと 最初に出会った監視員さんが休憩中。「一周してきたねぇ」とうれしそうに すぐに上の方で分かれた監視員さんも合流して あと大阪からの団体さんが戻られたら 今日の仕事はおしまいらしい。

「この山はオレの庭みたいなもんやさぁ 冬でもしたから歩いてくるんやさ 夜中の12時に登り始めるけどな・・・」この山を愛して誇りに思っていらっしゃる様子。

山が大好きで心臓が悪いのに 毎日山に入っていた母型の祖父を思い出す。 いつもにこにこして笑っている様子が とてもよく似ていた。

「黄色のスミレが咲いていたけど また戻らんかな 案内するさ」と言われて湿原に戻るもなんだかうれしい。

「またおいでよ 案内するさ。」

とてもうれしくて きっとまた近いうちに訪れそうな気がして 一足先においとま 湿原を東回りで戻った。 途中中に入れるところもあったのだけれど ザゼンソウを確認しただけで戻ったので 匠の祀られているほこらがあるのは見落としてしまった。残念

お腹すいて 駐車場にあるステージの様な場所で遅い遅いランチ。

Lunch ビーフシチュー ご飯 ぬか漬け トマトのサラダ 小うどん バウムクーヘン 

お腹すいていたし 美味しかった~

でも本当にお腹が満足をしたのは きっとずっと歩いてきた まるで天国のような美しい世界のおもいで

口をついて出るのはそのことばかり

紅葉の時期にはもちろんいきたいけれど きっとまたどこかで。。。。

次の更新は 私たちを圧倒した花のオンパレードです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散策マップ ブナ林コース 籾糠山

2008-06-04 14:33:00 | 山歩き

登山口で入山料を支払って散策マップをもらう。あらかじめ調べてきてはいたのだけれど いざ散策マップを見ると どきどきしてくる。 どうやって効率よく回れるか? いつもそんなこと考えてもなんの意味もないことを思い知らされるのだけれど

天生湿原までの探索路 40分ほど いきなりサンカヨウが現れてパニック エンレイソウやマイズルソウ いつもの登山道で見る花だけれど 駐車場からあるって・・・・

天生湿原は標高1400メートルの水芭蕉の群生地  イヌツゲやミドリゼンマイの進入によって陸地化が進んでいるとか でも中央には確かに広いあまり湿原と思えない平地があって 「巧屋敷」とある。 あの左甚五郎が幼い頃住んでいた場所?

Takumiyasiki

さらに湿原を進み沢を渡ると びっくり~ ニリンソウ サンカヨウ ツバメオモト タケシマラン ヒメイチゲ バイカオウレン 水芭蕉 リュウキンカ そしてそして キヌガサソウ

私とピーちゃんはすっかり興奮してしまって 先に進めない 大騒ぎ 

監視員のおじさんがおかしそうに笑って 「こっちへおいで ミドリのニリンソウもあるよ ○○もあるよ・・・」と教えてくださる。何て山なの? 春の花がここではみんなそろっている。それも足の踏み場もないくらいに 咲き誇っている。 森の精が現れそうなミドリの世界 まるで天国にいるようだった。

Midori2  

ここから木平湿原 もう一つの湿原に向かう階段があったけれど 何しろ これだけ興奮している私たち 一般的な時間配分でいけるわけはない。 ブナの探索路を経て籾糠山に行き帰りカラ谷経由で戻ってくることにした。パンフレットの「すっばらしいブナ林」は魔法の言葉だった。

沢を渡って右に進む。 まるで未知の世界のような美しさに 進むのがもったいないような気がしてしまう。

Midori3  監視員のおじさんが追いついて 「時間があるなら水芭蕉の群生地に行っておいで」と手招き 一緒に歩いてくださる。

そこは本道から少し中に入った大きな群生地だった。 さっきの群生地のようにすぐそばを通ることは出来ないけれど すばらしさにうっとり。

Gunseiti2 Gunseiti

ここから急な登りとなっているけれど 次々に眼を楽しませてくれる花々に 気にならないでいる。 しかし籾糠分岐まで1時間半掛かると言うことは 地図で確認したよりは割と長い急登を歩いているのかもしれない。

少し疲れてきて先が心配になった頃 籾糠分岐へ カラ谷からの道を合わせていよいよ頂上へ。 降りてくる人がちらほら 「まだ かかりますか?」の問に 少し考えて「少し」 まだまだだよという印象の少し。

まず後2.2キロの道標  うーん 一時間かぁ

Kaidan

やがて700メートルの標識 だんだん急登になってくるので 700メートルもめげそう。 後200メートルになると 立っていると後ろにひっくり返りそうな急な階段が空まで続いている感じ。 なんと。。。。

Kaidan2

空が近くなってくるのは分かるけれど きつい

ムラサキヤシオが見える頃に周りの展望が開けてきて頂上がすぐそこなのだと感じる。

Murasakiyasio

イワナシの花を見つけ 頂上に出る。狭くて20人も入れば落ちそうな場所。 甚五郎さんが籾糠を積んだてっぺんだものね

今日はお天気が思わしくないので 見えるはずの北アルプスは見えず。反対側 すぐ隣の猿ヶ馬場も山頂には雲がかかっている。 この山は登山道がなくて雪のシーズンにしか入れないそうで。。。

Mominukacyoujyou Tenbou

先客の女性一人としばらく話をしたけれど 虫が多くて とても食事できる状態ではないので このまま下山。

頂上滞在時間 20分?

良いのいいの まだまだ見たいところいっぱいだもの

というわけで 今度はカラ谷経由で降りていく。

Sarugababa_2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする