連日の暑さにへとへとの私だけれど ここまで来れば多少涼しい。 元気なピーちゃんは たらたらと歩くのがやや物足りないようだったけれど ご老体の私にはちょうどいいや。
青い空と 牧場の緑 白い雲 当たり前の景色なのに嬉しい。
振り返ると 美術館の建物が見える。想像していたより近かった。 これなら車の回収を工夫できたかもしれない。
しばらくは牧場の牛を見ながらののんびり散策になるので 花の写真をどうぞ。
ウツボグサの群生 何処でも見られる花かもしれないけれど 鮮やかな紫が綺麗。
上の方にしか残っていないけれど 一つ一つが可愛らしい。
小屋の裏手に咲いていたニッコウキスゲ ここでは霧ヶ峰の様にはたくさん咲いていないけれど
美しの塔までやってきた。マルバダケブキ
つぼみはまん丸な実のようでおもしろい。花が咲くと 結構インパクトある黄色くて力強い花。
美しの塔 広い高原のどこからも見える塔。 避難小屋にもなっていて 美ヶ原のシンボル。鐘もつけるようなことを聞いていたので近づいてみると 先に行った人はみんな戻ってくる。
ん?
回ってみた。あらら 中年のご夫婦が 中にいっぱいに敷物を敷いてお昼ご飯 これってどうよ? 端っこならともかく みんな「あっ 済みません」って
済まないのは あんた達じゃないの?
いくら避難小屋になっていても 使い方ってものがあらぁね。ぷんぷん
少し行くと塩クレ場。放牧の牛に塩をクレる場所らしいのだけれど。牛って塩好きなの? 馬が砂糖好きなのは知っているけれど 塩・・・ねぇ・・・・ここから左に下っていくと百曲がりを経て三城へ行く。ここも最初に使ってみるかと考えた場所。
途中に沢沿いに焼山への道がある。 といっても登山道らしくなくて牧場を端っこの方通って行ってくださいね・・・といった感じ。 焼山 王ケ鼻よりも もっと武石峰に近いところにある。ここが入口とは しんじがたい。 勘違いだろうか?
塩クレ場から右に折れて緩やかに登っていく。 あの天空の城ラピュタをめざす。
いかにも小さくてわかりにくいけれど グンバイヅルの様だ。そのときは分からなくて帰ってから調べた。長い蘂が特徴。
美ヶ原の在来のもので 長野県と群馬県の一部にしかないのだとか。。。でも地味だ~。
突然牛君が走り始める。ん?なかなか早い。侮れないぞ。
我も 我もと続く牛 なにが起きたんだ?
しかし「おら水飲みに行くぞ あんたもいかんか?」って会話できるんだろうか?
キリンソウは立派で豊かな花が咲いている。 アキノキリンソウとはかなり違うんだね。
この辺りからコウリンカが目立つようになる。 咲きそろったような 先忘れたような おもしろい花の様子。 オレンジのはっきりした色は 夏の空に負けない。
ウスユキソウ この花は 白く毛無深いので 雪が積もったように見えるらしい。 しかし たくさん無いとね うっすら雪が積もった様子にはならない。 ところがここでは斜面いっぱいにウスユキソウ。
エーデルワイスだよというと 不満顔されることあるけれど 私はこの花好き。
なんだか懐かしい景色。 眼下には 里の景色も
コウリンカ ウスユキソウ フウロが 背比べをしている。
はなの名前 はっきりしなくて 触らない方が良いかもねと思いながら大胆にも載せてしまったよ。
変だったら教えてくださいね
小1時間の散歩ののち ラピュタについた。
王ケ頭ホテル。 要塞の様に見えたのは テレビ局の電波塔らしかった。 こういう景色よそで見ると何だかなと思うのだけれど なぜか気にならない。 ひょっとしたらこれからよその山に登っても この電波塔を頼りに王ケ頭を捜すかもしれないね。