Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

噂の生キャラメル

2008-09-25 00:24:30 | 日記・エッセイ・コラム

北海道が好きで 年に何度か出かけている息子がお土産に買ってきた小さな丸い箱

それが今話題の生キャラメルだった。その頃まだ知られていなくて 千歳空港で買おうとしたら もう閉店だし 買ってくれなくても・・・と言わんばかりだったという。

カマンベールでも買ってきたのかと 冷蔵庫に放りっぱなしでいてある日「そう言えば 食べなきゃ」 柔らかくて濃厚な味・・・と言えば美味しそうだけれど 私たちには決して良い印象は無かった。味はとにかく良かった。 しかしあの食感は・・・ふわっと消えてしまって物足りない。

これで850円かぁ ってケチな私たちはすぐに溶けて無くなる 綿菓子のようなキャラメルに高いよね?と思っていた。

さて 学校の行事もあっていきなり出来た4連休 わが息子 おとなしくしているわけが無い。

いそいそと北海道に出かけた。目的は二つ。大雪山に行って 紅葉を見ること。 もう一つは花畑牧場の手作り生キャラメルを手に入れることだった。 メインは前。後のはふっと話したら みんなに「買ってきて!」と言われ・・・

今大人気の生キャラメル そう簡単に手に入るはずもない。入らなかったらどうしよう?

行った日 千歳空港の売店に新しくカフェが併設されたと言うこともあって 田中義剛さんYositake が宣伝に来ていたそうな。

あらら? しばらく見ないと思ったら垢抜けちゃってぇ

メニューは二つ。

Set

生キャラメルセット 1470円

珈琲か紅茶 生キャラメルクリーム 1カップ 生キャラメル 二粒 生キャラメルトリュフ 1粒 生キャラメルロールケーキ

見事に生キャラメルワールド

これを頼むと 生キャラメルを2個買う権利が出来る。 いや~ 何てこと

十勝と言えば 豚丼  ここではホエー豚の丼を食べさせてくれるらしい。ホエー チーズを作る課程で生まれる乳清で育った豚。 花畑牧場ならではだね。

Butadon 丼から はみ出している豚 これも1470円。 計算するの面倒なのかな?

それにしても息子よ あんたちょっと食べ過ぎ。 最近太った どんどん食べさせる私が悪い。。。。等人のせいにしていたけれど 違うんじゃないの?

キャラメル買う権利を得た息子だけれど そこで瓶詰めのキャラメル 生キャラメル 焼チーズをゲットして 宅急便で送りつけてきた。

その後も なかなか買えないらしいと言う噂とは違って たくさん買ってきた。

Omiyage 焼チーズって焼いてあってすぐに食べられるかと思ったら 切って焼くんだって。太めのいかどっくりの様な形。つるして作るからだそうだけれど。

冷蔵庫の半分を占領してうんうんうなっていたのに仕事から帰ってきたら あ~あ ほんの少ししか残っていない。 ねぇ うちの分は? いくら好きでなかったと言っても 世の中の人が騒いでいるとなると ちょっと味わってみたいじゃないの!

ほんとに 私に似て見栄っ張りなんだからぁ そんなに配るんじゃ無いよ。

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槍 穂高 締めくくり

2008-09-24 15:02:44 | 山歩き

書くほどの内容はないんだけれどね。 息子は涸沢ヒュッテまで辿り着いたところで 気が抜けてしまったのかな? ほとんど写真がないんだよね。

でも閉めておかないと本来の私の記事が書けないので

ヒュッテを朝5時頃出た息子は少し気がせいたらしい。 10時には上高地のバスセンターにお迎えのバスが来る。単独行だからもし遅れたら 迷惑をかける。 

Karasawayari さようなら 涸沢槍 あそこの鎖場は目がくらみそうだったね

Isinokawa

足を踏み入れたらがらがらと谷間で落ちていきそう。まさかここを下ったわけでは無いよね?

Sawazoi

沢伝いに降りていく。

10時の約束に間に合うように とても急いだらしい。 コースタイム知らないけれど 4時間でバスセンターに着いた。

「実は 走った。走って 走って走った。」

去年ロープウェーに間に合うように気がせいて急いだばかりに 転んで骨折してしまった。 幸い彼はそうはならなかったけれど 危ない。

Hasi2 こんなごろごろした岩の道を走るとは・・・・

Hasi3 なに橋だろう?

ほとんど下まで下りてきたようだ。

申し訳のように花の写真を撮っていたけれど なにを撮ったやら? ボケボケのセンジュガンピ

ネットのお友達のページで見て 私も見てみたいと思っていたけれど これじゃぁねぇ・・・

Hotarubukuro Sennjyuganpi  

たくさんの課題を残した息子の山登りだったけれど とりあえず無事に帰ってきて感謝。

出かける前にせめて靴新しいの買ったら?と提案していたけれど 拒み続けて 新しすぎては足痛いし もしもの時の修理用に ボンドも持って出かけた。

案の定足が痛くていたくて 泣きそうになって帰ってきたらしい。足の爪ははがれいたくてサンダルしか履けない。シューズはまだ学生の頃北海道へ行くと言う息子に初めて買ってやった ゴアテックスと言うだけの安い靴で これであのアルプス縦走はきついものがあったはず。それにソールがはがれたらとても歩けやしない。

このことは 素直に反省する気になったらしく すぐにモンベルへ行って足のサイズも測ってもらって新しい皮の登山靴を買った。

後は彼にあるのか無いのか? 自然に対する謙虚さを持つことだね。

「山は嫌い」とかいいながら 気付くと次の山の事を考えている。いろんな意味でちゃんと勉強をして自然を大事に 自然を心から愛せる人であって欲しい。 

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北穂高から奥穂高岳へ

2008-09-20 01:35:38 | 山歩き

大キレットを無事に通過したから一安心と思っていた。ところが全然危険度は変わらないんだよね。

Mametubu 右中程にある鎖をたどってきたんだね やっと登り切ったと思われ 振り返ったら下の方に人人 豆粒のような人 そそり立った北壁を登ってきた。人間の力ってすごい。

Kitamiti2 振り返る。あららぁ 小さな小さな槍の穂先が見える。

ほとんど一直線なんだね。

左真ん中ちょい下に赤い人が見える。人が本当に小さく見える雄大な景色。

しかし 北穂高小屋は次のピークにある。 もう一登り。

Noboru5 とはいえ この急登はどうだ? まだまだ難路は続くらしい。

Noboru6 おお~ てっぺんに何かパルテノン宮殿のような建物が・・・

丸い柱のようなものは北穂高小屋の水のタンクか?

なぜか忠実に登った山の標識を撮って来ていた息子だったけれど 北穂高の標識が無い。厳しい道に緊張の連続 ホッとして撮るのを忘れたのかもしれない。(そう言えば大食岳も無かったけれど)

Hodaka 今から向かう涸沢岳 奥穂高岳方面だろうか?

Sekkei

ん? 雪渓をくだっている。ロープがあるとは言え滑りそうだね アイゼン持たせたけれどきっと使わなかっただろう。 かなり急だけれど・・・

Kitahobunki

北穂分岐南陵コースで涸沢へ下る道

ここをまっすぐ進むと涸沢岳を経て奥穂高に辿り着く。この道が私の想像とは全く違って手に汗握る道だった。

本当に母はいっぺんに年を取った気がするよ。

Iwamiti 手前の岩場 手で動きそうなごろごろ岩 こんな道を又行くのだろうか?行く手の道が見えるような気がする。

真ん中少し下がったところに人がいる。ちょっとしたに降りて巻いて行く模様。

Domu

ドームって奴だろうか?足下の石ころはと言うより岩ころは いかにも歩きにくそうで 下に蹴落としそう。と言うことは上からも降ってくる可能性があるわけで 慎重に歩かないとね。

Kusarinorouka 「ここはまだ良いよ。鎖があったから 少し安心できた。」

って よく見たら 下から這い上がってくる人がいっぱいいるじゃん。こんなこと可能なんだろうか?

Karasawadake

昔歩くに疲れて道の脇に立って休憩していたら 一歩でも足を出せば前に進む いつかはつく と意地悪とも思えた(その頃の私には)叱咤激励をくれた見知らぬ人があったけれど 確かにどんなに遅くても歩を進めさえすれば いつかは辿り着く。 涸沢岳3110メートル

あんなに身体の弱かった子が 運動音痴の子が良くここまで・・・

Hodakadakesansou  穂高岳山荘を臨む。標高差100メートル少々だけれど ひどく高いところにいる気がする。あそこまで降りないと 奥穂高には行けない。

Okuhodaka 穂高岳山荘のたつ白出のコルから奥穂高を眺める。

標高差200メートルほど さほど高く見えないけれど よく見ると点々と蟻の行列が・・・・

ひぇ~~ 何処歩いているんだ?と思ったけれど 直登というわけでは無いらしい。左上にほこらが見える。Okuhodaka2

Okuhosancyou

奥穂高岳3190メートル

Kiri 霧が出てきた これからは 気を引き締めて慎重に降りていこうね。

珍客に気持ちがなごむ。

Okojyo オコジョ

すごく嬉しかったと見えて 帰ってきて一番に報告したのはおこじょに出会ったことだった。「早くて早くてなかなか撮れないんだよ」

何枚かのオコジョあったけれど どれも確かにわかりにくい。 君の目に焼き付けておけば良いよ。

Zaitengurato白出のコルに戻ってザイテングラートを降りる。遙か向こうの涸沢小屋と思われるところまでずっとずっと続いている道。 まるで地の底へ落ちていくよう。

ザイテングラートの岩稜を無事に降りたら後は何とかなる。

Ohanabatake

Kumoma

Karasawagoya  今日の宿は涸沢小屋

ここまで良く無事に辿り着いたね。 本当に良かった。

Karasawagohan力の出そうなご飯

あ 小芋の煮っ転がしがある。山のおばあさんが良く作ってくれた。 懐かしかったろうね?

Akari   本日の歩行時間10時間 あの厳しい上り下りはかなりなものだったに違いない。 涸沢ヒュッテの窓に明かりがともる。

長い一日が終わって 最後の朝を迎える。

コメント (10)
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大キレットに挑戦 穂高への道

2008-09-18 11:52:57 | インポート

Asahi 朝日に輝く南岳小屋 幸いお天気は良さそう。まだ槍ヶ岳方面へ戻る事は出来たけれど 大キレットに挑戦する気持ちを固めたのだろう。

槍を振り返る。

Yari2 穂先は小さくなっている。 この先はもう見えないだろう。

行く手を見る。北穂高が見える。頂上にあろう事か小屋が建っている。北穂高小屋だ。 唖然。こんなところにまで小屋を建ててしまう人間って。。。。しかしこれが無いと 困るには困る ありがたい存在だ。複雑な思い。

Kitahodakahe 手前のピークが南岳獅子岩辺りだろうか? 大キレットの様子が見える。

大キレットの鞍部が2748メートル 北穂高岳3106メートル 350メートルの標高差 南岳3033メートルと言うことは累積500~600メートル?それを上り下りするのも容易ではないのにキレット?

どきどきしてきた。

獅子岩は登るわけではなく回っていく。 Yamakage

美しい山並みを味わうのもこれでお預け。これからは足下に気を遣いしっかり踏みしめて歩かないと。

Sisiiwamakimiti  しかし ずいぶん降りていくんだなぁ これでキレットの長さが減れば良いかぁ?

すごいよ 上の方歩いている人 豆粒だもの。あそこまではいかんとあかん。違った きっとあそこから降りてきたんだ。矢印の先の白いのが人。

Sisiiwaatari  Hasegawapiku

→左下に今から降りていく人が見えます。ここからあの尾根まで降りるらしい。

あんなせまいところ歩けるのだろうか?

いや それよりあそこまでどうやって降りる。

この写真では分からないけれど 真上から降りていく人を見るとこんなふう

Hasegawapikukara 鎖を使って降りている人が見えるけれど 降りてもちゃんと立てるかどうか・・・・やっぱり私には無理無理

Noboru 矢印を見て 長いことこの写真は登っていると勘違い。 何処にいるかどうしても分からなくて。。。

これは大キレットを降りていくところなんだね。こりゃ厳しいわ

Hasigo2 梯子も二本

はは 直立してる。

この辺まできて緊張で気分悪くなってきたよ。

Koru_2 大分降りてきたね

両側切れている尾根を歩くことはとても怖いのだけれど 写真で見るのよりは広いのだろうか?

どのくらいあるの?

せまいよ 50センチぐらい?

答えは返ってこなかったけれど かなりせまいらしい。疲れてくると畳のヘリでもつまずいて転ぶご老体の私には 人間業とは思えない。真ん中少し下に人が見えるのだけど。。。見えないだろうなぁ?

こんな道でも少しゆとりが出たのだろうか?

Yamanami よく分からない山並みをぱちり

いよいよ飛騨泣きに近づくのだろうか?

Noboru2 

人が登る こんな高いところまで登る

Noboru3 こんな危うい道ばかり

うっかりつまずく何てことは絶対許されない。

Tongariてっぺんに腰をかけて どうやって降りようかと 見ている人がいる。ここ登ったのもすごいけれど どう考えても降りられるとは思えない。

Oriru2 ふぅ こうやって降りるのかぁ

それにしても長い急降下だよ

だんだん怖いって感覚がなくなってくるのだろうか?

Hidanaki3 

降りてきた 降りてきた

あら? 橋が架かっている。 最近三浦雄一郞さんが出ているニュースで割れ目を埋める橋をストックを手すり代わりにして渡っていたのを見て 二人で震え上がったんだった。

それがここにもある。驚き

Hasifukan もっと登る さっきの橋が下に見える。手前には 岩にしがみついて這っている人がいる。

一体この気の抜けない状況はいつまで続くんだ。

Noboru4 厳しい急登と 危うい馬の背の連続

「途中で嫌にならなかった?」と愚問を承知で聞いてみる。

「帰らなきゃいけないもん しょうがないじゃん 只行くだけ」

ハイ そうでした。

Hasi

壁のようにそそり立った岩ごろを登ってくる人が見える。その先にはさっきの橋が・・・

右側はカールが広がっているのか? やっぱり怖い。

Kusari_2 この辺りから最後の難関北穂北壁に挑む。

鎖場がいくつかある。 息子には初めての体験のはず。

「僕は運が良かった。このお兄さんをペースメーカーとしてつかず離れず歩いていった。この人はベテランらしかったけれどとてもゆっくりで 時々話しかけながら うるさくもしないで良い感じで助けてもらった。」

そんな事を言っていた。 良かったね。

しかし これじゃぁ フリークライミングのようにさえ見えるんだけれど 良く行けたね

Kusari2 まだまだ気が抜けないけれど 北穂高小屋はもう一息。 右のピークに見えている。しかしまだまだ厳しい道が続く。

一気に穂高までと思って書き始めたけれど あまりに長くなって 重いので続きは又次の回で。

コメント (9)
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しばらくお休みします

2008-09-13 09:49:07 | 日記・エッセイ・コラム

来客中にて パソコン開けません。 早ければ日曜日夜復帰する予定ですが・・・・

折角来てくださったのに ごめんなさい

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