車がひっきりなしに通るドライブウェーを渡り 地道に入る。
こちらは 紅葉がすっかり終わっていて 地味な登山道だった。 いえ これが当たり前なんでしょうが 今まで綺麗でしたから
二度三度 大きく曲がって上に登って行く。
さほどきつくは無いのだけれど そのうちたくさんの人が歩いたらしく 大きく抉れた掘り割りのような箇所もあり。。。で 少し不安になる。 どのくらいかかるんだろう? そう遠くは無いはずだけれど。。。
やがて 登り加減の緑のトンネルに突入。。。 う~ん 良い感じだね
この道も 大きく2-3度折れて やがて平行移動になり 展望台に着く。
大阪の街が見える。
と言いたいところだけれど この辺の事知らないし 霞んでいるし。。。で 感動とは言い難いけれどね
ここから ビジターセンターへの案内があり 木々のトンネルの向こうが明るかったから 近かったのかもしれないけれど 駐車場とあったし 時間の事があったのでこれで良しとして元来た道を人目千本まで戻る。
よく見ると道は主に三本あるようだった。私は今度は反対側の山道を歩いていく。
こちら側は歩く人がとても少なく 道幅も狭いので時々不安になって地図を確かめる。
下では お土産を買ったり 食事をする人でごった返していた。
滝から流れている沢 水が綺麗。 透き通っているので魚が泳いでいるのも見える。
なかなか退屈しなくて嬉しい。
「絶対 他の展望台には行かないでくださいね。」のインストラクターの言葉に お利口さんの私は忠実に従ったけれど 行ってみたい所があった。
地獄谷。。。 箱根の地獄谷しか知らないから 一体どんな様子なんだ?と興味が湧く
でも 約束が。。。 葛藤の末 見なかったことに。。。
割れたいわの間をすり抜ける。 閉所恐怖症の私もさほど怖くなくて通り過ぎる事が出来た。 めでたし めでたし
長い階段を下りてきて沢沿いに進むと 紅葉とサザンカが 咲いている場所があった。 歩き始めた頃 反対側に 赤々と咲く山茶花が気になっていた。 と言う事は もう入口近くまで来ているんだね。
山荘の様な鄙びた建物があり たくさんの人が最後の風景を楽しんでいた。
縄文柿の様な大きさのオレンジが紅葉に色を添えていた。
誰もとらないところ見ると渋いのかな?
この前の橋を渡ると 行きの道に合流する。珈琲かぁ 飲みたいな でも 混んでいるし。。。それに私はお昼をたべていない事を思い出した。
お腹空いた~
まばゆいくらいの 赤が映える 瀧安寺の橋をくぐって 後ほんの少し
予定時間より30分前に到着。 良い線だよ。 ホテルに戻って 一番早く出来ると言われたカレーを頼んで がつがつ
お天気悪い中だったけれど 思いがけないたくさんの紅葉が見られて満足。 もう少し山歩きが出来たら 百点満点だったけれどね。