Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

三連水車の秋 Ⅱ

2013-10-08 22:43:24 | まち歩き

ここから 本格的に自転車道に入ります。 大きな道を3本渡ると三連水車に着くはずです。

Nasi
大きな梨がぶら下がっています。

豊水でしょうか? 幸水でしょうか?
安城は梨の産地です。
産直に行くといろんな梨が手に入りますが 週毎に種類が変わります。
美味しい・・・と思って次の週にくるともう売っている種類が変わっています。
新高や愛宕になると そろそろ梨の季節は終わります。

Hekusokazura
おや ヘクソカズラです

かわいそうな名前がついていますが 私は臭いと思わないんですよね
今日も葉っぱをくちゃくちゃ揉んで・・・・

う~~ん 臭くないです。

別名サオトメバナ・・・・えらい違いです。
名前を付けたえらい人  もう少し違った名前浮かばなかったんかなぁ

Jitenshadou

Kinoko
あらあらこんなところでゴルフの練習してぇ・・・・・
ではありません。

まん丸のキノコです。

狸の巾着の仲間かとつついてみましたが煙出てきませんでした。

Daizu
豆がいっぱい植わっています。
大豆も産地らしいです。

安城で大きな畑というと 麦 大豆 稲ぐらいしか見たことありません。

Mi2
何の実?

美味しそうでも無ければ綺麗とも言えない実
硬そうです。

Karasuuri
カラスウリが怪しげな糸を吐いています。

花の形が解らなくなっていますが

これがあの赤い大きな実になるとなんだか不思議です。

Hatena
本当に野の花は知らないのがいっぱいです。 これはひとえに車に頼りすぎて歩くことをしないからに違いありません。
子どもの頃は野を駆け回っていたのに・・・・・

反省です

くっつき虫みたいですね

Inuhouzuki
イヌホウズキ

さっきのワルナスビに似ていますが こちらは棘が無いように思います。

またまん丸な実が下がっています。
何の役にも立ちそうに無いですが・・・・

Kuzu
鮮やかな色の花が現れました。
葛です。 かすかに良い匂いがします。

昔この花に近づいてマムシを踏みそうになったことがあって ちょっとどきどきです。

Nouzenkadura
ノウゼンカヅラと一緒にありました。
似たような形態の花が季節の主役を交代する準備をしているのかしら?

まだまだ続きます。 何しろのんびり歩くと往復2時間のコースですから。 もう少しだけおつきあいくださいね。

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三連水車の秋 Ⅰ

2013-10-08 21:38:44 | まち歩き

あまりに運動不足で 最近特に身体が重い。
こりゃあかんだろう・・・・と言うことで安城から豊田へ繋がっている自転車道を歩いてみることにした。
お茶と おやつを少し持って(まだ食べるんかい!)

秋の花どのくらい見られるでしょうか?

Nusubitohagi
これヌスビトハギ? まだ豆は出来てないけれど

くるんとカールした花は可愛いのだけれど 種が洋服につくようになると いらいらしますわ

ま たいていえいっ!って洗濯機にお任せしますけれどね。

時々ちくんとして あ あんときの・・・と後悔する。

Nagareお散歩を盛り上げてくれる 小川や花 ベンチ 遊具・・・・

いろんな人に出会いますが ここでは私は異邦人
なぜって本当に気まぐれちゃんですからね

Hananira

センブリ・・・・・・じゃぁなくて ハナニラ

Jinjya私たぶんここの氏子です。
違うかなぁ? お正月に一番にお参りに行くのだけれど 寄付金出したこと無い。違う神社には出しているけれど

そのくせお汁粉に 関東煮 蜜柑 御神酒 おつまみ そのほかにサランラップやティッシュのおみやげを沢山もらってきます。

Mi
何の実だろう?
美味しそうにも見えるけれど

Rantana
ランタナ?

おかしいね。 山の花はそれなりに分るのが多いのだけれど 里の花さっぱり分らない。

Akabanayuugesyou
アカバナ・・・・って思ったんだけれど 調べてみるとアカバナは花びらの先が切れている。

アカバナユウゲショウかしら? 水分素敵な名前がついていること

Asagao朝顔の仲間ですよね?

秋の入り口でまだまだ元気に咲いています。

Warunasubi
ワルナスビと思われます。
鋭いとげがありますから。

なすびって名前をもらっていても実がつかないのです。

可愛い花なのに なんか悪者なユーモラスな名前が好きです。

ここまでまだほんの序の口です。
歩道橋に登って北の方を見ます。
お天気が良いと 猿投山の向こうに霊峰御岳が見えます。
今日は残念   猿投山さえ霞んでいます。

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おまけの九十九島 

2013-10-07 19:20:25 | インポート

亭主が行きたかった九十九島
黒島行きの船の時間に左右されて 組み込むことが出来ない。
息子は大丈夫って言うんだけれど・・・・・・・乗り遅れたら大事だからね

喧喧諤々・・・ このやりとり聞いているのいやなんだよね
行ける派の息子に押し切られて帰りに寄ってみることにする。 水族館やクルージングが出来るはずも無く 展望所で九十九島の全景を見ることができれば良いんですけれどね

展望所は四つある。 展海峰 船越展望所 石岳展望台 弓張岳展望台

飛行場に向うのに通り道で出来るだけ高いところ・・・・・石岳のようですよ。 相浦からくるまを走らせていると あと8分の表示  いけるねぇ

Sannsakuro
あれれ 8分の他に山の中を歩かないと駄目なようですよ。 間に合いますか?

道理で車はみんな下の方へ行くと思ったよ~

石段を登って 散策路を通って・・・・石岳って有るから当然山でした~

車で8分の下に徒歩で○分の表示を見落としていました。
走れ~~

Sima
案外早く着きましたけれどね
はぁ はぁ

おお~~島がいっぱい見えます。

九十九島って言うからホントに99もあるのかしら?
無人島もあるんだろうね?

あはは 数えられただけでも208だって。凄いなぁ

どんなふうにこの島達が出来たのか興味あるところです。

Sima2
ガイドマップを眺め 展望台のマップを眺め・・・・・・

解りません。 さっきまでいた黒島も見えるはずなんですが
ほっ? あの黒く霞んだ島かなぁ?

Sima3
ラストサムライのロケ地だそうです。
ラストサムライ見ていないのでどんな風に使われたのか解りませんがオープニングに10秒ほど使われたとか

もうしばらくいて夕景を見ることができたら感動ものだったかもしれません。

あかん飛行機に乗り遅れる。

それにレモンステーキが。。。。。

尾根伝いにもう少し登ったところに展望台があります。 私達は諦めましたが 息子が走って行ってきました。

「佐世保の町が見えるだけであとはあんまり変わらない。」と
何となく納得して帰ります。

やっぱり体験しないと心には残りにくい。 今度は遊覧船かな? 弓張り岳展望台も捨てがたい。

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潜伏キリシタンの島 黒島Ⅱ

2013-10-06 16:41:30 | 旅行記

黒島の環境は温暖で想像していたよりは暮らしやすかったのかもしれない。
条件は悪い。 土地といえるようなものは持たないし 密かに隠れ住んでいたのですから

Sazanaka
あんまり巨木過ぎてこれが何だかよくわかりませんね?

サザンカです。樹齢250年 根回り1メートル80センチ 樹高10メートル以上だそうです。

サザンカは私達の回りでいくらでも見られるのですが 案内人は初めて見る木とと思ったか とても丁寧に教えて下さいました。

樹齢で解るように この木は橋本家がこの地に移り住んだときに持ち込んで植えたのでしょう。条件の悪い土地に住むために 自分たちで作れるものは全て作らないといけません。
とても貴重な食用油を作って暮しを支えていたようです。

Mi
こんな硬そうな実です。

皮はうまく取れるのでしょうか? 実を砕いて絞って使うのでしょうね?

Akou
同じ通りにありました。

アコウの木です。
桑の仲間だそうですが 見た目ガジュマル等南国の植物のようです。

気根を垂らし やがて地面まで垂らして繋がります。
その姿からたこの木と言われたりしますが 一番ショッキングな名前は 締め殺しの木 です。

気根が近くの木に巻き付いて絞め殺すかのごとく枯らしてしまうからです。

藤なども蔓を巻き付けて木を枯らしてしまうのですが なんだかこの木は怖い様子をしています。 気根は蔓ぐらいのつもりで触ってみたけれど 硬くてごつくて・・・・・・風にふらふら・・・はあり得ません。

Akou2

Akou3
家を隠すには良いかもしれませんね?

Kurosimatensyudou
今日のメインの黒島天主堂です。

今長崎では「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を世界遺産に・・・と言う動きがあります。

ほとんどが五島列島にあるそうですがこの黒島の教会もその中にあります。

五島の教会もいくつか見てきてはいるのですが とにかくアクセス悪くて全部回ってはいません。
地元の人々の暮らしにどんな関わりをしていたのか 訪ねてみたいものです。

この教会はマルマン神父さんの設計と指導の元に信者さんの献金と労働奉仕で作られたものです・・・・と聞いてびっくりです。もともと明治11年にこの地に着任したペルー神父さんがこの地に木造教会堂を作ったのが前身だそうですが。 
明治にこの教会を作る技術があったことは驚きです。それも建築家ではありません。 中を見てもっと驚きますが本当に立派な教会です。
長崎県では 大浦天主堂に次ぐ重文です。

「ミサの時はみせてあげられんけれど もう朝のうちに終わっているから・・・・」と中も丁寧にみせて下さいました。

Ati
このアーチちょっと笑えます。
良くある教会のアーチですが 普通はここはステンドグラスになっていたりしますよね?
全部煉瓦がはめ込んであります。
予算が無かったか 技術が足りなかったか・・・・・
手作り感満載で それでいて美しい事に感動です。

Rouka
こちら側にはステンドグラスがはめ込んであります。

面白いのは二階の廊下

オペラ劇場のようにあそこにも席があるのかと思ったら あれは 飾りなんですって

いやー 実にそれらしく作ってあります。
教会が豪華に見えます。

Rouka2
ギリシャの神殿のような柱は何本かの丸木を寄せてあるらしく とても綺麗です。
柱に続くコウモリ天井への流れ 本当に綺麗だと思いませんか?

Koumoritenjyou
傘の骨組みのような天井 コウモリ天井って言うそうです。
板を寄せ合って見事なカーブを描いています。

ん?

板の模様が少し不自然です。

あの木目は全て手書きだそうです。嘘みたいな話です。
マルマン神父さん華やかにしたくて一枚一枚の木版に模様を付けたのだそうです。

Moyou
これは下の方のドアの板です。

模様が木枠より下までかけなくて止まっています。 こんな風にみんなで模様を付けたのだそうです。

Saidan
美しい祭壇です。

この先は聖域中の聖域なので入ることは出来ませんが

Tairu
碧いいかにもヨーロッパ風の美しいタイルが敷き詰められていました。
有田焼だそうですから和洋折衷ですね?美しいコラボです。
祭壇をより神聖なものにしています。

Sekkyoudai
マルマン神父さん手作りの説教台だそうですよ。

一時は2000人近くの信者さんがミサに訪れますから みんながよく見えるように 話が伝わるように 少し高いところからみんなの顔を見ながらお話をしたのでしょうね?

最初の頃床は板張り その後畳敷きに成り ぎゅうぎゅう詰めだったそうです。
最近長いすになって今のスタイルになったそうですから 信者数とも何となく合ってます。

穏やかでにこやかなマルマン神父さんです。

Saidangawa祭壇側も外から見て欲しいと言われ 少し登っていきます。

丸い壁です。
この中が祭壇に当たります。

こちら側から見ても綺麗ですねぇ。

Nagasakibana少し時間があると言うことで 島を一周してくれました。

島の南側は会場にそそり立つ断崖絶壁が繋がっています。

ここが長崎鼻だったと思うのですが・・・・

古里鼻 根谷鼻 小崎の鼻 長崎鼻 女瀬の鼻と続きます。
タクシーから眺めただけですが立派なものでした。

ガイドさんの計らいで島一周くまなく回り 船の出航にも間に合い 九十九島の一つにそんな歴史のある島を巡ったことは とても意義深いことでした。

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潜伏キリシタンの島 黒島Ⅰ

2013-10-03 22:17:53 | 旅行記

佐世保の街を通り越して相浦港まで行くと黒島行きのフェリーがでています。

黒島は潜伏キリシタンの島として知られています。今回この島を訪れるに当たって西海パールCリゾートに連絡を入れました。 島には公共交通機関が無いのでタクシー一台と運転手さん 現地ではガイドさんを手配してくれました。

せっかく行くのですからちょっと案内人が欲しいところです。桟橋手前の待合で簡単なレクチャーを受けて乗り込みます。

Feri
こちらから乗り込むのは 亭主と息子 そして私
タクシー1台 運転手一人です。

ここから高島を経由して50分ほどの船旅です。

Map
江戸時代の後期 大村藩のキリシタン達はこの島に逃れて渡ってきた。

今でもそうだけれど島は無人島かしら?と思えるほど人の気配が無い。

強いて言えば黒島港あたりに人工の建造物らしきものが・・・・

これは曹洞宗興善寺あたり
もともと平戸藩の統治下にあった頃は御影石の採石地であり 軍馬の飼育地だったので 人はいたわけだけれど カトリック信者は 外から家が見えるように建てて住むわけにはいかなかった。
だから外から見えない場所に 回りに木々を巡らして密かに暮らしていたらしい。

Takasima途中舟が寄っていく高島

その後ろに黒々と見えるのは黒島。

黒々した島という説も有り クルスの島という説も有り

Kurosima
真ん中あたりに鉄塔が見えるだけです。

多いときは2000人ほどいた住民も今では500人ほど

静かに神とともに暮らしています。

Korosimakou
黒島港にはこの島に住む現地ガイドさんが待っていてくれました。

もちろん潜伏キリシタンの子孫です。

早速タクシーに乗り込んで島の探検です。

黒島港に上がると黒島神社が有り 自然林があります。少し上がると興善寺と役所跡です。
今は公園になっていますが・・・・・と言ってもとても小さい。こんな所に役所?
一番人口が多いときで2000人ですから これでも良いのかもしれない。
ここでも踏み絵をやっていたと言うから 島の人は本当に息を潜めて生きるしか無かったようです。

うろ覚えですが 龍馬伝にでてきた蒼井優ちゃん扮する芸者さんは 黒島の出だったように記憶しています。

ただ黒島の信者さんは みんなで集まってお祈りをすると言うことが無かったそうです。 一人で あるいは隣の人と こそっとお祈りをしていたそうで・・・・・キリストの教えをどうやって学んだのか解りませんが

Hi
信仰復活の碑です。 
これはこの島の信者さんにとってとても意味があるものです。

キリスト教禁止令が解かれ
1864年 長崎に大浦天主堂が出来るとこの島の出口さんは(この碑のあるところに住居がありました) 夜中に舟を漕いで長崎へ行きます。
信徒である事を打ち明け 黒島に 沢山の潜伏キリシタンがいる事を話します。

外国人神父さんが黒島までやってきて出口親子の家でミサも行われるように成り 潜伏キリシタンは続々とカソリックに復活したのだそうです。

だから 復活の地です。

私達にしたら小さな狭い場所ですが
とても意味のある場所なのです。

Kyoudoubati
共同墓地です。
共同墓地ですから ○○家の墓と言った墓碑銘は付けられなかったのですが 最近それが許されて自分の所の墓を作る人が増えてきました。

本来墓は横向きですが ここでは日本の墓のような形をしていて上に十字架がついています。

代々の墓を持ったら 先祖の骨を掘り起こして集めるのだそうです。

えっ???? ちょっと驚きましたが

黒島のキリシタンの為に尽力を尽くされたマルマン神父様もみんなと一緒にこの丘に眠っていらっしゃいます。

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