世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

憧れの人

2014年04月12日 | ライフスタイル
自分の人生で、こういう生き方をしたいと多大な影響を受けた人はいるだろうか。


ボクには3人いる。


2人は実在する歴史的人物だが、

一人は、映画上の架空の人物である。


その架空の人物を演じた人に昨夜会いに行った。

観に行ったというほうが的を得ているだろうが。




日本の演劇&歌謡ショーを観に行ったのは何十年ぶりだろうか。

というか、あまり記憶にない。

てか、このスタイルは初めてではないだろうか。




ボクが子供の頃夢見たラーフスタイルをずっと貫き通してきたことは

何度も書いてきた。


  25年前、久住高原で

そして現在のボクがある。





旅から旅の「渡り鳥」。


昨日旅から帰ったばかりで、

その足で、眠い目をこすりながら観劇に出かけた。


それは、ボクの人生に最も大きな影響を与えた

「渡り鳥」を演じた憧れの帳本人を

この目でしっかり見ておきたかったという強い願望の具現化だった。



彼が演じた織田信長も、ボクの3人の憧れの人物の一人だったのは

とても偶然とは思えない。


織田信長の激しくも一縷な生涯は、やはりボクの子供心に火をつけたのだ。


方法や立場は違うが、似たような人物に坂本龍馬がいる。


だが、ボクの憧れの3人目に人物は坂本龍馬ではなく、

革命家、チェ・ゲバラなのだ。



小林旭の演じた「渡り鳥」、



戦国武将、織田信長、

そして革命家チェ・ゲバラ。


学生時代、彼に憧れてキューバに亡命しようとした


この3人、あるいは坂本龍馬を含めた4人の人物に共通することは、

流浪の中で共に戦ってきた人たちだということ。

激しく生きてきた、ということ。



だが裏を返せば、

男のわがままを貫き通したと言え、

とても褒められたものではない。



家庭を築き、守りることも大きな事業には違いない。



だが、その対局にある生き方も、男として夢ある生き方ではないだろうか。


ボクが「夢」にこだわった生き方を貫き通すのも

「熱き心」があればこそだ。


最近、熱き夢を語る人が少なくなっていると感じるのは、気のせいだろうか。


守るものがとても個人的なって、

どうにかこうにか築き上げた生活圏を維持することが

人生の中の最大のテーマみたいになっている。



もっと野心的になってはどうだろうか。


関心を、身の回りのことだけでなく、

世界に広げてみたらどうだろうか。


欲望を捨て、希望に生きてみたらどだろうか。


「諦めるな、悔やむな」


「渡り鳥」は言う。


自分を見失うな。

やりたいことをやれ。





ひとつの旅が終わり、

また新たな旅が始まる。