世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

いよいよ大詰め

2014年10月19日 | 仕事
このところ、いつも帰る間際になると重要な局面がやってくる。


次の訪越に課題を残し、あたかも「また来なさいよ」と言っているかのようだ。


昨日は、まだできて間もない小さな日本語学校を訪れた。

和気あいあいとした雰囲気が漂っている。


出迎えてくれたのは、前回オフ会で会ったかわいい女の子。

再会にお互いびっくり。


ハノイもsmall worldになったものだ。

世の中は狭いというが、確実に地球は狭くなっている。


この日は週末でもあり、月一回のランチパーティが催されていた。

学生たちがみんなで料理を作って食べる。




メニューはたまたまボクの好きなBun Chaというベトナム料理。



炭火で肉を焼くのは男性の仕事。




20人弱の男女とも寄宿舎生活をしている。



日本語の堪能な3人のベトナム人教師が日本語を教える。





日本人の先生はいない。


学生にとって、日本人と触れ合う機会は少ないらしく、

興味津々でボクの周りに寄ってきて、覚えたばかりの日本語で質問してくる。



純真ではにかんだ様子がベトナム人気質を反映している。

昨日も書いたが、こうした日本への憧れを、われわれ日本人は裏切ってはいけないとつくづく思う。


食品関係の仕事に着く女の子たち、

自動車関連の仕事に着く男の子、

経済を学びたいという意欲のある男性と様々だ。

彼らの夢と不安は余すところなく広がる。


日本は移民の道をたどるであろう。

いや、移民を受け入れずして日本おこれからの発展はありえない。


移民に反対する人がいる。

多くは、犯罪が増えるから、という理由らしい。


確かにそれは言える。


だが、彼らがどういう思いで日本にやってきて、頑張ろうとしているかを理解する人も少ない。

年収の何年分かをつぎ込んでまで、日本に来たいと思う情熱を掻き消してはいけない。


暖かく彼らを迎え入れ、人間として分け隔てなく接すれば必ずお互い理解しあえる。


確かに言葉の壁は大きい。

それだからこそ、彼らは身を削って日本語の学習、日本文化、習慣になじもうとしているのだ。


日本は純血であるからにして、保守的に走る傾向は否めない。

だが、そこを打破しなければ日本そのものが滅びてしまうだろう。


涙ぐましい彼らの実態を、一人でも多くの日本人に知ってもらいたい。

そうすれば、移民を快く受け入れ、お互い発展の道を歩むことができると確信する。



【追記】


日本にいても、外国人といかに馴染むことができるかが

日本人の生活に大きく影響してくることは必至である。
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10月18日(土)のつぶやき

2014年10月19日 | 福祉
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